先日、親族で集まる機会があったのですが、そこで、「●●ちゃん(うちの娘)は、中学受験しないの?」と聞かれました。
中学受験を回避するために中学・高校附属の私立小学校を選んだ身としては、その質問を受けたのは意外過ぎて衝撃だったのですが、私が中学受験経験者なので、てっきり娘も中学受験させるものだと思われていたようです。
事実、私立小学校や国立小学校に通っている子でも、中学受験でより偏差値の高い学校を!と難関校を目指す方いますもんね。
我が家が中学受験をしないことにした理由について、中学受験をするかしないか迷われている方の参考になれば、と思い、ちょっとまとめてみます。
理由は、主に、以下の3点です。
① 親のメンタル
② 子の資質・能力
③ 教育費を、いつ・どのように、使うのか
親のメンタル
私自身、30年前に「平成の中学受験」を経験しているのですが、その当時でさえ、上位校を目指すのはなかなか大変だったのが、中学受験の世界です。
中学受験生が憧れる某男子御三家K中学を目指すお友達のお母様なんて、息子くんが夜眠くて勉強が進まない時、冷水で頭を洗わせていたとかなんとか。。。
当時は、「教育虐待」なんて言葉はなかったわけですが、今以上に「教育ママ」いたんじゃないかなぁ
で、令和の中学受験。
私自身の経験を踏まえても、親の伴走は大なり小なり絶対必要なのが中学受験で、
① 小4からスタートしたとして、3年間、冷静に伴走できるのか
② 最後、1月、2月に、どんな結果になろうとも、親が冷静でいられるのか
この2点が懸案事項でした。
特に、②について。
試験は水物です。どんなに、模試で「合格率80%」を取っていたとしても、最後の最後、本番でどうなるかは、本当にわかりません。
事実、私が30年前に、一番最初、それから2番目に受けた超安全校になぜか落ちてます
そのあとの学校は受かったからよかったけれど、親は気が気じゃなかったでしょうね
私の場合、最終的に第一志望に受かったから笑い話になったけど、全滅だったらと思うと…
でも、その可能性も0じゃないんですよね。
親子ともども「よい経験だった!」と思える中学受験にするには、親のメンタルが一番大事だと思っています。
長くなるので、続きます。