ラーメン二郎 一橋学園店 | グル狂日記

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かしこ。

2024.5.21(火)

  ラーメン二郎 一橋学園店

  de狂った話です。

 

 

 今日は火曜日なんで二郎には行ってはイケナイ日なんですけど、色々と仕事で溜まったストレスをデトックスする為にパイセンとアブラを浴びに行ってきました。

 

 この先輩、たびたびこのフンコロガシブログにも登場する会社の元上司。

 

 

 今は毎日読書に釣りに散歩にと悠々自適にお過ごしになられている御仁ですが、現役時代には方々の二郎を一緒に食べ歩いた仲。

 

 

 特によくご一緒する西台二郎では博店主ですら先輩と呼ぶという訳のわからないキャラクターを確立しておりますが、還暦をとうに過ぎて私よりガッツリ二郎が食べられる健啖家であります。

 

 

 そんなパイセンに、愚痴を聞いてもらうべくお誘いしたところ、1284GEをリクエストされましてん。ただ少し不安なのが、前回先輩を一橋学園にお連れした時は非乳化だったんですよね。

 

 その一杯が気に入ったようで、今回リクエストいただきましたが、皆さんご案内の通り最近の1284GEと言えば朝からガッツリ脂が回っている所謂乳化スープの傾向。

 

 果たして気に入って頂けるか若干不安ですが、仕事を済ませて迎えに行きました。

 

 

 色々と愚痴を聞いていただきながら現地入りしたのが19時少し前。いつもながら並びは数人と少なめ。

 

 

 本当にこんなに美味しいのに何故か並びは少な目。もっと評価されてしかるべきお店なのに…やはり交通の便も影響しているのでしょうか?

 

 

 現在アルバイト募集中だそうです。

 

 

 相も変わらず4つしかボタンが機能していないシンプルな券売機で『小』という極めて謎な名称の食券を購入。この「小」という表記、二郎が初めての方には何のことやら絶対にわからないと思います。えぇ、えぇ。

 

 

 店内は相変らずのカオスな雰囲気。前回もそうでしたが、あまりにも食事中に水を汲みに立つお客さんが多すぎますね。カップルで来ているお客さんなんか2回も水を(各回2杯ずつ笑)お代わりしていて当然のことながら2ロット以上かけてのんびりと退席。

 

 

 そんな状態でも辛抱強く待つ店主さん。但し、麺量確認の際に助手さんから小で本当に良いのか確認が入るようになりましたね。あまりにも残す方が多いんでしょう。

 

 かなり店内待ちの時間を経て先輩と共に席を案内されました。すぐさまコールが始まり、「ニンニク少しとアブラで!」とお願いした一杯がコチラ。

 

3分の1(豚1枚)

850円也。

 

 

 相変らず本当に麺3分の1なのかと疑いたくなる盛り上がり。因みにパイセンは麺半分に野菜少な目をコールしたら自分の盛り付けより穏やかでした。

 

 

 デフォでかなりの野菜量。但し今般のキャベツの異常な高騰を受けてかキャベツ率は1%未満といった様相。アブラコールしたので色つきのハンペンアブラが乗っています。

 

 

 ニンニクは少しでこれくらい。刻みが細かく強烈に匂うタイプ。少量でも翌日に響きそうなので朝一に人と逢う方は絶対に避けた方が良いと思います。

 

 

 アブラは味付けタイプ。肉カスも混じっており最近の二郎トレンドでしょうか?

 

 

 ルーシーはご覧のとおり乳化しています。更に液体油も表層に張ったかなりストロング&パワフルなチューニング。果たしてお味の方はどうなんでしょうか?

 

 

 先ずは味付きのアブラで野菜を頂きます。カエシに漬かったアブラですが味付けはやや薄味でしょうか。あまりFZ感はガツンとはきません。寧ろアブラの甘みやコクの方を強く感じます。

 

 

 続いてルーシーにヤサイを付けて一口…おぉ、あぁ、うんまい。豚出汁をガツンと感じるスープですが前に出るのはあくまでも醤油感。これが1284GEの特徴ともいうんでしょうか?乳化していてもしっかりとカエシが立ってるテイスト。

 

 

 合せる麺は平打ちの太麺。加水率はやや高めですかね?ツルッとした舌触りでスルスルと喉を落ちて行く感じ。個人的にはもっと粉っぽい感じが好きなんですけどね。茹で加減はやや柔め。

 

 

 スキニー化が進む二郎界では標準よりやや太いといった感じ。時間が経つにつれて汁を吸って更にファットな感じになって行きます。

 

 

 ヤサイと一緒に食べても良し。野菜はクタ気味なので麺と双方でデロ感を味わえます。

 

 

 途中でスパイスの登場。先ずは白胡椒を振り掛けます。

 

 

 くしゃみ寸前で止めましょう…ってくらい振り掛けるのが吉。メッチャ旨くなります。

 

 

 1枚でお願いした豚はこんなに大きいんですよ。普通にトンテキで食えそう。

 

 

 部位は腕肉ですかね?柔らかくてしっとりとした食感。味付けは薄目でスープに良く浸しながら食べるとなお良いかと思われます。

 

 

 一気にニンニクが混ざってジャンク化。豚ポタスープにニンニク、合うわぁ~。マジで。

 

 

 いつものように粗挽きの一味唐辛子を掛けて。辛味と共に種の部分の香ばしさが加わって最高のブースト剤になります。

 

 

 コレが入ると矢張りJBCのイズムを感じざるを得ません。(麺量の多さも一子相伝といった感じですが…)

 

 

 やはり麺量3分の1ですと本当に旨いままフィニッシュを迎えられますねぇ。未だもう少しだけ食べたいなぁという気持ちのまま最後の一本まで啜り尽くします。

 

 

 名残惜しくスープも飲んでしまいました。

 

 

 ごちそうさまでした!

 

 店主さんに謝意を伝えお店を出ると、数人のお客さんが並んでいました。

 

 

 後から出てきたパイセンも、乳化気味の1284GEに大変満足されたようでよかったです。まあ、いろいろ悩んでも仕方ないなぁと思えたのが収穫でした。

 

 先輩お付き合いいただき有難うございました!スッキリしました!

 

 R55JCW 拝