韓国ドラマ「悪の華」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

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「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

第57回百想芸術大賞(2021年)に5ノミネートしていると聞いて

観ておこうと視聴開始。イ・ジュンギさん作品なら、あまり外れない

だろうし…


韓国放送は、2020年の7月から9月。
全16話。tvN。製作はスタジオドラゴン。
mnet 全16話。

原題「악의 꽃」

 

【あらすじ】
家事や子育てをも完璧にこなす、理想的な夫ペク・ヒソンと、

刑事の妻チャ・ジウォンは、娘と三人で幸せな生活を送っていた。

 

ある日、ジウォンは成り行きで週刊誌の記者キム・ムジンに

夫が営む工房を紹介する。

ムジンが工房に訪れると、そこにいたのは高校時代の同級生でも

あり、18年前に起きた連続殺人事件の容疑者ト・ヒョンスだった。

正体を隠しヒソンとして生きてきたヒョンスは

自分の過去を知るムジンを工房の地下室に監禁するのだが…。

 

【 キャスト 出演者 】
金属工芸家 ペク・ヒソン/本名 ト・ヒョンス: イ・ジュンギ    
ヒソンの妻で刑事 チャ・ジウォン: ムン・チェウォン    
ヒソン夫婦の娘 ペク・ウンハ: チョン・ソヨン

ヒョンスの同級生で週刊誌記者 キム・ムジン: ソ・ヒョヌ 
ヒョンスの姉 ト・ヘス: チャン・ヒジン    

ヒョンスの亡父 ト・ミンソク: チェ・ビョンモ  

ヒソンの母/薬剤師 コン・ミジャ: ナム・ギエ    
ヒソンの父/大学病院院長 ペク・マヌ: ソン・ジョンハク    
本当のペク・ヒソン: キム・ジフン

ジウォンの母 ムン・ヨンオク: チョ・ギョンスク    

ムジンの上司 カン・ピルヨン: ヤン・ヘジン    

強力3チーム長 イ・ウチョル: チェ・テフン    
強力3チーム刑事 チェ・ジェソプ: チェ・ヨンジュン
強力3チーム刑事 イム・ホジュン: キム・ジヌ    

殺人未遂事件被害少年 キム・インソ: キム・ゴン    
インソの父: ユン・ヒソク    

連続殺人事件被害者 チョン・ミスク: ハン・スヨン    
チョン・ミスクの夫 パク・ギョンチュン: ユン・ビョンヒ    

職業紹介所社長 ヨム・サンピル: キム・ギム    
ヨム・サンピルの部下: チェ・ヨンウ    

医者 イ・ヒョンソク: キム・ギチョン    

ヒソンの少年時代: パク・ヒョンジュン    
ヒソンの少年時代: チャ・ソンジェ    
ヘスの少女時代: イム・ナヨン(PRISTIN)    
ヘスの少女時代: イ・チェユン    
ムジンの少年時代: チョン・テギョン    

 

以下、ネタバレ含む感想です。





・ヒロインが、「華麗なる遺産」のお姉さん。お久しぶりです。

あのドラマが好きだった私としては、主人公のハン・ヒョジュを

いじめるこのお姉さんと義母が憎らしくて(笑)。その頃の記憶が

頭に染み付いちゃっていてまだ抜け出せていない(笑)

役者さんを観る時、眼球(黒目部分)をチェックするんですけど、

このムン・チェウォン さんは「目が笑わない」タイプですね。


・ヴィンチェンツォの事務長と社長がなにげにいるし、

不時着のバカ兄もいる。ヴィンチェンツォと並行して見ていた時期が

あったので、事務長への感情がぐちゃぐちゃになりました(笑)。

事務長がヒョンスに対して行った、『プールに少しずつ水をため

沈めて殺人(未遂)』も、なかなかの拷問。「火あぶり、じわじわ出血、

水攻め溺死」が、嫌な死に方トップ3に。

 

・ヒョンスの少年時代を演じる子供たちが、なかなかにイ・ジュンギで、ええとこ見つけたなぁ~と思って見てました。子役選び大事です。

 

・父親が殺人犯で、息子も同じ血が流れているだろうと、
付近住民(主に自治会長主導)が、まだ未成年のヒョンスをつかまえて

悪霊払いみたいなことするもんだから、事件がややこしくなって…

ホンモノのサイコパスは、この殺人犯であるリアル父と、

本物のペク・ヒソンと、息子であるヒソンをかばう義父と、ヒョンス?

 

・どんなに無理設定の物語でも、わりとリアルに近づける男…

それがイ・ジュンギだと思っている(笑) ただ今回は強そうに見えても

本格的な悪には(体力的に)打ち勝てないのでアクションが

封じ込められる場面とか残念。もっと暴れてほしい。

・最後のほう、夫婦ふたりで、わーわー泣いてる部分が多くて、

ちょっと疲れが(笑)。娘ちゃん役のチョン・ソヨンが可愛くて癒し。

 

・殺人鬼でもあるヒソンの両親がとんでもないんですけど、

母親のほうは、さすがベテランのナム・ギエさんだけあって、

感情が伝わるというか、上手だなーって思って見てました。

なんの作品の影響かパッとは思い出せませんが、父親役の

ソン・ジョンハクさんは、どこかコミカルに見え続けてしまいます。

なんの役の影響だろう…。知ってるワイフの銀行の支店長のせい?

 

・最後まで、イ・ジュンギのパワーで持っていかれた。

 

星は、

★★★★★☆☆☆☆☆