6年生の家庭学習(「自走」を目指して)(1) | rabbitの学習記録

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中学1年生の母です。小・中・高の私立一貫校に通っているため、小学生のころから、大学受験を見据えて家庭学習をしてきました。
いよいよ中学生。
本人の興味関心を一番大切に、学習のサポートができるよう情報収集をしていきます。

最近、何かと目にする「子供の『自走力』」

 

我が家は通塾をしていないので、家庭学習については、基本的に、Z会等を活用しつつ親が伴走しています。

 

ただ、来年には中学生になりりますし、(まだ来ていないけれど、これから来るであろう)反抗期などを考えても、すこしづつ、親が手を放せる部分は手を放していくようにしています。

 

  自走しやすいのは、社会から

 

子どもの自走については、昨年度からちょっとづつ意識していました。

とはいえ、学習がおろそかになってもいけないので、何をどの程度子供に任せていくのか、子供の様子を見ながら、ずっと考えていました。

 

その結果、5年生の3学期くらいから、手始めに、社会の小テストの勉強を子供に任せるようにしてみましたにっこり

 

社会から始めた理由は、

● 社会の小テストは知識の暗記なので、やるべきことが明確。

● 社会は、単元ごとのつながりが薄いので、つまづいても、あとから挽回がしやすい。

   積み上げの教科である、国語や算数なんかより、ずっと自走させやすい教科だと思います。

 

娘の学校では、高学年の社会は、毎週、暗記の小テストがあります。(5年生は地理がメインで6年生は歴史です)

先生が授業内容の中で暗記するべき事項をまとめたものを生徒に配布してくれているので、子供はそれをテストまでに暗記すればいいわけです。

なので、テストにむけて何日前からどう勉強するのか、子供に任せてみました。

 

娘は、だいたい3日くらいかけて暗記しています。

 

たまに、テストで思うような点が取れない時があったときはチャンスです。

子どもは当然、落ち込みます。

親も「あーガーン私が管理すれば、もっとちゃんとできただろうな」と正直思います。

でも、そこはぐっとがまん。絶対に、怒ったりしません。

まず、「人間なんだからそういうときもあるよー」とさらっと言います。

そして、「どうしたらテストまでに完全に暗記できるか、色々試してみるといいよ」とアドバイスしていますウインク

 

暗記ひとつとっても、暗記する日数を増やす、土日の暗記にかける時間を増やす、一気に暗記せずちょとちょこ暗記する、など、いろんな方法がありますよね。

書いて覚える、見て覚える、声に出して覚える。

人によっては、写真記憶できる人もいますね。うらやましい…

 

おそらく、10人いたら10人、暗記しやすい方法は違うと思います。

なので、「自分にとって効率的な学習スタイルを身につける」って、実はとても重要

 

最近は知識を問う問題よりも思考力を測る問題が増えてきた、とはいえ、中学・高校と進むと、はやり暗記していないと始まらないものも結構あります。

 

今のうちから、色々試してみて、自分の学習スタイルを見つけてほしい、と思っています。