携帯電話キャリア(事業者)の変遷 | ヴェルディの星
2021-01-14 09:24:00

携帯電話キャリア(事業者)の変遷

テーマ:ブログ
ヴェルディは今日始動。背番号発表。まだ契約更新されてない優平もいる。ランドにもいたそうだから心配ないな。「現時点」と言うくらいだから外国人FWの追加はあるのか…?
 
さて、携帯電話料金が値下げされ、新たに楽天モバイルが参入し、その楽天モバイルへ企業秘密を持ち出してソフトバンクから転職した男が逮捕されたこの時期、携帯キャリア(事業会社)ブランドの変遷についてまとめてみます。ちなみに私の携帯はauだか、契約した時はツーカーセルラーでした。覚えてますか?
 
現在日本の携帯電話キャリアはNTTドコモau by KDDIソフトバンク、そしてこの度新規参入する楽天モバイルの4ブランド。現在まで色々変わって来た歴史があります、NTT系のドコモを除いて。
 
1987年にまずNTTがドコモとして携帯電話サービス開始。後に分社化。東京地区、東海地区ではそのドコモの他、トヨタ系のIDO、日産+DDI系のツーカーセルラー、日本テレコム系のデジタルホンの4社体制に。ドコモ以外はもはや存在しないブランド。
 
 
NTTドコモ
 
IDO

ツーカーセルラー(東京、東海)、ツーカーホン(関西)
 
 
 
デジタルホン
 
 
 
デジタルホンは関東にお住まいの方は、野村監督とヤクルトの選手がサラリーマンに扮したコマーシャルでご記憶があるかと。
 
ややこしかったのはこの4ブランド体制が全国共通でなかったこと。全国9つの地域(北海道、東北、関東、東海、北陸、関西、中国、四国、九州)で別個に営業。関東、東海、関西は4社体制だか、それ以外の地域は3社体制に。
 
関西はIDOが展開せず、日産(ツーカー)とKDD(セルラー)が別個に展開。ツーカーホン関西、関西セルラー、ドコモ関西、関西デジタルホンの4社体制。
 
それ以外の6地域(北海道、東北、北陸、中国、四国、九州)ではややこしいことに日本テレコム(デジタルホン)と日産が組んでデジタルツーカーを展開。ドコモ、セルラーとの3社体制。※セルラーのみ沖縄が九州とは別会社に。
 
デジタルツーカー
 
 
セルラー
 
後に日産は携帯電話事業から撤退。全国のデジタルホン(東京、東海、関西)とデジタルツーカー(それ以外の地域)は統一ブランドJ-PHONEへと変更。
一方IDOとDDI、KDDIは2000年に合併しKDDIに。携帯ブランドはIDOとセルラーが一つになりauに。ツーカーセルラー(東京、東海)とツーカーホン(関西)もKDDIの一ブランドになるが微妙な存在に。後にauに統一で完全消滅。私の携帯もいつの間にかauになりました。
 
この時期に全国を9分割していた携帯電話事業者各社は全国一本化されるようになります。ドコモJ-PHONEKDDI(au)の3社(ブランド)体制に。
 
J-PHONE
 
au by KDDI
 
 
 
 
携帯電話の再編はまだまだ終わりません。世界的なモバイルブランド、マンチェスターユナイテッドのメインスポンサーでも有名だったボーダフォンが2003年日本に進出。J-PHONEを買収します。
 
ボーダフォン
 
 
浦和のスポンサーも努めていたことをご記憶の方も多いのでは?
しかし再編はさらに続きます。日本に参入後も思ったように契約を増やせないボーダフォンは僅か3年でソフトバンクに携帯電話事業を売却します。
 
ソフトバンク
そして今年2021年、約20年ぶりの新携帯事業者として楽天モバイルが参入することに。
 
楽天モバイル
今は同じ電話番号でキャリア変更が可能な時代。さて今後どうするか?いちいち変えるのもめんどくさいけどね。
さて最初に戻りますが、ツーカーセルラーを覚えてる人、今どれだけいます?w