ただ時間が過ぎる。
何も残らない。
存在証明。
此処に自分の証を。


幸せな事だけが全てじゃないって分かってる。
辛い事だってあるって分かってる。


だけど全て幸せがいいって望むのは我が儘ですか?
厭な事なんて1つもなければいいなんて贅沢ですか?


ほんの些細な事だって、厭な事はイヤ。
避けたい。
拒絶したい。
逃げ出したい。


誰か何もない暗闇へ連れて行って。




end




別れよう
貴女にそんな事を言われた
ある寒い日の出来事

私は貴女をこんなに愛しているのに何故
ダメなのですか?

冷たい空気が広がる
入りたての部屋にアナタを押し込み
言葉を発する間も与えず
背後からナイフを突き立てる



目の前に広がるは生臭い異臭を放つ肉片の残骸
紅イ紅イ紅イ液体をそこらじゅうに撒き散らして
アナタの面影など残さないその
哀れに切り刻まれた肉片を見て微笑む私は
人様から見れば狂ってますか?



形の無くなった貴女を見て
虚しさが急に湧いた
だけどただの紅い残骸には
感情など入りません

貴女がいないこの世を考えると
私の生きている意味などわかりません
だから私も貴女と同じ所へ逝きます


別れよう
貴女のそんな言葉がまだ
耳にこびりついて放れない

私は貴女をこんなに愛しているのに何故
ダメなのですか?

貴女を誰かに奪われるよりは

この手で殺してあげましょう
私は後悔などしてません
貴女の血のついたナイフで自分を突き刺す



目の前に広がるは生臭い異臭を放つ肉片の残骸
紅イ紅イ紅イ液体をそこらじゅうに撒き散らして
アナタの面影など残さないその
哀れに切り刻まれた肉片と共に倒れる私は
人様から見れば狂ってますか?




これで永遠に貴女と一緒…



心配しないで下さい
貴女を独りにはさせません
霞んでゆく視界には貴女の姿が写って…



寂しい思いはさせません
貴女に私の全てを捧げます
だから私を捨てないで下さい



end




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タイトルの通り狂愛。

ずっと一緒だなんてあの世でなければ成し遂げられないことだから。





近すぎて見えないものなんて沢山あるのに
近すぎてわからない

遠ざかって初めて気づく今までわからなかった
沢山のもの
アナタの残像と寂しさだけが虚しく残る

ずっと近くにいると思ってた
それが当たり前すぎて
まさかあんな事になるなんて
全然思わなかったよ

ごめんね
なんて今更言っても
きっとアナタの胸には届かないでしょ

だからもうお別れだね
寂しくなんかないよ
悲しくなんかないよ
だって私なんかといるより
きっと幸せになれるから

さようなら。

もう会うことのないアナタへ
最後の一言をまだ日も上がらない夜空へ告げた




end





腹立たしい感情が溢れ出す
頭の中でエンドレスに吐き出される苛立ち
押さえるすべなんて何もない
押さえられるようなキレイな人間じゃないから

誰かに言うのも厭
思い出すだけでも否
だけど脳ミソが覚えてしまった感情は
こびり付いて取れる気配は皆無
すぐ忘れるような簡単な人間でもないから



ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
不満は渦を巻き勢力を増して
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
不協和音が鳴り出しそう

暗黒の雲に包まれたまま
今日という日を終えるのでしょう




end