まだ見終えたばかりなので、
うまく整理がつきませんけどもね。
ドラマレポの宿題が溜まっているので
ここから無理やり急いで片づけますね。
作品概要はサクッと。
原題 쌍갑포차
JTBCで2020年5月20日から2020年6月25日にかけて放送。
全12話。韓国ドラマにしては短め。
私は、Netflixで鑑賞。
原作は、2016年から続く、ペ・ヘスによるウェブ漫画
脚本： ハ・ユナ
演出： チョン・チャングン
まず…。
①このドラマは、以下の4作品の視聴歴によっても
感想が大きく変わってきそう。
「ホテル・デルーナ」
「トッケビ」
ちなみに、私は4つとも鑑賞済みですし、
特に大好きな作品4つです。詳しくは後程。
②次に、ひとこと感想を先に言っちゃう。
「クセが強いんじゃ…(千鳥ノブ風)」
③今回のドラマ「サンガプ屋台」の主な出演者
ファン・ジョンウムさん、
チェ・ウォニョンさん、
ユク・ソンジェさん、の3名。
みんなね、わりと好き。
ソンジェくんに関してはすごい好き。
ほか2人はもうベテランの売れっ子俳優。
チェ・ウォニョンさんは、優しい父からサイコパスまで
いろんな役をやられているんですけど、
独特な芝居をするなーっていつも思っているんです。
役所広司的な？(笑) 話し始めにクセが出やすいんですね。
憑依型で別人に見える役者とか、
役者キャラがどうしても勝つタイプの役者とかいると思いますが
チェ・ウォニョンさんは完全後者だと思うんです。
ファン・ジョンウムさんは、まず話し方が独特。
顔も個性的なんですよね(お直しされた…？)
今回はメイクもかなりクセが強くて…
この役者としてのクセ強い系の2人がタッグを組んだ過去作が
「キルミー・ヒールミー」です。
『シン・セギ？』って顔合わしてくんないかなーって
特別ゲストで、チソンさん出てこないかなーって。
この2人だけでも十分クセが強いのに、
脇役の方々も、負けないくらい強めのキャラで
そろえてきてませんでした？特にあの世の人々。
途中、コントドラマなのか？って(笑)。
ドラマタイトルの「サンガプ(쌍갑)」
「サン」のは「2つ、双方」という意で
「カプ」は甲乙(不動産契約とかで見るやつや)の甲。
色々な方のブログなどを拝見したところ、
日本だと私の感想みたいな契約書ぐらいでしか見かけませんが、
韓国ではパワーハラスメントの強者を「甲」、弱者を「乙」と
表することもあるそうです。
そうではなくて、どちらも平等に強者(甲)でいる屋台、という
意味のようです。勉強になりました。
【 あらすじ ストーリー 】
韓国の街中に、夜な夜な現れる「サンガプ屋台」。
屋台の女将・ウォルジュは、前世である罪を犯したため、
朝鮮時代から500年もの間10万人の恨みを晴らさなければ
ならないという罰を負っている。
この屋台を訪れる客の夢の中に入り込み、人々の悩みを
解決してきた。あと、10人…と迫るところで、閻魔大王から
1か月以内にと期限を言い渡される。
できなければ、地獄行きだと…。
客が心を開いて悩みを打ち明けなければ、解決できないため
時間もかかるというのに…
そんなウォルジュの前に現れたのが、スーパーで働く青年
ハン・ガンベだった。ガンべは、他人の体に触れると、相手が
悩みや本音を漏らしたくなるという特殊体質で、
子供のころからこの能力に悩まされていた。
ウォルジュはガンベに、目標を達成出来たら、能力を消して
あげることを条件にアルバイトとして契約する。
また、元刑事であるクィも、サンガプ屋台で働くことになり
不思議な三人がウォルジュの使命を叶えるよう力を
出演者一覧もちょっとネタバレ含むので、
これ以降に書きます。
↓↓↓↓以下ネタバレ↓↓↓↓
【 キャスト 出演者 】
サンガプ屋台の女将 ウォルジュ: ファン・ジョンウム
ウォルジュの少女時代: パク・シウン
サンガプ屋台/元刑事 クィ班長: チェ・ウォニョン
スーパー勤務の青年 ハン・カンベ: ユク・ソンジェ（BTOB）
スーパーの警備員/鏡面朱砂 カン・ヨリン: チョン・ダウン(元2EYES)
<あの世>
死神 ヨム部長: ウォニョンの父: イ・ジュニョク
閻魔大王役: ヨム・ヘラン
産神: オ・ヨンシル
<ガブルマート>
セクハラを受ける契約社員 ソン・ミラン: パク・ハナ(1話特別出演)
ガンペの同僚 チェ・ジンドン: アン・テファン
お客様相談室主任 マ・スンホ: ナ・スンホ
セクハラ上司 パク代理: パク・ジュヒョン(1話特別出演)
世子: ソン・ゴニ
世子の親友/悪霊 キム・ウォニョン: ナ・インウ
朝鮮時代の王妃: パク・ウネ(特別出演)
ウォルジュの母親: キム・ヒジョン(特別出演)
1569人目 ソン・チュンヒャン: ファン・ボラ
ウンスの養母 アン・ドンデク: ペク・ジウォン(2話/特別出演)
ウンス/ウンスの実母 イ・スナ: クァク・ソニョン(2話/特別出演)
サンイルホテル会長/朝鮮時代の使道: ユ・ソンジュ(3話/特別出演)
就職活動生 パク・ビョンジェ: オ・ギョンジュ(3話/特別出演)
ビョンジェの彼女: オ・ハヌィ(3話/特別出演)
ジンドンの曽祖父 チェ・ソクパン: チョン・ウンピョ(4話/特別出演)
ロト大戦参加者 キム・ドゥヨン: ウ・ヒョン(4話/特別出演)
ジンドンの祖母 チョムレ: キム・ミギョン(4話/特別出演)
認知症の夫 オ・サンゴン: オ・マンソク (5話/特別出演)
オ部長の妻 ジンスク: イ・ジヒョン (5話/特別出演)
ダンス教室の講師 チェ・スギョン: イ・ソアン(6話/特別出演)
スギョンの夫 カン・イノ: テ・イノ(6話/特別出演)
ガンペが観に行く映画「痛風男女」主人公: ユン・バク(6話特別出演)
映画「痛風男女」のヒロイン: ハ・シウン(6話特別出演)
ギャンブル中毒 チャン・ボクス: チェ・デフン(7話/特別出演)
ガプルマートの会長: キム・ヨンゴン(7話/特別出演)
ウェブ小説の作者・氷の魔女ことボラ: ハン・ソウン(8話/特別出演)
ボラと恋に落ちる宅配業者 ドヨン: シン・ヒョンス(8話/特別出演)
行方不明の息子を探すヒョンオク: ムン・ジョンヒ(9話/特別出演)
ヒョンオクの小学校の同級生サンチョル: チョン・ヒテ(9話/特別出演)
ヨリンの夢の中に出てくる歌手:ソ・チャンフィ(本人/11話特別出演)
詐欺師: アン・チャンファン(12話/特別出演)
詐欺師の女性:イ・スジ(12話/特別出演)
※キャスト表記は間違っていたらごめんなさい。
各話に特別出演として、豪華なゲストが出演していたので
まとめるのが大変でした。
【個人の勝手なる感想・メモ】
・屋台にやってきた客の悩みと解決方法は面白いです。
悩みも様々なので、観る人によって泣けるところもあるでしょう。
特に家族愛に関するところとかは、いいですね。
ファン・ジョンウムのクセも、一瞬麻痺します(笑)。
ウォルジュは巫女の娘。人間だった時から、人の夢の中に入り
悩みを解決してきた。←とメモに書いてあった。
今は神木に囚われている。
・ガンべが働いているスーパーの名前は「カブルマート」
カブルは、갑을で、甲乙の意。
・ユク・ソンジェくん、どんだけ神に宿られてんのよ(笑)って話。
今回はウォルジュが自死した際に、おなかにいた子供で
つまりは生まれる前に死んじゃうし、ウォルジュが神木で
首吊っちゃったりするもんだから、汚したっていうんで罪被るし。
トッケビでも神を降ろしちゃっていたしさー。
何話だったか忘れたけど、神木の前で黒いコートを着て
閃光を浴びてたガンペは、完全トッケビワールドだったよぉ～。
・ソンジェくん演じるガンペは、人に触れると、人の心を
開放させちゃうっていう能力を持っている人。
人に触れると、前世がわかっちゃうという死神がワン・ヨ。
ごめん、複雑なこと言って。トッケビの話を半分しています。
・「死神？」と怯えるガンペ(ソンジェ)はデジャヴ。
すいません、トッケビオタクなもので。
・屋台の扉を開けると、別世界(あの世)→ガンペ(ソンジェ)
図書館の扉を開けると、別世界(カナダ)→ウンタク(トッケビの花嫁)
すいません、またトッケビの話を半分していました。
・死者は記憶を消す忘却シャワーを浴びて転生する。
トッケビではお茶を飲んで記憶を消す。
どちらも水で流すということね。お後がよろしいようで…
・トッケビついでにもう一個。悪霊に襲われて、ウォルジュを
かばって刃が刺さるクィ班長。青い塵となり、天に消えてく…
泣き叫ぶウォルジュ…。どこかで見た気が…。
どこかっていうか、「トッケビ？」
※向こうは赤い塵でしたが。
ちなみに第7話に出てくる屋上は、トッケビのまさしく↑この場面の
ロケ地では。どこどこ？死神さんの立ち位置は？
パク・チュンホンどこ？…と興奮した仲間、正直に申せ。
・やっぱり、10万人を救済という区切りは10が完全な数字だから？
(詳しくはトッケビをご覧ください)
殺した人数とか言っていた(訳された？)気がするけど、
そんなピッタリ賞な数字になるわけもなくない？
・消火活動中亡くなった消防士の生まれ変わり先は、
ブリザード少年団、略してBLS？
・悪霊となったウォニョンが、父の魂を吸うような場面があった
けど、やっぱり悪霊は口から吸うんか～って思いました。
神のいる世界に開いたり、入ってくるのは頭のてっぺんなんだね。
(参考資料として悪霊狩猟団:カウンターズもどうぞ！)
悪霊となったウォニョンのエピソードが後出し過ぎたのと、
この世のものではないという特殊な存在なのに、死神の体が
息子・ウォニョンに乗っとられたことに気づくの、随分と時間が
かかってませんでした？
まだ気づかないの？ってか、まだウォルジュ倒さないの？って
ずーっと思っておりました。
あの世の人まで殺して吸い取っていたんだとしたら、かなりの
悪霊レベルだよね。カウンターズでも倒せない級の。
・悪霊狩猟団:カウンターズでは、夢のような感じで出てくる
場面が、あの世とこの世の間として「ユン(テロップ表記は窿)」と
されていましたが、こちらでは、「クスン(그승)=夢の世界」という
扱いでした。日本で言うところの、三途の川付近？
・愛する人に裏切られ(誤解だけど)、神木で首を吊って…とか
いろんな理由で、500年か。
転生できずに過ごしているヒロイン。…ってところから、
ホテル・デルーナと比較される方もいるそう。
あちらは、ホテル。こちらは、屋台。
・冒頭にも書いた通り、主演の2/3がクセ強い系じゃない？
だから、ユク・ソンジェくんの演技が生きて、逆に良かったね(何様)
ドラマの開始と時同じくして、ユク・ソンジェくんは入隊へ。
帰ってきてからの伸びしろも大変楽しみです。
あと彼女役のチョン・ダウンちゃんもクールな顔立ちだから、
クセを緩和する意味でちょうどよかったかもしれない。うん。
・世子役のソン・ゴニくんは、SKYキャッスルで母親が
自殺したりして、父からもにげて行方がわかんなくなって
げっそりして帰ってきたヨンジェくん。
だからか、ウォルジュとクィ班長で、SKYキャッスルコントしている
場面がありましたよね？
・カン・ヨリン: チョン・ダウンちゃんは、どこかで見覚えが…と
おもったら、「The Witch／魔女」のウシクくんの相方か。
この映画、ほんと、オススメです。
血しぶきが大丈夫でしたら是非✨
・鏡面朱砂(キョンミョンジュジャ) は石？お守りに用いられる
材料とのこと。
・最終回の最後の最後、こんなナレーションが。
『魂の運命は 全て天が決めている
でも天は意外と簡単に感動するので
ささいな言葉や行動で運命は変わり得る
運命を変えるのが奇跡なら
私たちは毎日 奇跡を味わっているのかも
あなたが生きている奇跡
大切な人がそばにいる奇跡
そして
その人と お酒を酌み交わせる奇跡を』 (ネトフリ訳)
天は意外と簡単に感動するというところに、“期待”と
「その人と、お酒を酌み交わせる奇跡」は、
コロナ禍で飲みに行けなくなった現状だからこそジンワリ来る。
・ラストはカメラ目線で視聴者とウォルジュが酒を酌み交わす。
前半でも、突然カメラ目線になって、「徳を積むためには、
人に優しく…」みたいなことを説く場面もありましたね。
・漫画原作ということなので、そもそも何が先で何が後だったのか
わかりかねますが、ドラマの企画書を局に提出する際に、
または脚本を公開する時に、勇気がいったと思うの(笑)。
「これ、あのドラマみたいですね？」みたいなさ。
それが、マネとして捉えられたのか、
オマージュとして捉えられたのか。
まぁ、まだ脚本はそんな気にならないかもしれない。
一話一話がとても充実していたと思うし。
でも、ユク・ソンジェをこの役にキャスティングするというあざとさ？
逆に企画案の勉強として、知りたい。うん。
まぁ、ソンジェくん自身があざと可愛いからいいんだけどぉ～💕
冒頭にも言った通り、先に出した4作品への思い入れの強さ
次第で、評価は変わってくるかもしれない。
あと、ファン・ジョンウムさんのクセに慣れてるかどうか(笑)。
星は
★★★★★★☆☆☆☆
面白い回もあったし、何度も寝てしまった回も…。
私は2話のエピが好きだったな。女優さん2人も好き💕