永きに亘り中断してしまった、卡拉OK小姐達の話ですが、語り始めた以上最後まで語らない訳にはいきませんので、再開したいと思います。

 

 弱い立場の方達を支え続け、力尽きたブロ友の「苺」さん。その御意見を聞きたかったのですが、最早、聞く事が叶わないのが残念です。しかし、皆様にも知って欲しいのです。

 

 ちょっと、ふざけた言い回しで書かせていただいていましたが、なかなか書く気が起こらず、今まで放置してしまいました。

 

 ここからは、つまらないかも知れませんが、シリアスに書いていきます。本来は決して面白い話ではないのです。世の男性の方達には、よく考えていただきたいのです。

 

同じ人間なのに、なぜ彼女たちは理不尽な目に合わなければならないのか。

 

 そして、男性達は目を瞑って知らない振りをしたり、あたかも武勇伝のように自慢したり、何か悲しい気持ちになってしまいます。娘がいるからそう思うのでしょうか・・・。

 

 大学の大先輩で尊敬していた方が、タイでの武勇伝を自慢していました。酒の席での話ですので、私も笑って聞いていたのですが、14・5の少女に・・・。

 

 もし、自分の娘だったらと思うと・・・。何か書きたくなくなって来ましたが・・・。

 

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(「貴方の彼女でしょ」からの続き)

 

 小李がクビになり、独りで工場を稼働させなくてはならない私には、卡拉OKに行く余裕などありません。元々、小李を喜ばせるために行っていたのですから・・・。

 

 しかし、1週間ほど過ぎた頃電話が鳴り、「どうして来てくれないんですか」と阿麗の声。「面倒くさいな~」と思ったものの、「土曜日に行くよ」と言ってしまいました。

 

 日本(本社)との連絡用に日本人専用電話を引いてもらっていました。電話番号知らないはずなのですが、きっと小李から聞き出したのでしょう。

 

 目をつけていた従業員(「マスカットキャンディー」参照)が良くやってくれるようになったため、少し余裕が出来たのですが、面倒な話です。時間を持て余すのは間違いありません。

 

 また、足がありません。以前は小李が食堂のおばさんに頼んで、バイクに荷台をつなげた乗り物(食材運搬用)で運んで貰っていました。

 

 小李の一件(「広東省新会市」及び「宣戦布告」を参照)以来、工場と交戦状態になっていましたので、私用で工場に借りを作りたくなかったのです。

 

 食堂に夕食いらない旨を伝え、徒歩で行く事にしました。卡拉OKのある崖南鎮府までの道のりは、ざっと5kmです。帰りはバイクタクシーを捕まえれば何とかなるでしょう。

 

 土曜の夕方は香港人も総経理も早めに退社し、工場には一般従業員しかいません。煩い事を言う者はいないのです。但し、周りがスパイだらけで筒抜けでしょうけどね。

 

 人気を避け、守衛に見つからない様に、こそこそと脱獄したまではいいのですが、「チリンチリン、どこ行くの」、「あ、ちょっと飯食いに・・・」、てな具合で何人かに声かけられました。
 

 月曜日にまた総経理の尋問かな・・・。「まぁ~、どうでもいいわ」と開き直り、歩き続ける事約1時間で到着です。この時点で33歳だった白楽雲。さすがに5kmはチョットしんどい。

 

 まず、市場で買い物です。ライチのシーズンが終わり、龍眼(ロンイェン)のシーズンです。龍眼は龍の目のように丸く黄色い直径2~3cmの果物です。

 

 皮をめくるとライチの様な果肉で、味も似ていますが、水分は少し低めで甘味が少し強めです。ライチより小さい分、食べにくいという欠点はありますが、美味です。

 

 楊貴妃が好んだというライチですが、実は龍眼であったとの説もある様です。どちらにしても、美味ければ何でもいいですよね。

 

お土産持って、「いざ出陣~」

 

 

 

(つづく)

 

 

 

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白楽雲

 

 

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