転倒の解析と対策 | KAZUの言葉 ブログ版

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先日の転倒による骨折治療中の今日この頃ですが
なんだか暇なので、OPEN車両での転倒について
過去のデータを元にいろいろ考えてみた。



まず、NSRの車体を使って
4ストレーサーを作ったのは2010年だった。
それ以降の転倒の回数と内容を調べてみたら
データが残っているだけで8回の転倒があって
そのうち7回がフロントからの転倒だった。

俺が単にブレーキ下手なだけかもしれないけど
CBRではまったく逆の傾向が見られるので
どうやらバイクの特性によるところが大きいようだ。

で、フロントからの転倒の内容を
もう少し詳しく分類してみると
フルブレーキング中の転倒よりも
ブレーキかけはじめとか
ブレーキリリース時といったような
過渡状態でのフロント切れ込みとかが多い。

どうやらブレーキのタッチが悪いようだ…。


俺のOPEN車両には2012年から
ブレンボ製の4ポットキャリパーを使ってるけど
デフォルトで付いてたブレーキパッドの
ブレーキタッチがカッチリし過ぎて乗りづらかったから
カーボンロレーヌ製のパッドに変えたんだよね。



このカーボンロレーヌ製のパッドは
しっかり制動力がある上に
初期のタッチがしっとりしてていい感じだから、
ブレーキはこれでいいかな?
って思って、マスターシリンダー側は
純正のままだったんだよね。



ただ、今回の転倒もそうだけど
コーナーのターンインで俺的には
ブレーキリリースしてフロントの荷重を
抜きながらコーナーに入ったつもりだったのに
思ってた以上に荷重が残ってて
結果、フロント切れ込んじゃった…
って感じだったんだよね。


そんな転倒の解析結果を受けて
ブレーキ過渡特性の改善対策として
こんな仕様変更してみました♪



ブレンボ製ラジアルマスターシリンダー!

マスターシリンダーサイズは純正のφ14から
φ16に変更したわけなんだけど
サイズ変更と構造変更の影響か、
やっぱブレーキレバー握った感触が
だいぶいい感じになった♪

これなら今までよりも繊細なブレーキコントロールできそうな気がする!


次はもう転ばねぇ~っっ!