【5+】
最近はまっているウディ・アレンをば。
映画の中からスターが出てきて、男と女が恋に落ちる、というなんともファンタジックならラブコメディー。
私の心を掴んだのはこの台詞
「自分の作品が邪魔をする」
これはスクリーンの中から現実世界に出て来てしまったキャラクターに向かって、それを演じる俳優が放った言葉。
この映画の中では、キャラクターが具現化してしまっていたが、この俳優の言葉は全ての俳優・女優の思いを代弁したものなのだろう。
キャラクターが一人歩きをし、当人の自由を奪ってしまう。
「古畑任三郎シリーズ」で人気を博した田村正和がもうこれ以上このシリーズには出演しない、と言ったのもそのような気持ちがあったからなのだろう。
好きな作品の中から好きなキャラクターが出てきて、自分と恋に落ちる。
誰もが一度は夢見たことがあるのではないだろうか。
映画のラストは、キャラクターにもふられ、スターにもふられ、再び好きな映画を見つめる主人公。
しかしその目には輝きが灯っている。
「現実から逃げずに現実の中にある幸せを見つめなさい」
というウディ・アレンのメッセージを感じた。
【5+】
前作の主人公よりも主人公の人間臭さ、駄目さ加減がリアルに伝わってきていい。
ヒーローの苦悩ではなく、一人の17歳の少年の苦悩が。
そしてこの映画は音楽が効果的に使われいて、かなり良かった。
(少し音が多い気もするけど)
「ヒーローとは悪を倒すためのものではなく、人々を守るためにいるもの」
ということが、2つのシーンで表現されていたように思う。
一つは、橋の上でリザードが車を襲って去って行ったときにスパイダーマンは彼を追わずに、残された人々を救う判断をしたこと。
(これは彼の意思での行動ということがはっきりと表現されている)
もう一つは、ラストのリザードとの決闘シーン。
普通ならヒーローが悪にとどめを刺すものであるが、その立場を警官にゆずり、自分は街を守るために機械を止めに行ったこと。
(これは彼の直接的な意思ではなく製作者の意思だと思う)
なんにせよ、今回のスパイダーマンは
・音良し
・映像良し
・ストーリー良し
・原作に忠実
ということでかなり満足のいく作品だった。
続編も来年公開らしいので、こちらもダラダラ続くこと無くスマートに終わらせてほしい。
前作の主人公よりも主人公の人間臭さ、駄目さ加減がリアルに伝わってきていい。
ヒーローの苦悩ではなく、一人の17歳の少年の苦悩が。
そしてこの映画は音楽が効果的に使われいて、かなり良かった。
(少し音が多い気もするけど)
「ヒーローとは悪を倒すためのものではなく、人々を守るためにいるもの」
ということが、2つのシーンで表現されていたように思う。
一つは、橋の上でリザードが車を襲って去って行ったときにスパイダーマンは彼を追わずに、残された人々を救う判断をしたこと。
(これは彼の意思での行動ということがはっきりと表現されている)
もう一つは、ラストのリザードとの決闘シーン。
普通ならヒーローが悪にとどめを刺すものであるが、その立場を警官にゆずり、自分は街を守るために機械を止めに行ったこと。
(これは彼の直接的な意思ではなく製作者の意思だと思う)
なんにせよ、今回のスパイダーマンは
・音良し
・映像良し
・ストーリー良し
・原作に忠実
ということでかなり満足のいく作品だった。
続編も来年公開らしいので、こちらもダラダラ続くこと無くスマートに終わらせてほしい。
【4+】
ストーリー以外は全部本物!
という謳い文句どおり、武器・戦法・登場人物、その全てがリアルで、まるでドキュメンタリー映画を見ているようだった
まぁ、もちろんドキュメンタリーではないので、視線のリレーなどはあったが、パラシュート降下のシーンはどのように撮ったか不思議だった
様々な角度から撮影するために何度も飛んだのだろうか
映画の内容そのものよりも面白かったのは、その客層
普段映画を見ないようなマッチョな観客ばかりだった
(なのでスタッフロールで立ち上がって出て行く人が多かった)
たまにはこういうのもいい
ストーリー以外は全部本物!
という謳い文句どおり、武器・戦法・登場人物、その全てがリアルで、まるでドキュメンタリー映画を見ているようだった
まぁ、もちろんドキュメンタリーではないので、視線のリレーなどはあったが、パラシュート降下のシーンはどのように撮ったか不思議だった
様々な角度から撮影するために何度も飛んだのだろうか
映画の内容そのものよりも面白かったのは、その客層
普段映画を見ないようなマッチョな観客ばかりだった
(なのでスタッフロールで立ち上がって出て行く人が多かった)
たまにはこういうのもいい