こんにちは

OLIVEです

今回は西日本乗り鉄旅PART5

3日目の後半について書きます


今回の旅もこれでラスト

最後に行ったのはタイトルにもある通り、京都鉄道博物館

京都鉄道博物館はJR西日本が運営する国内最多の車両を展示している鉄道博物館です

実は京都鉄道博物館に行くのはこれで2回目なんですが、1回目の時はあまり時間もなくゆっくり見られなかったので、今回はじっくり見てきました

目当ての車両があることと展示車両が多いことから、ここに書くのは目当ての車両を含む一部の車両だけですが、その様子を書いていければと思います

では早速書いていきます

前回のラストに到着した梅小路京都西駅から歩くとすぐに博物館が見えてきます


80系

もともとは大阪の交通博物館にいた車両で、京都鉄道博物館開館に伴いここにきました

この車両はBトレでも製品化されてますね


0系もいます

ここでは0系は4両が保存されており、編成として保存されています


103系大阪環状線です

103系のトップナンバーが保存されています

西日本の103系は馴染みがありませんが、武蔵野線の103系は乗ったことがありますね


DD54 33号機

あまり馴染みのないDLですね

DLといえばDD51に代表される凸型ですが、この車両は箱型の車体となっています

別エリアにはEF58 150号機が展示されています


機関車好きには大人気の車両ですよね

ただ私の世代はもうちょっと後なのであまり馴染みがありません…

EF65のトップナンバー、1号機もここに保存されています

テールライトが初期型ならではの独特の形状となっています

ここまででもなかなか見ごたえがありますが、今回の目当ては本館の中

いよいよ本館の中に入っていきます


本館で一際目立つのはやっぱり500系

500系自体はまだ山陽新幹線内で現役ですが、京都鉄道博物館には試作車のW1編成の先頭車が保存されています

日本初の営業運転での時速300kmを実現した日本の鉄道を代表する形式の1つですね


EF66というと西に向かうブルートレインのイメージが強いですが、ここにいる35号機はJR貨物に所属していた貨物機です

京都鉄道博物館開館の際にJR貨物から譲渡され、展示されています

35号機はJR貨物時代に実際に会ったことがあります

塗装やクーラー、各部の装飾の有無で大分印象が変わりますね

譲渡の際にクーラー撤去、国鉄特急色への再塗装がなされている他、もともとひさし付きの車両ということもあり、外観はブルートレイン牽引機のEF66のイメージ通りになってますね

そして今回の最大の目当ての車両がこちらです




DD51 756号機





756号機は私のホームページのトップ写真にもなっているように、鉄道車両の中で私が最も好きな車両の一つです





その理由は、この記事にも書いてますがDD51 756号機は私が初めて乗った機関車だからです





DD51自体元々大好きでしたが、そのDD51の車内に実際に乗れたことは最高の思い出となりました





あれから10年以上経ち、京都鉄道博物館に初めて行く前に展示車両について調べていたらその中にDD51 756の文字が

まさか自分が乗ったDD51が博物館に保存されるとは
とても嬉しかったのを今でも覚えています

初めて行ったときもよく見ましたが、そのときは時間がなかったので今回改めてじっくり見るために再びここに来ました

DD51 756号機について簡単に説明すると、756号機は国鉄時代の1972年に製造され、熊本機関区に配置、その後東新潟機関区に転属し、東新潟で国鉄民営化を迎え、JR貨物所属機になったあとも東新潟で活躍を続けました

その東新潟機関区所属時のイベントで私は756号機に乗車したわけです

その後、幡生機関区厚狭派出所、門司機関区といったJR貨物の西日本エリアに転属、活躍を経て、京都鉄道博物館開館に伴い先述のEF66 35号機と共にJR西日本へ譲渡され、現在も京都鉄道博物館に展示されています



詳しくは私のホームページのDD51 756号機のページに書いてあるので良かったら見てみてください

宣伝を挟みつつ(笑)
まずは東新潟時代、私が乗ったときの写真から


やっぱりこの顔は最高ですね

そのため、寒冷地ではない西日本エリアへの転属の際に756号機のこれらの装備は撤去されています

その結果、現在は…

運転手側の運転窓は旋回窓ではなくワイパーになり…

助手側の運転窓は旋回窓のままという外観になりました

左右の運転窓の外観が違うのは変わってませんね(笑)
またヒサシ延長も撤去されています

そしてこれは今回の訪問で気付きましたが、窓のHゴムがグレーに復元されています



上の写真を見ていただければわかるかと思いますが、東新潟時代は黒Hゴムなので博物館展示に伴い復元されたものと思われます

JR東日本の機関車でよく見られるHゴムのグレー化ですが、博物館保存車の756号機も復元されているとは思いませんでした

ただ先程も言ったように片方の窓がワイパーなので、色々カオスな外観になってます(笑)
側面はこんな感じです


DD51の魅力がたっぷり詰まった756号機、これからもここでDD51の魅力を伝えていってほしいですね





これ、めちゃめちゃ出来がいいんです

いつかこのブログで紹介できたらと思ってます(笑)
こんな感じで東京まで戻ってきました

これで今回の旅は終了です

臨時のサンライズ出雲91号から始まり、山陰・山陽のローカル線乗り継ぎ、ひかりレールスターのコンパートメント、京都鉄道博物館といろいろ楽しめた旅でした

ブログでは書き切るのに3ヶ月もかかってますが(笑)、ひとまず全部書けたのでよかったです

今回の旅1番の思い出はやっぱりこれですね



思い入れの強い756号機にまた会えて本当に良かったです

自分の大好きな車両がずっと残り続け、いつでも会えるというのはとても幸せなことですね



また会いに行きます

ではまた



OLIVE