映画と自転車と私。 -10ページ目

映画と自転車と私。

京都で飄々としながら、映画(99%)や自転車旅行(1%)のことを綴ります。

【4+】
8月にリメイク版が公開されるので、予習をしておこうとシュワちゃん主演のオリジナルを見た

うーん

すごい

この映画は「マトリックス」「インセプション」の原型を作ったと言えるんじゃないだろうか

夢や精神世界に入り込み、それが現実と区別できなくなる

怖いですね

でも今の技術ならそれも可能になるんだろうな

オチを言ってしまうと、形成された嘘の「人格」のまま主人公がラストを迎えるのが珍しく感じた

この辺はミステリーにありがちな展開だけど、22年前にやってのけたのが素晴らしい

(って私の生まれた年の映画か)

リメイク版はどうやら映像美を見よ!というスタンスらしいので、楽しみ
【5+】
まず最初に。
いつものようにレイトショーだからと半袖短パンビーサンで映画館に乗り込んだのが間違いだった。ここは女子校か、というほどのギャルに囲まれ魂を抜かれた。

何の予備知識も持たずに観に行ったつもりだったが始まって10分ほどしたときに「、あれ、なんか知ってる。」となった。

リリコの痣が発覚するシーンで。
そうだ、京都に来て初めて行ったマンガミュージアムで読んだ漫画が『ヘルタースケルター』だったんだ。
なんという偶然。
マンガミュージアム、いい仕事します。

映画自体は、沢尻エリカここまでするか!といったもの。
R15ですが、私にはR18に感じました。
男性の皆さんは気をつけてください。

映画自体は、沢尻エリカここまでするか!といったもの。
R15ですが、私にはR18に感じました。
男性の皆さんは気をつけてください。

私個人としては昨日の『苦役列車』の方がガッと掴まれた。
というのもより共感できる主人公が森山未來演じるクズで鬱屈したどうしようもないヤツだったから。
美しくなりたい、と思わない私には『ヘルタースケルター』の主人公にはあまり共感できず、客観的に見てしまった。それでもすごい映画だった。

色々と話題を提供する沢尻エリカさんですが、この映画を見たら文句は言えないはず。
それだけの仕事をしています。

「アレ」という代替の記号が溢れる世の中、リリコは「リリコ」という記号を手に入れその存在を放ち続けるのでしょう。

テーマソングの浜崎あゆみ「Evolution」が妙にはまっていたので、EDもあのままいってほしかった。
【4+】
アイドル前田敦子が女優へと脱皮するその瞬間を見たくて、はるばる映画館まで足を運んだ。

正直言って、アイドル前田敦子や『モテキ』の森山未來を期待していった人には面白くないものだろう。

そもそも物語にエンターテイメント性はない。

あるのは鬱屈していて、スケベで自己中で人をイライラさせるコミュ称な男のリアルな姿だけだ。

しかし、それを演じきった森山未來がすごい。

あんな森山未來を見たことがない。

きっと作中でそんな彼にイライラしてしまうのは同族嫌悪のようなものがあったからだろう。

前田のあっちゃんもやっと正当に評価されるべき舞台に上がってきた、という感じでした。

面白くはなかった

しかし、私の胸にはしっかりと残った

見てよかった