5年生まで中学受験コースを取っていたのですが、我が家は中学受験をしないので、6年生からは大幅に活用方法を見直しています。
≪過去記事≫ 6年生のZ会活用方法
Z会は(他塾もそうだと思いますが)2月から新6年生のカリキュラムが始まります。
我が家は、算数については、Z会で新たなコースは取らず、中学受験コース5年生の総復習を行っています。
最初に取り掛かったのが、割合と比の分野です。
中学数学・中学理科でも重要な「割合」と「比」
Z会中学受験コース5年生では、4月・5月で、割合や比の問題を扱います。
具体的には、
4月号で、割合・食塩水の問題・相当算・仕事算・のべ算
5月号で、比と比例/反比例・連比・逆比
を学習します。
一方、検定教科書では、割合の分野は5年生で学習し、比や比例の分野は6年生で学習します。
そして、「割合」も「比」も、中学1年生の数学(1次方程式の文章題)で、再度登場します。
なので、小学生で学習するときに、しっかり理解しておくことはとても大事です。
正直なところ、中学受験用のテキストレベルまでしっかり学習しておけば、中学で1次方程式を習うときにはかなり楽勝だと思います。
理由は、「数学」に変わるので、文字式など解くための道具は少し変わりますが、考え方や式の立て方などは基本的に同じだからです。
だから、中学受験がある中高一貫校が、「数学の進度が早く、中2までに中3までの内容を終えてしまう」なんていうのも、ある意味「当たり前のこと」なんですよね。
中学数学の範囲は、大部分を、中学受験の勉強を通して、基本的な考え方や概念を学習済だから。
なので、我が家も、2月・3月と2か月かけて、しっかり復習しました
なお、割合の分野については、5年生の夏休みに特訓?したおかけで、ずいぶん得意になりました。
≪過去記事≫ 算数の弱点補強(Z会中学受験コース5年4月:割合)
ちなみに、補足ですが…上記過去記事でも書いていますが、、、
理系ママとして、割合を学習するときに「く・も・わ」の公式?を教えることは絶対やめた方がいいと思っています。
同様に、速さの「は・じ・き」の公式?も最悪だと思っています。
これらの公式、覚えるとすぐに問題が解けるようになる「魔法の」公式です。
でも!この公式、忘れるんです!あれ?どこが「く」で「も」で「わ」だったっけ???って。
忘れたら、もう解けません。。。
なので、割合の分野は、苦手な子は多いですが、だからこそ、しっかり「理解すること」を大切にしてほしい。
子どもによっては、理解するより覚えた方が楽だから、公式を覚える方を選ぶかもしれません。
教える側も、分からない子供に根気よく解説するより、覚えさせた方が楽だから、覚えさせるのかもしれません。
だとしたら、それは、教える側の怠慢以外何者でもない。
算数や数学で、「その場しのぎ」の指導は、「伸びる芽も摘んでしまう最悪の指導方法」だと思っておいた方がいいです。