≪過去記事≫ 5年生のZ会の活用方法(2)からの続きです。
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5年生になって、「一人で学習する」から、「親が伴走する」と活用方法を変更したZ会。
国語、算数、それぞれの科目について、どう伴走したのか。
今回は、算数の伴走の仕方です。
算数の伴走
4年生までは、一人で解説動画を見て学習+難しい部分は私が追加で説明をしていたのですが、かなり時間がかかっていました。(長い時で、1時間半くらい)
そのため、4年生のカリキュラムが終わった段階で、本人はかなり難しく感じていたようで、
予定より時間がかかる→集中力低下→だんだん算数が嫌になる&自己肯定感が下がる
という、よくない悪循環に入りかけていました。
とにかく、算数が嫌になる&自己肯定感が下がるのは、非常にマズイ。
悪影響しかありません。
でも、問題が難しすぎるわけではないし、基礎を固めつつ、無理のない範囲で難しい問題にもチャレンジしてほしいから、中学受験コースは続けさせたい。
娘の様子をみると、悪循環の発端は、とにかく1回の学習に「時間がかかりすぎること」
というわけで、算数も、私が隣に座って、以下の流れで進めました。
(国語とだいたい一緒です)
●子供が一問解くたびに、その都度、正解・不正解の答え合わせをする。
●分からない問題や間違った問題は、Z会の解説の中から、子供に必要な部分に
絞って、私が小出しにヒントを出していく。
●必要があれば、解説動画を一緒に見る。
この方法で、かなり効率的に学習を進めることができました。
しかし、5年生の算数は、そもそも難易度が高いので、当然時間は長丁場になりがちです。
なので、もう一つルールを設定しました。それは、
算数は、1回(1単元)に学習するのは1時間ぴったりとする。
5年生のZ会の算数は、例題→基本問題(2問)→練習問題(5、6問程度)という流れです。
タイマーをセットして、ぴったり1時間で学習を切り上げました。
1時間としたのは、今の娘の集中できる時間が1時間程度だったから。
するする理解できる単元は1時間で全問解き終わるときもありましたが、苦手な分野は、例題+基本問題で1時間使い切ってしまうこともありました。
でも、「1時間以上学習しない」を厳守しました。
Z中学生コースの5年生の算数は、正直、娘にとっては難しい分野も多かったのですが、この「1時間で切り上げる」という学習方法を採用したことで、無事最後まで、完走することができました。