ぎょうざ専門店正嗣 鶴田店 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2023.7.8()

  ぎょうざ専門店正嗣 鶴田店

  de狂った話です。

 

 

 餃子が食べたくなりましてん。

   猛の烈に。

 ☝️倒置法

 

 

 というのも、先日佐野アウトレットに野暮用があったついでに行こうかと思い立ち、念の為調べたところ、自分の推しのお店はもう営業が終了してしまったとの事。

 

 まあ、栃木に来たんで壬生二郎に逝けばいいさなんて失礼な考えで向かったら、ミブジにも現地にて臨休を喰らうという二次被害まで被る始末。

 

 そんな(どんな?)んで以来餃子が食べたくて仕方なかったんスよ。

 

 

 ココで言う餃子とはかの有名な餃子の街宇都宮のことでして、宇都宮の餃子と言えば『正嗣』と『みんみん』が二大巨頭じゃないすか?

 

 モチのロンde地元の方に言わせりゃ、そんなん観光客相手の人気店だろ?って思われる方もたくさんいらっしゃるとは思うんですけど。

 

 そこはド素人の自分の私見という事で生暖かく見守って頂ければ幸いでございます。

 

 

 そんな『正嗣』と『みんみん』ですが、私個人の好みとしては断然正嗣派。揚げ餃子やライスにビールもあるみんみんも捨て難いんですが、とにかく正嗣の焼餃子ったらもう…

 

たまらん。

 


【お店の情報】

(公式HPより)

住所

栃木県宇都宮市滝の原1-3-39

電話番号/FAX 

028-636-7888

営業時間

2月より店内飲食再開致しました。(11時から最大14時、行列次第で変動の可能性あり)

持ち帰りは11時から夕方まで

※売り切れ次第終了

定休日

火曜日・水曜日

※変更になる時もございます。

駐車場

15台

席数

11席に縮小(カウンターのみ)

※感染症対策等により変動の可能性あり

営業内容及び営業時間変更の場合がございます。


 

 で、そんな正嗣ですが、遡ること15年以上前に行ったのがお初。その頃は今の宮島本店でなく、すぐそばにあった小さな旧店舗でみんみんとのハシゴで頂きました。

 

 さほど並んだ記憶はありませんでしたが、その後伺うたびに行列が伸びて、新店舗に移転した頃から週末となれば半日近く並ばないと食べられなくなるほどの超人気店に…

 

 したらば知り合いから鶴田店はそんなに並ばないで食べられるよと教えてもらい、以来そちらに伺ってます。

 

 が、しかし。

 

 コロナ禍以降、店内飲食が無くなりテイクアウトのみの営業に。自分はそれを知らずに行ってしまい仕方なくテイクアウトで食べたんですが、お店で焼きたてパリパリの火傷上等なヤツを食べるのとは余りにも違い過ぎて…

 

 

 その間、小山餃子として有名な一品香でバカウマなジャンボ餃子を頂いたりしながら過ごしてきました。

 

 ただ、宇都宮餃子とは一線を画すもので、あの小さくて野菜たっぷり、ごま油の香りが香ばしい正嗣の餃子への想いは募るばかり…

 

 そんな正嗣が今年2月から店内飲食を再開したと聞いて、ご案内の通り紆余曲折を経て本日めでたく再訪する事が出来ました。

 

 って相変わらず長くてくどい前フリでサーセンねぇ〜。

 

 

 お店は午前11時半開店ですけど、自分が到着した11時過ぎにはほぼ駐車場が売り切れ状態。それでも何とかラスト1台に滑り込み10名ほどの並びに接続します。

 

 

 既に営業は始まっていてカウンター席は満席、そして中待ちが入り口付近まで。丁度自分の辺りで外で待つことに。

 

 基本、定休日は火曜水曜です。平日に伺われる方はお気を付け下さいませ。

 

 

 メニューは潔いほどシンプル。

 

 ●焼餃子 :1人前(6ケ)280円

 ●水餃子 :1人前(6ケ)280円

 ●冷凍餃子:1人前(6ケ)240円

 

 これのみです。ビールは勿論の事、ライスもありません。餃子のみです。

 

 

 因みに店内飲食のみ券売機にて食券を購入します。

 

 

 自分は焼餃子3人前、水餃子1人前のセットを、同行者は焼餃子2人前と水餃子1人前のセットをそれぞれ購入。

 

 

 中待ちを経て店員さんの案内でカウンターの端席へフェードイン。厨房内は見覚えのある店主さんと若い男性の店員さんが2名。お二方ともイケメソです。

 

 卓上装備も至ってシンプル。自家製ラー油とお醤油にお酢と割り箸のみ。真っ赤なカウンター席は某有名ラーメン店を彷彿とさせます。

 

 

 美味しい餃子を出す店には漏れなく美味しい自家製ラー油が置いてありますよね。一品香のラー油も凄く香ばしくて旨かった記憶があります。

 

 

 店内には焼き油である『ごま油』のオイニーが充満していて、超絶食欲を掻き立てます。逸る気持ちを抑えて、その美味しそうな自家製ラー油とお酢とお醤油を極めてその時の気分で配合し、臨戦態勢を整えます。

 

焼餃子(3人前)

840円也。

 

 

 久々に見る焼き立ての正嗣。サイズはさほど大きくありません。大人ですと軽く一口で食べきれてしまうサイズ。ただ、焼き立ては激熱ですから一口で食べると高確率で口の中を火傷しますので要注意です。

 

 

 さて、久々の一口を…

 

 馬ッ!

 

 そうそう、これこれ。焼き面はパリッパリで餡を包み込む上部はプリッとモチッとした食感のコントラスト。

 

 で、中に詰まった餡は野菜中心の構成。ニンニクやニラといった匂いの強い野菜でなく、生姜の香りがフワッと鼻腔に抜けていくフレーバーが正嗣の最大の特徴。

 

 そして自分的最も突き刺さるポイントは焼き油であるごま油の香ばしい香りですねぇ。これが猛烈に食欲を掻き立てるんですよ。えぇ、えぇ。

 

 久々に正嗣の焼き立てを頂きましたが、やはり自分的には最もうまい宇都宮餃子で不動のポジションです。来てよかった。

 

水餃子(1人前)

280円也。

 

 

 基本は茹で湯で餃子を茹でただけのモノなので餃子本来の味以外、余計な味は付いていません。これは15年以上前に初めて正嗣に行った時に店主さんに食べ方を聞いたところ、ラー油と醤油をお好みで…とのことでした。

 

 

 本日も気分でラー油と醤油を適量垂らして頂いてまいります。お湯に垂らした自家製ラー油が立ち昇る湯気に香ばしいラー油の香りをプラス。

 

 

 熱そうなので恐る恐るおちょぼ口で…

 

 熱ッッ!

 

 分かっていてもやはり火傷するのが正嗣の水餃子。コチラはお湯にラー油と醤油で若干の味が付いていますけど、基本的には餃子本来の味をダイレクトに感じる事が出来るモノ。

 

 

 あまりの熱さに口をハフハフさえながら慎重に食べて行きます…うんうん、これも特別に旨いなぁ~。マジ来てよかったわぁ~。

 

 

 あまりの旨さに秒殺

 

 ごちそうさまでした!

 

 いやぁ、本当に旨かったぁ~。やはり餃子は焼き立てを火傷上等でその場でハフハフが最適解だと再確認しました。

 

 また来ます!

 

 

 お店の人に謝意を伝えて外に出ると相変らず駐車場はパソパソ、並びは10名程度と大盛況をキープしたまま。因みに駐車場はかなりタイトな感じなので、くれぐれも駐車の際はお気を付け下さい。

 

 R55JCW 拝