先日行われたライブにて、スパガ10周年に向けての10大発表がされました。
毎年恒例の下半期のロードマップ発表。
今回はその発表を振り返りながら、感想を書こうかなと思います。
#1
SUPER☆GiRLS4冊目の写真集『STARS!!!!』を2019年7月26日 秋田書店より発売
タイでの撮影が約5日間という長期間でしたし、海外撮影のコストを考えれば、バーターで写真集かDVDの撮影も行われていると予想していましたが、まぁ予想通りの写真集発売ですね。
ちなみに、価格はDVD付きで4104円との事。
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SUPER☆GiRLS STARS!!!! (DVD付き) (AKITA DXシリーズ)
4,104円
Amazon |
#2
Rakuten LIVEにてSUPER☆GiRLSショッピングチャンネル開設
Rakuten LIVEについて調べてみたところ、ギフティング可能なライブ配信アプリという事で、SHOWROOMと似た様なものなのでしょう。
正直、「SHOWROOMと何が違うの?」という感じですが、楽天が絡んでいるという事は、グッズの宣伝をしたり、楽天経由でグッズが買える様になるんですかね?
#3
スパガのカードゲーム「オシバト」の大会を7月から開催決定
個人的には「誰得企画?」という感じなんですが、運営はまだ諦めてない様子。
YouTubeにルール説明動画があるのですが、わざわざ、こんな勉強するオタクが果たしているのでしょうか…。
というか、この説明動画。
全部で5つあるのですが、それぞれ270回~50回しか再生されていません…大丈夫か?
本気で盛り上げたいんだったら、もっとメンバーがコミットした方が良いと思いますよ。
例えば、メンバーが遊び方をレクチャーしたり、メンバー同士の対戦動画を撮ったりね。
#4
SUPER☆GiRLSのマスコットキャラクターが誕生
個人的に、ゆるキャラが好きな事もあって、「スパガもゆるキャラ作れば良いのにな~」と妄想した事があったのですが、まさか現実になるとは。笑
アイドルグループがゆるキャラを持つのは、結構面白いと思うんですよね。
私の様なゆるキャラ好きからしたら、それだけでフックになるし、グループに彩りを加えてくれるんじゃないかなと。
例えば、グッズのデザインにも幅が出るだろうし、告知をキャラクターが発信するのも親近感があって良いかもしれません。
二次元の可愛らしさと三次元の可愛らしさは別のものだと思うし、良い相乗効果が生まれる事を期待しています。
#5
スパガキャラとマイメロディのコラボ。今秋商品展開予定
マイメロパイセンが早々に絡んで来るという事は、スパガちゃん(仮)のデザインにはサンリオが絡んでいるという事なんですかね?
このコラボ商品がサンリオの店頭にも並ぶのであれば、また違った層にスパガをアピールする事が出来るので期待したいところ。
最近のサンリオさんはディアステージとガッツリと手を組んでいるので、今後のお付き合いの為にも、スパガちゃん(仮)には頑張って欲しいものです。
(個人的には、ゆるキャラグランプリに出て欲しい!w)
#6
2019年10月にSUPER☆GiRLS「超絶☆学園レストラン」を期間限定でオープン(東京都渋谷区)
コラボカフェは、よくやっているイメージがありますが、今回はレストランなんですね。
#7
SUPER☆GiRLS ワンマンライブ開催
8月31日(土)神奈川 ランドマークホール(キャパ750)
毎年お馴染みのノンストップライブを今年も開催。
会場がいつもの新宿BLAZEから、ランドマークホールに変わりましたが、キャパ自体は800人→750人と、ほぼ同規模と考えて良さそうです。
9月14日(土)東京 品川インターシティホール(キャパ700)
10月19日(土)東京 北とぴあ さくらホール(キャパ1300)
11月2日(土)大阪 ESAKA MUSE(キャパ450)
そして、秋のワンマンライブも発表されました。
上半期はライブの回数よりも、生誕祭の方が多いイメージがありましたし、地方公演もなかったので、嬉しいお知らせになったのではないでしょうか。
注目としては、10/19のさくらホールですね。
キャパがこれまでの2倍に増える事もあり、今のスパガの実力が試されるのかなと。
2階席封鎖…みたいな悲しい光景にならない事を願っています。笑
あと、9月と10月のライブはホール形式(notスタンディング形式)になると思うので、新規さんはこの機会にライブデビューするのも良いかもしれません。
#8
SUPER☆GiRLS メジャーデビュー日記念ライブ開催
2019年12月22日(日)横浜 Bay Hall(キャパ1100)
年末恒例のワンマンライブ、今年は横浜で開催と。
しかし、秋のワンマンの会場もそうですが、都心の会場を押さえるのが、本当に難しくなってるんだな~と実感させられますね。
会場不足は東京五輪の前後が厳しいという話なので、この状態はもう少し続くのかもしれません。
#9
23枚目シングルを9月に発売
5枚目フルアルバムを12月に発売
9周年ライブのセトリを見て、「いつまで十年前の曲をやるんだろう…」と思ったものですが、そんな声に応えてか、まさかの第4章1年目で新アルバム発売。
もうね、「シングルが溜まったら、アルバムを作りましょう」というスピード感ではやっていけない時代なんだと思いますよ。
配信全盛のこの時代、楽曲の消費スピードはどんどん早くなってるし、アイドルのサイクルもどんどん早くなってきている。
2年とか3年のスパンで考えてたら、取り残されていくだけだと思うし、アルバムを作る事から逆算して決めていかないと、一向にアルバムを出せなくなってしまう。
そういう意味では、スパガもやっと配信時代のスピード感に対応したと言えるのではないでしょうか。
ただ、これで残念なのは、第3章時代の楽曲がアルバムに収められる機会を失ったという事。
私もそうですが、アルバム単位で音楽を聴く人って多いと思うし、どこかのタイミングでベストアルバムを出して欲しいなと。
第3章を黒歴史にするのは止めてー!笑
rage30@rage_30
リーダーにとって、第3章は黒歴史なのですね。😭 https://t.co/pHFH9zjDcg
2019年06月18日 03:23
#10
メンバー11人全員がセンター曲・全曲ミュージックビデオ制作
フィーチャリングソングを毎月連続リリース
毎月1日から 各ミュージックビデオを公開する
以前のブログに、「スパガは誰もがセンターを目指し、誰もがセンターになれるグループを目指すべき」という事を書いたのですが、まさか、こういう形で実現するとは驚かされました。
連続配信自体はまだしも、メンバー全員のセンター曲を作る…というのは、あまり聞いた事のない試みです。
「チーム(グループ)よりも、個(メンバー)で戦うのがスパガの本質」という事は以前にも指摘しましたが、あくまでスパガは個で勝負するのだなと、改めて思わされましたね。
平均年齢19歳のグループに学生服は…という気もしなくもないですがw、世界観はとにかく平易であれば良い。
主役はあくまで、メンバーなのですから。
・最後に
細かい発表もいくつかありましたが、大筋としては「ライブと楽曲を増やします」という事ですよね。
完璧とまでは言いませんが、少なくとも、これまで課題や不満と向き合った事は確かですし、評価して良い内容なのではないでしょうか。
これ以上の要求となると、地上派レギュラーとかになっちゃいますし。
そういえば、6月にあった4日間の撮影は「超絶☆絶叫ランド以来の連ドラか!」と思ったのですが、おそらくアルバムMVの撮影をしてたのでしょう。
樋口P🌟スパガ10thyear #夏スパガ🌐わーすた 6/26 MiniALリリース@avex_idol_P
🌟スパガ🌟今週は連日の撮影…☀️天気に恵まれとてもラッキーガールズ‼︎ 😁 #スパガ https://t.co/tG5kt296WC
2019年06月06日 13:02
アルバムとシングルの予算を合わせて、MVもまとめて撮影する事で経費を浮かすと…。
限られたリソースの中で、よく頑張ってると思いますよ。
今回の発表で一番の驚きとなったのは、やはり新曲の連続配信。
前々から「スパガにも連続配信して欲しい!」と思っていたので、いざ実現するとなると、なかなか感慨深いものがあります。
どうして連続配信して欲しかったかと言うと、連続配信には2つの効果があると思っていて。
1つは、“イメージの更新”ですね。
短期間に新しいビジュアルや音楽を発信する事で、古いイメージを更新して、新しいイメージを定着させる効果があると思います。
例えば、メンバーの進退でグループの体制が変わった時や、新アルバムで新しいコンセプトに挑戦する時など、それまでのイメージを更新する必要がある時に有効なんじゃないかなと。
そういう意味では、スパガが第4章になったタイミングで、連続配信を行うのは理にかなった判断と言えるでしょう。
そして、もう1つは、“リブート効果”です。
短期間に連続して作品を発表する事で、グループに勢いを与えたり、話題性をもたらす事が出来ると思うんですね。
例えば、リリース期間が空いて停滞気味の時や、メンバーの卒業で勢いが止まりそうな時にやれば有効なんじゃないかなと。
今回のスパガに関して言えば、「まだまだ頑張りますよ!」という運営のモチベーションを強く感じたし、発表を受けて「まだまだ応援しよう!」と思ったファンの方も多いのではないでしょうか。
以上の点から、連続配信自体には大賛成。
…でもね。
ここで敢えて異を唱わせてもらうと、「“全員センター”は必要だったのかな?」と思うんです。
前回の記事で「今のスパガには再ブランディングが必要」という事を書きましたが、新メンバーをプッシュするのとは別に、「スパガ=〇〇」というイメージを浸透させる事も必要だと思うんですよ。
例えば、漫画や映画でも、最初から全てのキャラクターが登場したら混乱するじゃないですか。
まず、主人公が現れて、主人公の事を理解してから、他のキャラクターが気になって来ると思うんです。
スパガで言えば、「スパガ=阿部夢梨」という認識をまず広めて、そこから「他にどんなメンバーがいるんだろ?」と興味を持ってもらえると思うんですね。
いきなり知らないメンバーのMVを見せられても、「誰?」って思われて終わってしまうかもしれないし、すごく散漫なグループという印象を持たれるかもしれない。
そういう意味では、センターは阿部さんに固定して、「スパガ=阿部夢梨」というブランディングを確立した方が良い様な気もします。
あと、これは商業的な話になっちゃうんですが、商品として出す以上、1回でも多くダウンロードされる事を、1回でも多く再生される事を目指すべきだと思うんですよ。
どんなに良い曲でも、聴いてもらえなければ意味がないし、少しでも多くの人に聴いてもらって、曲を広めていく為には、人気のあるメンバーを前面に出すのは当然の事でしょう。
そういったグループとしての利益を考えた場合に、果たして“全員センター”で良いのかなと。
というか、こういう問題があるから、他のグループは“全員センター”をやらないと思うんですけどね。
結局のところ、何を言いたいのかと言うと、「“全員センター”を喜んでるのは既存ファンだけじゃね?」という事で。
この企画を喜べる人は既にメンバーの見分けが付く様な人だと思うし、そういう人に向けてボールを投げる事が、果たして今のスパガに必要なのかなと。
新規ファンへの訴求力を考えれば、センターを阿部さんに固定して、MVは本数を減らして、1本1本のクオリティーを上げた方が手堅いとは思うんですよ。
ファンの間だけでは異常に盛り上がるけど、蓋を開けてみれば、新規層を置いてけぼりにしてた…みたいな状態になる事も十分ありえるわけで、個人的にはそういうリスクも抱えた企画だと思っています。
(ここからは私の解釈の話になります。実際はどうかなんて事は…知らん!w)
では、どうしてスパガは、そんなリスクを冒してでも、“全員センター”をやる事に決めたのか?
その答えは、阿部さん1人の力では武道館には行けないからです。
これは別に、阿部さんが実力不足だと言ってる訳ではなくて、過去を参照すれば分かる話で。
スパガには過去、元メンバーの前島亜美さんが孤軍奮闘して、1人でグループを引っ張っている様な時期がありました。
じゃぁ、その時期に武道館に行けたかと言うと、まったく行けなかったわけですね。
エース1人の力に依存するだけでは、限界がある事は、スパガの歴史が証明しています。
スパガが本気で武道館を目指すのなら、誰か1人ではなく、メンバー全員が前島さんクラスの実力をつける必要があるでしょう。
それこそ、全員がセンターをやれるくらいのメンバーにならなければ、武道館など夢のまた夢に過ぎません。
つまり、“全員センター”というのは、プロモーションでも、お遊びの企画でもなくて、スパガが武道館を目指す上での必須条件でもあるのです。
第4章が始まって半年間、グループがどういった方向に向かうのか注目してきましたが、運営の答えは「スパガはスパガらしく戦う!」というものでした。
自分達らしさ…本質に接近し、原点に回帰していく中で、このグループの名前が示す通り、メンバーに“スーパーな少女”である事を望むのは当然の帰結と言えます。
この答えが正しいのか、間違っているのかは分かりません。
しかし、今はその答えが正しいかどうかよりも、正しいと信じる事が必要なのかもしれません。
今回の発表からは、「この11人を信じる!」という運営の覚悟が伝わってきました。
次に問われるのは、メンバーの覚悟です。
この期待に応える責任が彼女達にはあるし、責任は果たさなければならない。
これから彼女達には、1人1人が“スーパーな少女”である事を証明する為の戦いが始まるのでしょう。
そして、いつかメンバー全員がそれを証明した時、SUPER☆GiRLSは本当の意味で完成すると思うのです。


