貼り付けられたミカヅキ

なんて 笑ってみせる君

無理矢理曲げられた曲線

後ろ側はシロイロですけれど

君に見せる顔はクロイロだから

何かに照らされていないと輝けません



大声あげて笑われた

それでもいいと思って笑って見せたのに

口から出てきた言葉は…



あの時、わたしは





ただぼんやりと浮かんで

地球を見つめていられればいいの

そこに君がいるから だから

ああもうよくわかんないや

でも一つだけ間違いないことがあるの

君が好きなの




優しい微笑みの陰が落ちた

その陰に隠れるようにまた身を隠すけど

どうしてだが前が向けなくて…



あの時、ワタシは






金切り声が夜空を咲いた

ぽかりとうかんだミカヅキだけ

ただものも言わずに見ていた



貴方と歩く女の陰すら

ワタシは一人じゃ照らせないのに






拝啓、背景より


このひと お前 あなた

幾通りもの呼び方をきみはもっている



だけど 俺は君を呼べない

きみの名前を僕は もうきっと呼べない



それはとても悲しくて

それはとても苦しくて

きみの名前は喉で引っかかるのに

どうしても呼べないんだよ





友達で親でノートできみを呼ぶ

だけどきみは振り向かない


そりゃそうだよなぁ

俺の溜息だけ染みついて斑点



それはとても切なくて

それはまるで息が出来ないようで

きみの名前は喉をかきむしるのに

どうしてだか出てこない





きみの名前を呼びたいんだ

ちゃんと名前があるだろう

俺にしかない響きで呼んでみせるから

もう一度だけ呼ばせてくれないか



俺の名前を呼んで欲しいんだ

ちゃんと名前があるんだから

だけど君は俯いて離れていくだけだから

俺はきみの名前をもう呼べない






それはとても悲しくて

それはとても苦しくて

きみの名前は喉にひっかかって

痛みと共に傷を残すだけ




光が輝くために 数多の色が隠れる



自ら身を投げ出して 

埋もれていく 埋もれていく

数多の色に殺されながら

消えていく 消えていく




たった一人では 輝けない弱い僕らは

頼りなげな足取りで 今日の上をなぞる



神様が60億も 僕らを作ったのは

輝く機会を与えるためなの

それとも…





だけどそんなの寂しいよって

苦しいよって 悲しいよって

僕が泣くたびに 君は笑った



その気持ちを とかしてまぜて優しく包んで

そうして輝けることをしっていた

君だけ この地球で一番綺麗で

僕はそんな君の後ろで

小さくなって 小さくなって

そんな僕を君を君はただ

抱きしめて 抱きしめて





だけどそんなの切ないよって

誰もいってはくれないのは

きっと僕が幸せそうに笑っているからで






僕がもしもここにいていいというなら



もしも60億の色を

とかして混ぜて 君が優しく包んでも

僕だけはここにいてあげる

君がここにいるための色になってあげる


足下ぴったりくっついて

きみの後ろに今までの道を黒く残すよ





神様は60億も僕らを作り出した

それが僕らを輝かせるためだったとしても


僕は輝けなくてもいいよ

僕はたった一つの陰でいいよ


その他のことは全部きっと…