普段だったら絶対観ないタイプのタイトルです。
主演のチョ・ビョンギュくんが、最近やたらと
目に飛び込んでくるのでついつい…
後日追加: 2015年にドラマに出始めてから
エキストラなども含めて70本以上の作品に
出演しているそうです。
結果、観てよかった!大正解ドラマでした。
日本題がいつもの過剰なアレ…なわけで、
原題は「경이로운 소문」(驚異的な噂)
噂=韓国語で「소문(ソムン)」=主人公の名がソ・ムン
驚異的な能力を身に着けるソ・ムン…ソムン…噂…
…みたいなちゃんとした(日本題ちゃんとしていない説(笑))
やつです。
悪霊狩猟団: カウンターズ
韓国では、OCNで、2020年11月から今年1月まで放送。
全16話。Netflixで鑑賞。
監督: ユ・ソンドン
脚本: ヨ・ジナ(12話までで降板)
13話は監督がひきつぎ、キム・セボムという方に
引き継がれたとか。
原作がウェブ漫画としてちゃんとあるのに、それでも
脚本で揉めるんですね…
途中で脚本家降板とか、現場考えると鬱…
シーズン2の制作もすでに確定ということで、
楽しみです。普段は辛口なことばかり書いてますが
嘘で褒めたりはしません。
韓国では初回視聴率が2%台だったのが、
12話で10%台を記録と
うなぎのぼりな感じで人気が上がったようですね。
【 あらすじ ストーリー 】
高校生のソ・ムンは、幼い頃に両親と一緒に乗っていた車で
事故にあい一人だけ生き残るが、事故で片足が不自由となり
祖父母と暮らしている。
一方、普段は行列を作るククス店のスタッフだが、実は
この世の彷徨える悪霊を退治し、天界に召喚する死神のような
存在として活躍するカウンターたち。
ある日、突然、ソ・ムンに雷のような衝撃が襲う。
その日から髪の毛がクリンクリンと動き出し、
右手には6つの黒い点が…気が付けば、怪力を得ていた。
カウンターが悪霊に殺され、そこから飛び出した天界の管理者
ウィゲンの魂が行先を彷徨って、ソ・ムンに宿ったのだった。
祖父母を心配させたくなく、最初はカウンターになることを拒む
ソ・ムンだったが、死んだ両親に会わせてくれることを条件に、
カウンターになることを決める。
ククス店の3人のカウンターたちのもとで、カウンターとしての
能力を高めるための訓練が始まる……
…って、待って。ムズイ!
トッケビのあらすじ説明と同じぐらいムズい!
「女子高生が、鬼と出会って。…で、恋に落ちるの
そんでね、同居人が死神で…」
「面白くなさそう」
の、パターンや!あかんあかん!
一言でいうと、
「赤いジャージの4人衆!
絆を強めて最強悪霊を倒す!
~一番怖いのは、やっぱり人間だよね~の巻」
ああああああ。余計、面白くなさそうになってるやん(笑)。
この世に存在を知られまいと、活動のあとは関わった人々から
記憶を消したり、存在を隠しているんだけど、なのに
赤いジャージでね。目立つ目立つ。
途中までは車で移動するけど追い詰める時には、
驚異的なスピードで走って捕まえる。アナログやで…
でも。お母さんのような優しさで支えてくれる治癒能力者の
メオクとか、怪力で兄貴のようで父のようでもあるモタクと
姉のようでもあるハナと家族のような絆ができてきて…
というストーリーもあるから、安心して色んな世代に観てほしい。
そして、一番怖いのは欲深い人間だから…。
さて。キャストも一部ネタバレになってしまいそうなので、
ここから先はネタバレゾーンといたします。
未視聴の方は、回避を。
【 出演者 キャスト 】
<カウンター>
高校生 ソ・ムン: チョ・ビョンギュ
怪力の元刑事 カ・モタク: ユ・ジュンサン
レーダー役 ト・ハナ: キム・セジョン(元I.O.I/gugudan)
治癒能力者 チュ・メオク: ヨム・ヘラン
事故処理・資金調達 チェ・ジャンムル: アン・ソククァン
悪霊に殺されるチャン・チョルジュン: ソン・ジル(特別出演)
シンガポールで活躍する オ・ジョング: ソン・ホジュン(特別出演)
<あの世とこの世の境目「ユン(テロップ表記は窿)」>
管理者 ウィゲン: ムン・スク
モタクのパートナー キム・ギラン: キム・ソラ(トッケビにも)
ハナのパートナー ウシク: ウン・イェジュン
メオクのパートナー(息子) クォン・スホ: イ・チャンヒョン
ジョングのパートナー: イム・ジギュ
天界の監査役 インスペクター: ウ・ミファ
<ムン周辺の人々>
ムンの父 ソ・グォン: チョン・ソクホ
ムンの母 ハ・ムンヨン: ソ・ヨウン
ムンの祖父 ハ・ソック: ユン・ジュサン
ムンの祖母 チャン・チュンオク: イ・ジュシル
ムンの子供時代: キム・ゴンウ
ムンの親友 イム・ジュヨン: イ・ジウォン
SKYキャッスルにも出演。
ムンの親友 キム・ウンミン: キム・ウンス
ちょっと加藤諒
市長の息子 シン・ヒョク: チョン・ウォンチャン
ガタイのいいヒョクの先輩 ペク・ジュンギュ: キム・ミンホ
ヒョクの取り巻き仲間 チョン・グンヨン: キム・ヨヌ
ヒョクの取り巻き仲間 イ・チョンジョン: キム・ヨンハン
これまたガタイのいいジュンギュの仲間 トクデ: イ・ギュホ
<警察>
キム刑事/モタクの恋人: チェ・ユニョン
キム刑事の後輩 カン・ハヌル刑事: イ・ギョンミン
チェ署長: サン・カンコク
ピョ課長: パク・ジンス
<ハナ周辺の人々>
ハナの妹 ハ・ヨンジュ: ソン・ジウ
行方不明の両親を探しているホ・イヨン: イ・ソンビン(特別出演)
<悪い人たち>
チュンジン市市長 シン・ミョンフィ: チェ・ファジョン
テシングループ会長 チョ・テシン: イ・ドヨプ
テシングループ常務 ノ・ハンギュ: キム・スンフン
ハンギュの兄弟で実行犯 ノ・チャンギュ: チョン・ジンオ
チャンギュの手下 リム・ジェチョル: チェ・シウォン
市長の秘書 チャン・ヘギョン: キム・ジョンジン
殺されたキム・ヨンニム: キム・イキョン
悪霊の寄主 チ・チョンシン: イ・ホンネ
一瞬、キム・スヒョンに見える瞬間がある。
夫殺しの悪霊 ベク・ヒャンフィ: オク・ジャヨン
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以下、感想です。超個人的・頭沸騰系の感想です。
・主演のチョ・ビョンギュくんは菅田将暉に似てると
言われているようです。が、役者の性質的に言うと、
菅田将暉<濱田岳?
役の幅広くて、愛嬌のある実力派俳優といった感じ。
最初に「ストーブリーグ」(2019)を観まして、普通に社会人役でした。そこから、「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」(2018)では、
高校生役(共演の女優さんと熱愛報道)、んで今回が、
多分一番幼い感じ…ですよね(誰に同意を)。
なーんか、「ちょうどいい」んです。
イケメン過ぎず、身長も高すぎず。濃くもなく、薄すぎず。
後日追加:韓国のバラエティー番組に出ているビョンギュくんを
観たら、物怖じを全くしない押せ押せの若手芸人のようでした(笑)。
※そうそう、親友の女の子、SKYキャッスルのメイン家の
妹ちゃんなんですよね。ここでもお友達。
・たまに体の重心が吊られ感バレバレの(笑)ワイヤーアクションに
なっているところもあるんですが、それもどうでもいいよっていう
気分になるアクションの爽快さ。チラッとほかの番組で観ましたが
受け手側の身のこなしの上手さも、そこには大きな関連が
あるのでしょう。特に、ハナの蹴りが私としては憧れる出来で
それをみているだけでも楽しかったです。
・ヨム・ヘランさんといえば、トッケビの意地悪な叔母さん…
のイメージもありますが、最近は役幅広ーい。
悪いイメージからスタートすると、良い役やった時に
倍でポイント付きますもんね(何カードだよ)。
今回も途中からは白髪頭になったりしつつも、母のような優しさで
ムンを包み込んであげるところは感動でした。
息子のお嫁さんの再婚を祝うメオクさんの場面もよかったなぁ…。
・地(タン)=땅 で合ってる?
これは、カウンターにしか見えなくて、通り雨のように自然に
発生する。が、それを呼べる能力を持っているのが、ムン。
ここを悪霊が通ると「踏んだ」で、それをハナがキャッチ。
その中でだとカウンターが本領発揮できる。(自分まとめ)
作中の説明によると、「天上と現世の結合による波動」で、
人間の5倍ぐらいの力が出せる…で合ってる?
先生!天界の授業を受けたいです!
・市長とかテシンのやつらとか、ほんとクズなんですけど、
実行役が、ヤクチュウ出身の(地元中学じゃあるまいし)
下っ端ヤクザで間抜けなのが、息抜きになって良いですよね。はい。
本当の悪役たちが、引き立ちますし。おすし。
・市長の「よっ!クッパ登場!(スーパーマリオより)」みたいな
最後の戦いの時、カウンターズがあまりに良い動きのキレを
魅せるため、市長一人だけ
“あれ、ネトフリ、回線途切れ途切れだな…” みたいなことに。
ちゃうよ。みんなが動きが良すぎるからだよー。
市長にもフード被せてあげてー
・モタクのパートナーの化粧濃いめ女性は、トッケビで
夫に殺されてウンタクに相談する役どころのキム・ソラさん。
無事、天界に召されてユンで働いているんだー…と
くっつけた人、トッケビ友達になりましょう。
・メオクの息子さん、品が良い…。
市長の息子さん、痩せすぎな気が…
(キスマイの玉森さんをふと頭に浮か自粛)
・最強の悪霊くんは、「ザ・キング:永遠の君主」にも
出ておられましたね。そして、女性の悪霊(強すぎ)は、
顔とか全然似てないけど、河〇案里さんが浮かびました…
・それぞれのカウンターになる以前の過去が、いいんですよね。
モタクの彼女、絶対そこいったら殺されるで?って思いません
でした?(そして彼女の後輩が、カン・ハヌル刑事。
優しいあの顔がチラリチラリ…)
カウンターズの女性たちが、結構表情とか崩しまくってるなか、
チェ・ユニョンさんが、お面のような感じを受けるといいますか。
「製パン王キム・タック」以来かと思います。懐かしいです。
・最終回のエンディングで、メイキングなどでも隠されていた
スタントさんたちと並んで撮ってる2ショットが出てきますが、
ほんと、スタントという生き方もすごいなー、と改めて思いました。
うまい感じに似せてるのよね(似てる人を選んでいるというか)
スタントという職業の「情熱大陸」が観たい。
・翻訳テロップだと「死神」と説明が出るものは、
発音を聞くと「저승사자(チョスンサジャ)」冥途の使者?
トッケビを鬼と訳すのも、うーんだったけども難しい。
「悪霊」の扱いも「악귀(アックイ)」と言ってて、なんか発音から
受ける印象だと、悪鬼…に近い感じなのかなぁ。
・「Sweet home」もそうでしたが、化け物は、全黒目なのかな。
目に土が入る⇒埋葬される、だから目が黒くなる?
じゃあカラコンで黒目デカい人は、棺桶に足を…(やめとき)
はぁぁあ。楽しかった。
時間観て、おかわりしたいと思います。
ククス、おかわり!
星は
★★★★★★★★★☆