2024.7.13(土)
中華そばべんてん 成増
de狂った話です。
世の中では夏の三連休がスタート。
社畜中 pic.twitter.com/Q2z1I9V1mH
— Ɽ55J₵₩®︎ (@r55_jcw) 2024年7月12日
が、悲しき社畜は早朝より労役に就ておりました。昨夜桜台二郎でガッツリ摂取したニンニク臭でテロを起こさぬよう、ブレスケア&マスク&無口を貫き昼まで勤務。
そう、桜台と言えば最近店主さんのエンジンに火が付いて絶賛営業中なんですが、その店主さんが2018年頃から数年間、昼限定で提供していたメニューがあるんです。
そう、幻のSDメニュー『油そば』。
今でも券売機にはメニューとして据え置かれておりますので復活を望むばかりなのですが…
シンプルだけど強烈に中毒性のあるソレにガッツリハートを鷲掴みにされたんです。
私はネギが好き過ぎて毎回トッピングしてましたが、デフォルトは麺に何も乗らない、所謂のっぺらぼうスタイル。
具材は麺の下に隠れていて、天地を返すと丁度良い塩梅に具材が麺に混ざると言った寸法。
※画像はインターネッツからお借り致しました。
コレはその昔高田馬場で一世を風靡した銘店『べんてん』で提供されていた油そばのオマージュだと知り、ずーっと行きたかったのですが機会に恵まれず未だに訪れた事がありませんでした。
確か桜台二郎の丼はべんてんの丼と同じ柄でしたよね?この辺もリスペクトなんでしょうね。
そんな有名店ですが、普段二郎ばかり食べているため他のラーメンについては全くのド素人の自分。行きたくても中々行けない、勇気が出ないとでも言いましょうか…
途中で一旦閉店されるという危機に見舞われたようですが、数年後に成増に移転され二代目と共に営業を再開されたとか。
そして今も変わらず大人気店として君臨されております。そんな銘店べんてんさんですが…
アメブロの先輩ブロガーであられます
4bass2rou®︎師匠
がリポートを上げておられましてん。
先月、西高島平にカレーラーメンを食べにご一緒させて頂いた時に、べんてんの話になり師匠は何度も食べていらっしゃるとの事でキタコレとばかりにちゃっかりアテンドをお願いした次第であります。
その時参加出来損なった野猿二郎の上級常連、歩く吸引力ことダイソン師匠改め
yana-G®︎師匠
も今回は参加可能との事。
もっともダイソン師匠に関しては土曜は朝からどうせ立石辺りで
飲んだくれてる
んだから構うもんかなんですけどね。(テヘ❤️)
さて、正午過ぎに何とか社畜地獄からエスケープして関越を練馬インターまで。楽しみ過ぎて終始ハァハァ❤️状態で向かいました。
仕事が押してしまったので、御二方をお待たせしてしまいながら、目的地の隣にあるコインパーキングへ駐機。
暑い中お待たせしてすみません🙇
ご挨拶して長い列に接続します。並びは15名ほどですかね?あまり若いお客さんは目立ちません。時折男性従業員の方(店主の息子さんだとの事)が出て来られて行列の進みを促しますが、広がったりするマナーの良くないお客さんは皆無。
皆さん非常にお行儀よく前に倣い、途中で店員さん(どうやら店主さんの2人息子さんの弟さんの模様)に食券を買うよう促されましたので一旦お店に入ります。
券売機には上段の大きなボタンに醤油、塩、つけ麺、油そばの配置があり、下段にはトッピング類。非常に整理されていて迷いにくいタイプでオヂサンには助かります。
目的の油そばに味玉、そして普段苦手として頼まない生玉子を購入。果たして大丈夫でしょうか?因みに苦手な生玉子ですが、牛丼には必ず掛けてたべます。卵白がイマイチ苦手なんすよ。
店員さんに案内され、カウンター13席の1番にヤナジ師匠、2番アテクシ、3番バス師匠の並びで着座します。
バス師匠はキンキンに冷えたルービーをオーダーしましたので、コレまた名物のおつまみが登場。コップは凍らせてあり今日は流石に羨ましく感じました。
厨房内は年季の入った職人といった風情の店主さんに麺釜の前にご長男、そして後方支援が弟さんといった布陣。ご兄弟非常に似ていらっしゃいます。
先にヤナジ師匠の塩ラーメンに味玉やらメンマやらをたくさん乗せたのが届きました。
次にバス師匠のシンプルな塩ラーメン。どちらも旨そう。
で、遅れること暫し。待望の油そばが届きました…。
塩油そば中 1,050円
味付玉子 100円
生玉子 50円
1,200円也。
おぉ…なんとシンプルなビジュアル。そして何と綺麗な麺線。受け取った丼から塩ダレと共に胡麻油でしょうか?非常に香ばしい香りが立ち昇ってきます。
麺のど真ん中に全卵の生玉子が鎮座するあまりにも有名なビジュアルに暫し感激。
自家製麺の縁に透明な液体油が見えます。
少し退けてみると、如何にも塩ダレといった風情のレーターがお目見え。もう食べる前から旨い。
その麺を良く丼の下の方から掬い上げ天地を攪拌。強烈に食欲を唆るオイニーが鼻腔をひたすら刺激する嬉し過ぎる拷問。
満を持して啜ると、複雑な旨味を含んだ塩ダレと香ばしい液体油が水分多めの滑らかな自家製中太麺に絡み啜り上げる度に感動すら覚える次元。
柔らかめに茹でられたそれは、口の中に官能的な食感を残しつつ、妖艶に喉を降りて行くという素晴らしき喉越し。
コレは久しぶりに唸るほど旨い食べ物に出会いましたよ。えぇ、えぇ。
心配された苦手意識のある生玉子も、激アツ灼熱の麺に絡んで火が通りカルボナーラ状になってマイルドさをプラスする大活躍。
そして丼の底からは、短冊状にカットされたチャーシューと自家製メンマにネギがこんにちは。黒胡椒もよく混ぜる事で麺全体に行き渡ります。
チャーシューは腕肉でしょうかね?味が染みて旨いです。
メンマは目の前で仕込んでいるのを拝見しました。味付けの塩梅が絶妙。コレはビールのアテにピッタリですねぇ。
海苔は小さいんですが、香りが良く高級な海苔である事がよく分かります。
味玉は中身半熟のとろーりタイプ。
後半は黒胡椒をたっぷりふりかけてスパイシーに。他にも卓上にはおろしニンニクと辛味噌のような調味料とお酢がありますが、私はどれも必要ありませんでした。
そして粗方食べ終わった頃を見計らってスープ割りをお願いしました。
べんてんの命の源であるスープを加えた塩ダレや如何に…
ムハッ!
たまらんッッ!
所謂豚骨魚介系のルーシーなんでしょうけど、旨味の厚みが半端ないッス!
気付けばもちろん完飲。ヤナジ師匠も完飲してました。
ごちそうさまでした!
いやはや、マジ凄いッス!べんてんクオリティ。
醤油、塩ラーメンにつけ麺と全て逝きたいですが、今回食べた油そばが刺さり過ぎて次も油そばにしてしまいそう。どうしましょう?
食後に三者三様に絶賛して解散となりました。ご同行いただいた両師匠、本日は暑い中本当にありがとうございました。
また宜しくお願いします🙇♂️
R55JCW 拝