やまいだれ恨奇廃人形

やまいだれ恨奇廃人形

ノイローゼ一歩手前の人のブログ。

とある愚物の禁断目測

「やらなきゃいけないこと」ことの大半は「やりたくはないこと」で

それを終えれば「やりたいこと」が待ってるというのが

一般的に『日々を楽しんでいる』人間たち。

 

「苦しんだ」「疲れた」の報告とともに「楽しむ」宣言をして

「楽しんだ」の事後報告とともに

翌日からの「苦しみ」「披露」の事前告知をする。

 

そんな生活がプラスマイナスゼロだと勘違いしてることが腹ただしい。

 

苦しみと楽しみが同量あったとしても

「苦しみ」を越えた先を待ちわびる「楽しみ」があって

「苦しみ」を癒やしたという「喜び」があるにもかかわらず

それを忘れてプラマイゼロにしてしまう感覚。

 

実に贅沢で実に身勝手で被害妄想の塊にも程がある。

 

「好きなこと」「やりたいこと」つまりは「楽しみ」がない僕にとって

毎日とは「やらなきゃいけないこと」の消化の繰り返し。

 

義務を追えた先の未来はいつも

現実的にも比喩的にも夜の闇。

 

30分間のアニメで消せる人間も羨ましい

1時間のドラマで消せる人間も羨ましい

月1回のイベントで消せる人間も羨ましい

 

酒は嫌なことを忘れさせてくれるようだが

嫌なことが無くなった記憶や心のなかに

「楽しい」が埋もれている人にしか有効じゃない。

 

生きづらい人生ではあるけれど

そんな人生を歩んでいる人間だからこそ

自分が世界を譲ってあげるほどの技量や余裕はなくて

 

だから自殺願望は不思議とないけれど

常に世界心中を望んで天災と地政学リスクに胸踊らせている。

 

しょうもない世界だ

しょうもない人生だ

 

しょうもない人間だ

自身が非力ゆえの恐怖
怠惰からの不安
自業自得による連鎖
痛みからの雨宿りで宿る罪

僕を造るものは
僕が憧れたもので
覆い隠してた

罪は愛で
愛は嘘で
塗り潰してた

僕が創るもの
すべて逆回りするこの世界で
彩る色散り散りの闇

酸素が薄い世の中で
酸素血中度が低い僕にとっては
それはもう苦しくて

震える手は 細かい作業には向いてないから
安直に壊していく道を選んだんだ

震えが止まらないから
震えが止まった

スーっと静かに
静かに 染み渡るように

10年やね