中学以降の勉強は、大学受験を見据えた時に、とても大事です。
特に、中高一貫校の場合、単純に「進度が早い」というだけでなく、カリキュラムそのものが中学・高校の垣根なく作られています。
中学から、「古典」を一つの授業としてしっかり学んだり、理科も、中学のうちから、高校の範囲にまで踏み込んで学習したり。
学校が、自分の学校の生徒のレベルを考えて、高校受験がないというメリットを最大限に生かして、一番効率的なカリキュラムを組んでくれているわけです。
なので、学校で教わったことを最大限吸収することがとても大事ですし、塾に通うより、学校の授業を大事にすることが、まずは一番効率的です。
学校で過ごす時間、長いですしね・・・
そのためには、授業を受けっぱなしにするのではなくて、学校で学んだことをしっかり復習することが知識の定着につながります。
中学に入ると、部活だのなんだの、一気に忙しくなります。
せっかくの学校生活、勉強以外にもいろんなことに取り組んでほしいです。
でも、授業は、小学校の時と違ってやっぱりぐっと難しくなります。
だからといって、中学に入ってから一気に勉強の負荷を増やすと、子供はパンクしちゃいます。
大人だって、いきなり新年度から仕事量増えて、休日も仕事に追われて自由な時間がなくなったら、しんどいですよね。
なので、小学校6年生の、まだ比較的色々余裕があるときから、中学校生活を想定して、学校の授業の復習を習慣化できると、親も子供もストレスなく、中学でも上手に波に乗れると思っています。
中学受験をしない場合は、中学受験組と違ってそこまでガツガツと勉強しないと思いますが、6年生の助走期間、とっても大事だと思います