文春プラスで、安野さんと田内さんが対談されていました。
お二人とも、私の推し(笑)なので、とてもうれしい対談でした。
【安野貴博×田内学が考える日本復活の処方箋】 | 安野 貴博 | 文藝春秋PLUS
お二人とも、とても知的で、フェアで、常に意見が建設的なので、大好きなんですよね。
そんなお二人が後半でおっしゃられていたことで非常に印象的だったご意見。
田内さん「頑張らなくても居てもいい場所作りの重要性」
安野さん「AIが人間の知的労働を完全に代替した後、人間に何ができるのか。そこでキーになるのは文化的活動なのではないか」
田内さんは、金融教育家だけれど、お子さんが3人いるパパ。だからこその、視点ですよね。
頑張らなくてもいい、怠けてもいい、という意味ではなくて、
頑張れない子や、資本主義社会の競争の中では相対的に能力が劣っていて弱い立場になってしまう人、
そういう人にどう居場所を作るのか、ということ。
「多様性」という言葉を色々な場面でよく耳にするようになりましたが、
本当の意味で、多様性のある社会というのは、すべての人が「自分はいてもいい存在なんだ」と幸せを感じられる、ということなんじゃないでしょうか。
そして、安野さんも、最先端のAIエンジニアを知っているからこその意見ですよね。
人間にしかできないこと。―――大きな意味での文化的活動。
実学ではない、スポーツや芸術や文学の重要性。
リベラルアーツが重要だ、という意味の行きつく先は、もしかしたら、ここに集約されているのかもしれません。
最近、ようやく、政治の世界も、同世代の活躍が目立つようになってきました。
特に、最近目立つ方のご経歴を拝見すると、複数名の方に某御三家の名前が・・・![]()
ノブレス・オブリージュの精神で、頑張ってほしいです![]()