2022.6.12(日)
ラーメン二郎 八王子野猿街道店2
de狂った話です。
野猿名物の髑髏と言う汁なし。
去年の6月にも頂いたんですけど、数ある野猿の限定メニューの中でもドクロシリーズには目が無いんです。
嘘かホントか分かりますせんけど、そのアブラ主体の仕上げ方が身体に悪いとかで『毒の二郎』から毒郎→髑髏→ドクロになったんだとか。
お味の方も、私が過去に経験したモノではデフォルトの醤油、塩、カレー、辛いのetc。自分的には2016年の7月に期間限定で提供された「塩ドクロ」の味が忘れられません。
その塩ドクロが先日ゲリラ限定で上がったんっスけど、チャンスが無く泣く泣くスルー。
そんな悔しさでモヤモヤしていたんですが、先日から和風?シリーズがゆずからしそへと変化しながら継続中みたいなので行ってきました。
梅雨のジメジメした空気感をサッパリと断ち切ってくれそうな和風シリーズにドキをムネムネさせて伺ったんスけど、果たしてアブラがゴイスーなYAENの髑髏に紫蘇風味がどこまで対抗できるのでしょうか?
圏央道を内回りde行ったんですけど、川島IC料金所前で1台の覆面がマーチのNISMO仕様を捕獲中。車種はガンメタの最新型レガシー。見たことない車種で少々ビックリしました。
そしてほどほどに流れる鶴ヶ島JCT付近に、
如何にも
なシルバーのアスリートを発見。それも210系。
そして前方には白いワンエイティー。No.プレートは
『・180』
あぁ、狙っとるのぉ。
前にトラックが蓋をしていて、微妙に左右に揺れながらイライラしてるオーラが全開で、後ろの怪しげな車両に全くもって気づいていない模様。その後、アスリートは一旦第一通行帯に戻ったんですけど、後に続くメルセデスがアスリートに並走した瞬間にブレーキング。
はい、これにて覆面が確定した瞬間でございます…直後に先程から蓋をしていた大型が道を開けた瞬間、180が加速開始。すると一旦諦めかけたアスリートが猛然と加速して追撃開始。
まあ、高速の第2通行帯をスイスイ走る欧州車の運転手は結構高速走行に慣れている方が多いので、いろいろな路線でどのあたりに覆面が潜伏しているか知っているドライバーが多い感じですし、ヤバそうなアスリートなどをやり過ごすときはほぼ確認してからパスしているんじゃないかと。
時間にして5秒経たずに赤灯を挙げて速度測定開始からの捕獲。すぐさまインター方面へドナドナされて行きました。
脇を通り過ぎる時にチラッとドライバーを見たら若いお兄さんで、能面のような無表情だったのが印象的でした。
高速ではアスリートを見たら覆面だと思えと言われているくらいの車両。ましてやシルバーの個体はそれだけでめちゃくちゃ覆面率高いです。
勿論、制限速度を守らなきゃなのはあたり前田のアッちゃんなんですが、速度抑制装置の付いた大型が延々と2車線の右側を塞いで走っているのを見るとそっちをなんとかしてくれって思いますけどね。
で、いつものようにあきる野ICで降りたんですけど全く動きません。結局サマーランドの入り口まで大渋滞。
予定より30分ほど押してやえん街道に流入。
お店に着いたのが11時20分過ぎ。並びは丁度黄色いバーで作られた迷路入り口付近から。中外合わせて20人くらいですかね。
直前まで売り切れてたら悲しいなと思いながら先買いがルールの券売機前へ・・・
ヨカッタ
無事にゲリラ限定『しそドクロ』の表示を見て一安心。目的の食券を購入して百円玉を小銭入れに探すもナッシングオオ・・ノォ~
たまたま券売機前にいらっしゃった助手さんに両替をお願いして事なきを得ました。お忙しい中のご対応ありがとうございました。
高速回転でどんどん列が進む中、中待ち昇格時点でベテランの助手さんが食券をモギリに来たので、麺少なめのドクロでお願いしました。
ピットはいつもキリっと締まった店主さんと先程食券確認に来たベテラン助手さん、そしてもう2人の男性助手さんの計4人体制。さほど待たずに店主さんからニンニク入れますか?と聞かれましたので、ニンニク少しとアブラでとお願いして出来上がった一杯がコチラ。
しそドクロ少な目 950円
ネギ 150円
1,100円也。
店主さんが寸胴から大量の液体油とともにハンペン脂を回し掛けた上にネギがドッサリ乗せられるのを見ながら若干腰が引けている自分に気づきました。麺少な目にしたので野菜は減らさんでもよかろうもんって思ってましたけど、矢張り野猿では野菜少な目にした方が自分的には適量の様です。特にネギのボリュームがゴイスーなので次回からは野菜少な目コール必須に致します。
どうッスか?このサイドビュー。麺少な目の野菜コール無しでこの圧倒的標高。そりゃ野猿の野菜はシャキタイプとはいえ、ビジュアルで既に満腹中枢にダメージを与えてきていますよね?
豚の厚みもなんだかとんでもないことに・・・
少しでお願いしたニンニクはこれくらい。非常に刻みが粗くて野趣あふれるフレーバーのモノ。
それでは早速いただいてまいりましょう・・・
先ずは、自分的日本で一番うまいネギの食べ方と認定している野猿のネギと、野菜を一口パクッと逝ってみます・・・マジ天才。マジ天才。マジ天才。
野猿の店主さんマジ天才。
グル、ごま油、カエシ全ての分量がパーフェクト。あの忙しいオペの合間に都度調理されるネギをここまで毎回完璧に仕上げてくるそのスキルに脱帽です。
そして、麺をアブラの海から掬い上げます・・・
おぉ、ドクロやん。猛烈な液体油を纏った「プリパツ」なYAENメーンは、豚の旨味満載の油を全身に纏って最恐兵器と化し、自分の身体にありとあらゆる良くない物質をもたらすかの如く振る舞う一方で、ちっぽけな自分に「旨味」という猛烈な快楽によってカタルシスをもたらすのであった・・・ってすみません。興奮してしまいました。あまりのアブラの攻撃性に。(倒置法)
平たく言うと「ドクロ」の味なんですよ。でもデフォと比べると醤油は控えめ。寧ろ塩気を感じますね。そして肝心の「紫蘇(しそ)」なんですけど、私の鈍感な味覚中枢では残念ながら一切紫蘇らしさを感じる事が出来ず・・・でも猛烈に旨いですよ。えぇ、えぇ。
黒胡椒を掛けて刺激的にメイクアップした野猿の麺は、加水率が高めで密度が非常に高く感じるストロングスタイルの麺。自分的二郎的には柔らかめのフワッとしたザラツキのある麺が好みですけど、こと「ドクロ」に関してはこの麺でないと成立しないと思います。
これだけ強いタレには相当強めの麺でないとバランス的に負けてしまうと思いますね。えぇ。
豚は腕肉。ボリューム的にはいわずもがな。
少々噛みごたえはありましたけど、味的には文句なしのレベル。
このようなハンペン脂がワンサカと出て参りました。身体によくないですよねぇ。はい。分かっちゃいますけど、このアブラと野菜、アブラと麺を同時に食べると・・・・間違いなく逝きますよ。えぇ、えぇ。
後半だいぶ油に詰め寄られてきました。一味唐辛子でスパルタンに仕上げて一気に食べていきます。
ごちそうさまでした!
ふぅ~。。。最後まで紫蘇の風味は感じる事が出来ませんでしたが、キリットしたスパルタンなドクロ、ガッツリ堪能致しました。旨かったッス!
店主さんに謝意を伝え、外に出ると同じように20人程度の列が形成されていました。いつ来ても大人気ですね。
帰りもまたサマーランドの前を通過して圏央道で帰宅の途に就きました。
R55JCW 拝