親が中学受験経験者なのに娘に中学受験をさせない理由(3) | rabbitの学習記録

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小学6年生のママです。小・中・高の私立一貫校に通っているため、大学受験を見据えて、家庭学習をしています。

我が家が中学受験をしないことにした理由について、前回からの続きです。

 

≪過去記事≫ 親が中学受験経験者なのに娘に中学受験をさせない理由(1)

≪過去記事≫ 親が中学受験経験者なのに娘に中学受験をさせない理由(2)

 

  教育費を、いつ・どのように、使うのか

 

普通のご家庭の場合、家計には大なり小なり、限りがありますよね。

「生活費」「住居費」「教育費」「老後の資金」

その中で、決して安くはない「教育費」

いつ、どのように使うかは、結構重要な問題だと思います。

 

子どもがやりたいと思ったことを応援してあげたいと思うのが親心。

 

中学・高校・大学・大学院。海外留学だってあるかもしれません。

 

中学受験をしなかったからといって、教育費がおさえられるとは限らないわけですが、目の前の「志望校合格」しか目に入らなくなる中、塾代にどのくらい費やすのか。

その費用は適切なものなのか。

 

塾って、結局は、教育「産業」。

しかも、「少子化」の波が押し寄せている業界です。

ユーザーは、賢くならないといけません。

 

ちなみに、昔、恩師が言っていた言葉。

「勉強ができる子どもは、『●●塾に行っているから』『●●先生に習っているから』勉強ができるようになるわけではありません。よく勉強しているからできる。ただそれだけなのです。」

 

よいカリキュラムの塾、わかりやすいテキスト、素晴らしい先生はいらっしゃいます。

でも、結局、それを使いこなしてこそ、です。

 

真っ只中にいると、どうしても、視野がせまくなりがちですが、限りがあるお金、よく考えて、大事に使いたいです。

 

  それでもやっぱり、個人的には中学受験には肯定的です

 

いろんなことを考えて、我が家は、中学受験ではなく、小・中・高一貫校というルートを選びました。

 

ちなみに、夫は首都圏出身にもかかわらず、小・中・高と公立からの国立大学進学なので、学費面では本当に親孝行ですよね(笑)。

なので、オール公立コースも全然アリだと思っていますニコニコ

 

でも、中学受験をした私自身は、中学高校の多感な時期に一貫校で過ごすことのメリットをよくわかっているし、中学受験の勉強は「日本人の教養」として大事なものが多いし、塾の授業もとても楽しかった良い思い出なので、中学受験には肯定的です。

 

ただ、うちの娘と中学受験は、相性が悪かった

 

結局のところ、なんでもそうなんですけど、周りに流されないことが大事。

 

各御家庭の価値観や子供の資質を考えて、その時その時で最適だと思える教育を冷静に判断できれば、どんなルートをたどったとしても、結果オーライなんだと思います。

 

 

以上が我が家の、親が中学受験経験者なのに娘に中学受験をさせない理由、でした。

 

ご参考になれば、幸いですおやすみ