レインボーエンジェルズの
鈴木トシロウです。
（猫が好き過ぎる
）
ぼくは今、40歳ですが
20代はずっと音楽に没頭し
「夢を叶えるために生きてる」
という感覚でした。
20代前半は、
先生に毎週キツくしごかれながら
色んなところでベースを弾きました。
人生で一番、白髪が多かった時期。
20代後半はバンドを組んで、
ライブやってCDつくって手売りして
テレビやラジオで流れたこともありました。
そのバンドは
ぼくの脱退と同時に解散しました。
脱退の理由やきっかけは、
人間関係とか
可能性が見えなくなったとか
方向性が違うとか
言葉にしようと思えば色々と挙げられます。
でも、本当の理由は
「魂がノーと言っているから」
でした。
泣きながら帰りました
脱退を決める直前に出演したイベントは、
お客さんの入りもそこそこ良く
演奏もシャベリもウケました。
ぼくらを初めて知り、
CDを買ってくれる方もいました。
でも、その日は泣きながら帰りました。
バンドとしては、
間違いなく良い日だったのに
それでもぼくの本心が
「もう続けるべきじゃない」と言ってるのが
ハッキリわかってしまったからです。
音楽が好きでバンドも好き。
それでも少しずつ、
確実に大きくなっていた
「もういいよ」という声。
それを聞こえないフリしていたことにも、
気付いてしまいました。
その時は、
次に何をするのか
まったく見えてなかったので
「ぼくは夢が叶わない種類の人間なんだ」
と、とても悲しくて寂しかったです。
それでも、
「もう続けるべきじゃない」
ということだけハッキリとわかりました。
誰にも相談しませんでした。
誰にも気持ちを打ち明けませんでした。
今だったら
「1つのことが終わった。またそのうち次が見えてくるだろう」
と思えたかもしれません。
でも29歳のトシロウにとっては
「きっとだいじょうぶ」
「まだ若いんだから」
とか言われても
「は？あなたに何がわかる？」
と卑屈な自分しか出てこないのは
目に見えていたのです。
希望が1つも見えず、
「人生 終わった」
という絶望的な気持ちでした。
自分らしく豊かな人生って？
解散した後、
時間を見つけては一人旅を繰り返す中で
過去に友人の相談に乗って
とても感謝されたいくつかの体験を思い出して
「人を癒す仕事がしたい」
と想うようになりました。
そこから
たくさんのシンクロニシティが重なって
（書くと長ーーくなるので省略）
アラン・コーエンに出会い、
コーチングを教わり
ヒーラーとして活動をスタート。✨
ヒーラーとしてブログを書いたり
レインボーで色々と書いてる内に、
「トシロウの文章いいね」
と言われるようになり
「書くことが好き」と自覚していき
「ぜひ書いてほしい」と依頼されるようになり
ヒーラーよりライターのほうが楽しくなって
シフトしていきました。
今は
ヒーラーとして！とか
ライターとして！とかよりも、
自然のあるところで猫と一緒の
割とゆるゆるな暮らしが気に入ってます。
身を削るような
身を焦がすような
バンド時代もそれはそれで良かったですが、
今はあの頃より
心もお金も時間も人間関係も生活環境も
豊かになってます。
あの時、
「もう続けるべきじゃない」
という心の声に従わなかったら
当然、今のぼくは無かったです。✨
「夢を叶える」というと、
「何か1つのことで才能を発揮し、人並み外れた魅力や実力で圧倒的な結果を出す」
というイメージがあるように思います。
それは素晴らしいことだし誰もが憧れます。
でも結果を出しても辛かったら、
孤独だったら意味ないですよね。
今そのままの自分に満足しながら
より自分らしい人生を目指す、
というのがいいなーと思うのです。＾＾✨
今が楽しくなければ意味がないので。
そしてやるだけやったら必ず次があります。
月並みな言葉だけど本当なのです。
29歳のぼくは完全に打ちのめされて
希望なんて1つも信じられなかったけど、
ちゃんと次がありました。
信じていなかったのに
ちゃんと次がありました。
あなたが自分を信じられない時でさえ、天も人生もあなたを見捨てたりしません。
あなたが諦めない限りは。
あなたが腐らない限りは。
例え何も希望が見えないとしても、
可能性にハートを開き続けましょう。
ちゃんとだいじょうぶになるから。
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