我が家が中学受験をしないことにした理由について、前回からの続きです。
≪過去記事≫ 親が中学受験経験者なのに娘に中学受験をさせない理由(1)
子の資質・能力
私の中学受験の成功経験が、子供に悪く影響しないかも、非常に心配でした。
これが「母と息子」だと、また違うと思うのですが、「母と娘」なので、
「お母さんはできたのに、私はできない」→「自己肯定感の喪失」にならないかどうか。
親の成功経験が、プレッシャーにならないかどうか。
娘は負けず嫌いの性格で、なぜか「母」をライバル視しがちなんですよね。。。そして私は、某御三家出身。。。
「とびぬけて冴えてる子」なら、心配ないと思います。
でも、我が家の娘は、親の欲目をもってしても「とびぬけて冴えている子」にはなりえない。
そんな我が子が、令和の中学受験に参戦し、お母さんと同じ(もしくはそのレベルの)学校に憧れ、でも、いくら勉強をしてもその目標に届かなかったとして、その挫折が、その年齢で必要なのかどうか。
そう思ったのは、できないことがあったときに、「自分のできが悪いからできないんだ」となぜが自分を過小評価する娘の性格を見ていて思ったんです。
親は、そんな風に育てた覚えはないんですけどね。。。
子どものころに自己肯定感を育むことは、人生において、とても大事です。
どんな状況に直面したとしても、「自分は大丈夫」と思えること。
それさえあれば、仕事でもプライベートでも、どんな状況に直面したとても立ち向かっていけるから。
娘の性格を考えた時、中学受験という競争環境を経験することが本当に適切なことなのか。
もっとゆったりした環境で「できた!」と思える経験を積ませることの方が、大事なのではないか。
令和の中学受験の高すぎる負荷は、勉強嫌いにさせてしまうのではないか。
中学受験というルートとは別のルートで、子供の学力をつける方が、娘にあっているな。
そう、我が家は、判断しました。