先日、小学校受験を考えている方から、我が家の経験?を質問されました。
合格する子は先生が教えてみたい子、っていうけれど、結局どういうこと?
賢い子?礼儀正しい子?コネてどの程度影響あるの?
小学校受験って、中学受験や高校受験と違って合否基準がよくわらかない…
学校によって重視することは様々でしょうが、結局のところ、「学校と家庭が同じ方向を向いている」ことが一番大事なのだと思います。
学校の教育方針に心から親が賛同できるか。
見栄とかそういうのではなくて、その学校に子供をお任せしたいと親が思えるかどうか。
学校と同じ価値観で6年間育てられたご家庭の子が、自然と「学校が欲しい子」になるんだと思います。
素敵な詩
娘が通った幼稚園にはとても感謝をしています。
それは、幼稚園に、「保護者も育ててもらった」と強く感じるからです。
当時、園長先生からプレゼントしていただいた詩をご紹介します。
【親の祈り】
神様
もっとよい私にしてください。
子どもの言うことをよく聞いてやり、
心の疑問に親切に答え、
子どもをよく理解する私にしてください。
理由なく子どもの心を傷つけることのないように
お助けください。
子どもの失敗を笑ったり怒ったりせず、
子どもの小さい間違いには目を閉じて、
良いところを見させてください。
良いところを心からほめてやり、
伸ばしてやることができますように。
大人の判断や習慣で子どもをしばることのないよう、
子どもが自分で判断し自分で正しく行動していけるよう、導く智恵をお与えください。
感情的にしかるのではなく、正しく注意してやれますように。
道理にかなった希望はできるかぎりかなえてやり、
彼らのためにならないことはやめさせることができますように。
どうぞ意地悪な気持ちを取り去ってください。
不平を言わないように助けてください。
こちらが間違った時にはきちんとあやまる勇気を与えてください。
いつも穏やかな広い心をお与えください。
子どもといっしょに成長させてください。
子どもが心から私を尊敬し慕うことができるよう、
子どもの愛と信頼にふさわしい者としてください。
子どもも私も神様に生かされ、愛されていることを知り、他の人々の祝福となることができますように。
人として、親として、未熟な自分を受け入れること。
そして、常に謙虚に、誠実に、子供を自分とは違う一人の人間として、接すること。
その大切さを教えてくれた詩です。
もうすぐ、春休み。
娘も、あっという間に6年生です。
我が家が私立小学校にご縁をいただけたのは、もしかしたら、幼稚園時代に、この詩を日々心にとめながら、子供と接してきたからかもしれないなぁ、とふと思う今日この頃でした。