5年生まで中学受験コースを取っていたのですが、我が家は中学受験をしないので、6年生からは大幅に活用方法を見直しています。
≪過去記事≫ 6年生のZ会活用方法
Z会は(他塾もそうだと思いますが)2月から新6年生のカリキュラムが始まります。
我が家は、算数については、Z会で新たなコースは取らず、中学受験コース5年生の総復習を行っています。
4月は、特殊算(面積図・線分図)の分野について復習しました。
正直、中学数学では必要ない「特殊算」
Z会中学受験コース5年生では、2月・3月で、線分図、面積図を用いた特殊算を学習します。
具体的には、
2月号で、和差算・分配算・年齢算・消去算
3月号で、過不足算・差集め算・平均算・つるかめ算
を学習します。
これらの特殊算、線分図や面積図を用いて解くのですが、正直、中学数学ではいりません。
私は中学受験経験者なので、30年前にも学習したし、もっといえば、私の叔父も70年以上前に中学受験をしていて、鶴亀算が入試に出るからと、当時小学校の教師をしていた祖父が鶴亀算を教えていたそう(おじいちゃん、教育パパだったのね…
)
でも、中学受験をしたことのない夫に言わせると、「面積図って何?」「線分図って何?」の世界。
中学数学では、これらの特殊算は、方程式や連立方程式を使って解くので、面積図なんて学びません。
なので、中学受験しない子は、基礎問題以上は、無理にやらなくてもいいと思います![]()
特殊算は「考える練習」としてはとても良いと思うので、中学受験しなくても、基礎問題に取り組むのはおすすめです。
でも、余裕がないなら、基礎以上はいらないかも。線分図や面積図より、割合や比の方が、よっぽど大事です!!
それでも、我が家が復習した理由
最初、我が家も「中学数学で使わないし、ある程度基礎はやったから、もうやらなくてもいいかなー」と思っていたのです。
しかし、一応復習することにしたのは、「6年生の2月に、内部生も付属中学の入試問題を解かされる」と聞いたから…![]()
おそらく、中学進学後のクラス分けをする際の参考にするために、内部生と外部生の学力を同じ試験で測りたいから実施するのだと思います。
なので、そのテストで悪い点を取ったとしても、進学そのものには影響しないようです。
そして、附属小学校の子たちは、入試対策なんて何もしないでいきなり入試問題を解くので、大多数の子が、算数なんてボロボロなんだそう![]()
が、うちの娘は、それをきいて「外部生に負けたくない!
」と。。。![]()
そう、娘は、負けず嫌いでした…
まぁ、そうなったら、親としても、「やりますか」と。
なので、もともとそこまで理解につまずかなかった特殊算の分野ですが、一通り復習したのでした。
特殊算、中学受験以降、意外なところで再度出会います
中学受験くらいでしか使わない!と言われることが多い特殊算ですが、私は、就職活動の入社試験や適性検査のSPIで再び再会しました。
方程式でも解けますが、線分図や面積図など中学受験で習う方法で解いた方が、圧倒的に計算量が少なく、早く解けるものも多いです。
なので、中学受験経験者は、結構有利だと思います![]()
一方、中学受験を経験してない友達は、「SPI対策」をしていた子もいたので、「へぇ~こんなところで役立つんだな~」って思ったのを今でも覚えています![]()