マフラーの越冬2
2回目から5回目までは土の中で冬眠した。
マフラーは、土に潜るところを決して人に見せなかった。見ていると潜らない。2~3時間ひとりにしておくと、潜ってしまう。そして、次の春までお別れだ。
4月下旬、暖かい日が続くと、待ちきれなくなった飼い主が掘りだして水槽にもどした。
6回目(平成6年秋~平成7年春)
いつもと同じように土を用意したが、潜らない。
カメの目に土粒が入って、手の甲のうろこで擦るから、よけいに泥んこ顔になっていた。土に潜る野生の勘を、突然忘れてしまったのか。
涙を流しながらウルウル目で見上げた。
「どうしてこんなところに閉じ込めるの?」と、言っているようだった。
仕方がないから水槽に戻した。
エサは食べず。水中の土管に潜って夜眠り、朝になっても起きてこなくなり、春まで眠った。
冬眠中は冷暗所保存。蒸発した水を足したり、水面に溜まったほこりをすくいとったりだけの世話。
冬眠は寂しいけれど、冷たい水で水かえしなくてすむ、飽きの来ない都合のよいペットだった。
目覚めた日付、記録していなかったらしく不明。
7回目(平成7年秋~平成8年春)
人間たちは小さいストーブを朝晩つけていた。
10月30日 262g エサを食べていない。
12月30日 262g 減らない不思議。
年明け1月20日頃から水中の土管の中で、短期冬眠。
2月29日エサをすこしずつ食べ始めた。食べ始めてから体重が減り、
5月13日 244g その後持ち直して、夏の終わりには280g
冬眠中のカメは人間と同じ部屋。寒い方が体力の消耗を防げると思うのだが、なぜか寒いとバシャバシャ動く。暖かめの方が安心して寝る???よくわからないが、可愛いカメを部屋の外に出すわけにいかなかった。
つづく
マフラーの越冬1
現在21回目。小食だが元気。
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1回目(平成元年秋~平成2年春)
水の中で寝た。家にはこたつもストーブもエアコンも何もなく、寝たカメは冷暗所保存。
虫籠のような小さいプラケースに水だけ。隠れる所も何もなく、寝心地悪かったと思う。時々パタパタ動いていた。
目覚めは4月12日。86g
若き日のマフラー
2回目(平成2年秋~平成3年春)
マフラーをミミズの生息する公園に散歩に連れて行った。柔らかい土の上で、あっというまにUFOのようにその場で垂直に沈んで消えた。危うく見失うところだった。あわてて掘りだして連れて帰った。カメが土に潜ることを知った。
10月19日、試しに水槽に土を入れてみた。水入れとカメを入れ、ふたをした。
しばらくすると、水入れはひっくりかえされ、ふたは閉まっているのにカメがいない。土を探ると甲羅の感触。
そのまま冬眠。冷暗所保存。
時々霧吹きをかけると、動いている音がした。土の表面も、もこもこ形が変化した。
春になって、野生のカメは干してるのに、マフラーは動いているだけで出てこない。
5月1日、待ち切れず堀り出した。
お目目ぱっちり。甲羅もかたく、蹴飛ばす力もある。
泥付きで100g
水でもどすとすぐにレプトミンを大食い。
心配したけど寝坊しただけだった。
再会できてうれしかった。
つづく
人間ヒーター
散歩中のカメのヒーターは、これ。
恒温動物:にんげん
夏の暑い時は、スキンシップを求めないが、夏が終わると、人間によじ登り、くっついて暖をとる。
妹は「カメに冷やされるー」と
苦情を言いながらも、よくマフラーの子守りをしていてくれる。
柔らか温か お腹の上には、固くて冷たいカメ。
カメが自分で爪をかけて登山することもできるが、手のリフトで頂上まで楽ちん!
乗せてもらった。
以前は飼い主ラフマ茶の上に乗っていたのに、最近は乗せても自分で滑り降りて、妹の所までスタスタ歩いて行ってしまう。
カメにも好みというのがあるらしい。
・・・まあ、写真をとるにはちょうどいい。(^_^;)
ぬくい ぬくい いいきもち
にんげんは あたたかい。
寒いと動く
温度が下がっている時、マフラーは眠れない。
秋はパタパタ活発だ。
冬眠していた時代も、寒い日に限って寝ながら動いていた。
現在は眠っていないのに、可愛い顔してよく動く。
カメフードを食べないから、体重ガタ落ち、こりゃまずい。
ディナーのシャケを少し食べ、ヒーターの下で消化中。
温度が上がっている時、よく眠る。
お風呂でグーグー。春はグーグー。
春と秋の同じ温度の時でも、春の方がよく眠りよく食べる。
毎年春になると突然カメフードを食べ始める。それまでは体力を温存してほしいのに、今はパタパタ。心配だ。
なぞのカメ。
水槽ごしに、ラフマ茶の服に向かって口をあく。
水槽から出して服に乗せると興味を示さない。膝からするりと滑り降り、寝転がっている妹の所に遊びに行った。











