買い物。
ただ一緒に、
“買い物をしてる”
ってだけで、
こんなに、
『楽しい』
って思えた人は、
他に居なかったナ。
一緒に服を見て、
こんな服良いネ。
とか、
こういう服は、
こうじゃなくっちゃネ。
とか。
そんな、
普通の話なのに。
うん。
でも、
кとは、
基本的に、
何をしても楽しい。
駄菓子屋さんに行っても。
車の中で、
ただただ、
その日あった事とか、
話してるだけでも。
それだけの事で、
こんなに楽しいなら、
例えば、
2人で旅行になんて行った日には、
一体、
私のテンションと心臓は、
どうなっちゃうんだか。
嬉しいような、
困るような。
ネ。
もっと会いたい。
もっと会いたい。
さっきまで、
ずっと一緒だったのに、
車からкが降りて、
いざ、
バイバイをするとなると、
いっつもいっつも、
泣きそうになる。
でも、
кは優しいから、
きっと、
私が、
本当に泣いちゃったりしたら、
「しょうがないな…」
なんて言って、
帰る時間を、
延ばしてくれちゃったり、
するんだろうナ。
だけど、
そんなんじゃダメだ。
今日いっぱい会ったし、
いっぱいいっぱい、
大好きな笑顔を見れたし、
大好きな声も聴けたし。
うん、
それで良い。
そう、
それで満足。
…のはずなのに。
なんなんだ。
この、
心臓の真ん中が、
ぽっかり空いた感は。
だから、
帰り道は嫌いなんだ。
1人ぼっちだし、
кは居ないし、
それだけで、
マイナス要素が満載だ。
кが隣に居ない。
それだけで、
私の思考回路は、
どんどんどこどこ、
悪い方へと向かっていくんだ。
始めは、
ただ好き。
って気持ちだけで充分過ぎるくらい、
幸せだったのに。
もっと知りたい。
もっと会いたい。
って思うようになって、
今じゃ、
いつでも一緒に居て欲しい。
なんて、
とんでもない事を願い始めている。
やだやだ。
初めて。
なんだか、
誰にも言えなくて、
でも、
誰かに言いたくて。
そんな気持ちが、
わんさかどっこい、
積もりに積もって、
気付いたら、
こんな事になってました。
誰に見てもらおうとかではなく、
自分の気持ちを、
つらつらと、
綴っていけたら嬉しいナ。
なんて思っとります。
てへ。