5年生まで中学受験コースを取っていたのですが、我が家は中学受験をしないので、6年生からは大幅に活用方法を見直しています。
≪過去記事≫ 6年生のZ会活用方法
算数については、Z会で新たなコースは取らず、中学受験コース5年生の総復習を行っています。
2,3月は、「割合」と「比」
4月は、面積図や線分図を使って解く「和差算・分配算・年齢算・消去算」「過不足算・差集め算・平均算・つるかめ算」
について復習を行いました。
≪過去記事≫ 6年生の家庭学習(2月・3月の算数の復習)【割合と比】
≪過去記事≫ 6年生の家庭学習(4月の算数の復習)【特殊算:面積図・線分図】
さて、5月ですが、「速さ」分野について復習しました。
中学数学でも重要な「速さ」、そしてダイヤグラムへ
Z会中学受験コース5年生では、9月号で、速さ・旅人算を学習します。
「速さ」は、中学数学でも重要ですが、「旅人算」は小学校の検定教科書では扱われません。
ただ、中学受験では頻出分野ですよね。
娘の学校も、6年生の2学期に、「旅人算」を学習するようです。
さて、5月は、学校行事や英検の準備等であまり算数の復習に時間を取れなかったのですが、「速さ」分野について、基礎中の基礎の「速さ・道のり・時間の関係」をしっかり復習しました。
その際に、3月に「比と比例(Z会5年5月号)」が復習済であることを踏まえて、「速さ・道のり・時間の関係」についてダイヤグラムを書く練習を行いました。
Z会中学受験コース5年生では、1月号の「応用力をつける問題」でダイヤグラムが登場します。
ですが、一気に比などを使った解法の話になっていて、私の記憶が正しければ、そもそもの「グラフの書き方・読みとり方」をしっかり学習するカリキュラムになっていないんですよね。
他塾は、どうなんでしょう?しっかり書き方とかやるのかな??さらっと説明して終わり???
今後、中学生になって関数を習うと、1次関数、2次関数と色々グラフを書く機会は出てきます。
数学において、数式をグラフで可視化するってものすごく大事です。
なので、その基礎として、ダイヤグラムは非常に大事ですし、グラフの書き方・読み取り方は、しっかりと手を動かして、単純なものから始めた方がいい、と思ったので、このタイミングで丁寧にグラフを書く練習をしました。
中学受験用のテキストで、よく「右のグラフは●●さんが家から学校に向かって出発した時の、出発してからの時間と家からの道のりの関係を表したものです」という文章とともにグラフが掲示され、そこから「時間」と「道のり」を読み取るという問題を見かけるのですが…
これ、子供にとっては、いきなり出てくると、かなりハードルが高いようです…
説明しても「???」。
やっぱり、文章を読んで、横軸・縦軸を自分で一から書くところから始めないと、本質を理解できないように感じます。
丁寧にグラフを書く練習をすることで初めて「そういうことかー」と、グラフの表していることが納得できたようです