個性という名の免罪符が
老人法に抵触するようになってから
僕の目に見え始めた景色は
過去に消し続けてきた 忘却罪に問われていた罪状
強がっていた 粋がってきた
否認し続ける僕に 叩き付けられた内容証明は
黙認しなさい、と 黙秘しなさい、と
何を 誰を は 自分で決めるか
気付きなさいと
擦り付けてきた 過去の自分に
詐称していた 今の自分が
罪逃れの最高の●●●●だ
でっち上げたで迎えた絶頂は 赤の同人が創り上げてきた軌跡
自身の空似すら気付けなかった ことに気付けない
Freeをしてきた この糞自由を
執行猶予を付けずに抱きしめてみようか
残り数段で聞こえてくる声が おそらく
本当の僕の 名前のはずだから