らーめんいごっそう 東伏見 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2024.1.12(金)

  らーめんいごっそう 東伏見

  de狂った話です。

 

 

 いよいよ寒さが本気を出してきたようです。

 

 

 今冬は『スーパーエルニーニョ』なんて言われていまして例年より暖冬なんじゃないかなんていう噂まで…

 

 確かに暖かい日が多いと感じますが、矢張り朝晩はキッチリと寒さが襲ってくる日も多くなりましたね。

 

 そんな(どんな?)寒い日に食べたくなるのが味噌ラーメン。コレは皆さん満場一致で決まりかと。

 

 

 最近ではミソラー専門のチェーン店なんかも各地に増殖中…なんでも『蔵出し味噌』やら『五穀味噌』やらをウリにしているようですが…

 

 

 とは言え自他共に認める

グル中

馬鹿舌(タン)®︎

 のアテクシですから、そんな高尚なミソラーなんかは味の良し悪しが分かりません。でもでも出来たら旨いミソラーが食べたい。

 

 

 そんな(どんな?)バカ舌のアテクシは、最初に保谷のわかつで12月に始まった『ゆず味噌らーめん』が頭に思い浮かんだんですが…

 

 

 去年より『柚子』を前面に出しているメニューで去年食べた時に無かった『ニンニク』のトッピングを試したいなぁなんて…

 

 ん?待てよ…ニンニクのミソラー?

 

 そうだ!暫くいごの味噌ラーメン食べとらんな。

 

 

 前回訪問時の去年3月。ミソラー食べる気マソマソで入店するも、入るや否や我が鼻腔を襲ったマー油の香ばしきスメルに急遽方針転換してマー油らーめんにカレーライスのセットを爆食。

 

 したらば今回は何が何でも初志貫徹deいごのミソラーをシバいたろかと。問題は合わせる相棒なんですよ。えぇ、えぇ。

 

 コチラは言わずと知れたラーメン二郎インスパイアの頂点に君臨するお店。詳しい事は

 

☑️ラーメン二郎インスパイア

☑️サカイ助手

☑️ニンニクいれますか?

 

 などの検索ワードで各自お調べ頂きたいのですが、醤油、塩、マー油らーめんと醤油つけ麺が常設、冬季限定で味噌ラーメンと味噌つけ麺があり、そのどれもがハイレベル。 

 

 その並み居る麺類に加えて豚めし醤油(昔は塩味もありました)、白めしが常設で金曜限定の豚骨スープで作った特製カレーライスと、ご飯類も超絶バカウマなラインナップを誇るんです。

 

 特にミソラーには白めしを残ったルーシーにドボンして頂くセルフ味噌雑炊が堪らんのですわ。ただ今日は味噌ラーメンカレーセットをどうしても食べたくて、雑炊は次の機会へ延期。

 

 コチラ、夜の部は金土の2日間と前と比べると大分ハードルが高くなってしまいました。ただ閉店時刻の21時迄に並べば食べさせてくれると過去に確認しましたのでチャンスがアレば皆さま狙ってくださいませ。

 

 

 で、今夜はサイスポ♨️温泉で軽く整ったあとお店に向かいます。

 

 

 新座ではステーキ・マンと焼肉キングががっぷり四つの交差点があります。もしかして同系列なんスカね?確か焼肉キングと丸源ラーメンは同系列だったような気がしますけど…

 

 新青梅街道沿いのお店に着いたのは20時20分頃。 お隣の専用駐車場🅿️は2台ありますが、果たして空いているんでしょうか…

 

 

 …無事に空いておりました。少し停めにくいですが無料の駐車場を用意して頂けるのは本当に有難いですね。因みにお店のすぐ先左手にコインパーキングがありますので決して路上駐車はせずに利用しましょう。(今夜も食後にお店を出ると目の前に自分が入る時にはなかった車両が2台路駐してました)

 

 

 店内を見ると先客お一人様のみ。(その後すぐに4人ほど新規のお客さんが来ましたが)

 

 

 若干カオスな券売機で味噌らーめん900円と煮玉子100円、そして金曜限定のミニカレー350円の食券を購入し、店主さんがコップを置いて指定されたシートへ座ります。

 

 

 コチラでは基本的に店主さんの案内の通りに着席するのがしきたりのようです。氷の入ったコップには東伏見の美味しい水がなみなみと注がれています。

 

 ニッポン放送から「鶴光でおま」なラジヲが流れる店内はトレードマークの赤いTシャツに赤いキャップを被った年齢不詳笑の店主さんのワンオペ。いつもながらエネルギッシュな感じです。自分の後にすぐに客席はほとんど埋まりましたが、自分の分だけのロットで作って頂けたようでなんともうれしい限り。

 

 「味噌、味玉、ニンニクはぁ~?」と聞かれましたので「ヤサイ、ニンニク、アブラで!」とお願いして出来上がった一杯がコチラ。

 

味噌らーめん 900円

煮玉子 100円

1,000円也。

 

 

 よくSKI店主さんが三田の助手時代に「ニンニク入れますか?」って聞き始めたなんて言われていますけど、自分はSKI店主が三田にいたであろう頃はラーメン二郎と少し距離を置いていた?時期でもあり、そのご活躍や武勇伝については存じ上げません。

 

 ただ、自分が知る限りニンニク入れますか?と聞いている姿は見て居ません。大概は「ニンニクはぁ~?」っていう聞き方が多いような気がします。

 

 

 ウホッ!久々に見る味噌ルーシーの何とそそる黄金色。アブラコールでタップリと継ぎ足された液体油の層がビシッと表面を覆って灼熱のルーシーが熱を失うのを防いでいます。

 

 

 煮玉子は予め二つにカットされて盛りつけられるのがいごっそう流。カット面から旨味満点のルーシーが勝手に染み込んでくれます。

 

 

 デフォのニンニク量。刻みの細かい香り味とも抜群に良いモノ。

 

 

 それでは早速久々のいごの味噌を頂いてまいりましょう‥‥うーん、コレコレ。少し甘めの味噌ダレが強烈な豚の旨味を伴った美乳化スープと出逢って最強の味噌スープに昇華。

 

 同系統では直系二郎の大久保味噌が挙げられますが、味も濃さも重さも大久保の方が強め。しかしいごっそうの味噌スープも相当なド味噌といった感じで少しだけライト。寧ろ一般的にはコチラの方が受け入れられやすいと思います。

 

 

 クタ気味の野菜はキャベツが多目。バカウマな味噌スープに浸して食べると最高にウンマイ味噌野菜が完成。

 

 

※前回去年3月にいただいたマー油ラーメンの麺

 

 サカイ製麺(自家製)謹製の麺は前回イメージと比較すると若干平打ち感が強めになったような気がしないでもありません。そして太さ自体も幾分ファット感が増している様な…

 

 

※前回去年3月にいただいたマー油ラーメンの麺

 

 画像比較でだけでは中々伝わりにくいですがなんとなく太目になって扁平になったような気がしないでもありません。

 

 食感の方は少し水分多目のチューニングからもわかりますがツルッとシコッとした舌触りに加えて今宵の麺はモチモチ感がハンパないです。モチのロンdeコチラの最大のウリである「ユルユル」とした柔らかさは天下一品。

 

 

 刻みの細かい香り強めのニンニクとと共に啜ると最高に旨いです。今夜も次のロットで「麺カタメ」をオーダーされていたのはお一人のみ。みなさんこの呑める麺が大好きなんだと思います。

 

 

 ヤサイと一緒に食べるといかにも味噌ラーメンっぽくなりますねぇ。はい。

 

 

 歴史を感じるS&Bのコショー入れ。

 

 

 タップリかけたら少し周りに拡散してしまいました。大変申し訳ありませんでした!

 

 

 煮玉子は元もかなり味が付いていますけど、味噌スープを吸って更に旨いレベルへ昇華しています。黄身はトロットロの半熟。

 

 

 豚は小振りの腕肉。コレだけは唯一コチラで物足りなさを感じる点でしょうか?まあ、150円プラスでかなり増えますので、豚を食べたい方はぶた入りを選択するのが良いと思います。

 

 

 味の方は特級品で間違いありません。まさに「シットリ」という言葉がピッタリの柔らかい出来栄え。

 

 

 最後は一味唐辛子を振り掛けて固形物はあらかた口の中へ消失しました。

 

豚骨スープで作った特製ミニカレー

350円也。

 

 

 豚骨スープで作ったカレーと言えば新潟は万代バスセンターのカレーが有名ですけど、コチラのカレーはバスセンターのカレーと違って色は濃いめ。具材はシンプルに溶けた玉ねぎと人参などの野菜類に豚肉。コレが脂身が多めで旨いんですよ。えぇ、えぇ。

 

 

 結構ピリッと辛いので後半は汗が額から吹きだしてきます。

 

 

 この豚骨スープカレーを濃厚味噌スープで流し込む。なんとオツなんでしょうかねぇ。

 

 

 最後は汗だくになりながら完食。

 

 ごちそうさまでした!

 

 

 店主さんに謝意を伝えてお店を後に。閉店間際でしたが外待ちまで発生する大盛況ぶり。やはりコチラには根強いフリークがいるようです。えぇ、えぇ。

 

 R55JCW 拝