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今年の冬は寒い。
温い部屋で、冴えないマフラー。
冬眠中の池のカメ、冷えた体で、おしくらまんじゅう。
鳩たちは、ダウンジャケットもっこもこ。
左右の足で、じゃんけんぽん。
左足の勝ち。
チョキは、むずかしいよ。
飼い主も、足でグーパーは出来るが、チョキは、できない。
とくに冬は、小指が、しもやけでパンパン。動かしにくい。毎年ラフマ茶のしもやけは、野生のカメが冬眠から覚める頃まで待てば、消えていく。
外は寒い。池のカメたちは、水底で冬眠中。
蛸の目って、どんな目だったっけ?と、気になって、下神明駅(東急大井町線)に降り立てば、タコ公園。
大きなタコ。目はどこだ?
小さなタコ。目はどこだ?
見つからない。
方向転換。すいぞくかん。
葛西臨海水族館。
見たかったのは、これだ!
クサガ目そっくりの、タコの目。
マフラーの小さい頃の、おめめ。
今じゃ、真っ黒け。
泥んこのかわりに、クッションを掘る。
ほっても、ほっても、全身埋もれることが出来ないので、適当なところで、あきらめて寝る。
寝たカメを、そっと持ち上げると、発掘跡地。
水に潜っているマフラーを、水面上から見ると、透明カプセルのような水中めがねを装着している。顔をあげると、めがねをはずす。