こんにちは

OLIVEです

今年最初の記事はこの前行ってきた乗り鉄旅です



行き先は西日本エリアで2泊3日で行ってきました

久々に乗る列車もあれば初めて乗る列車もあり、なかなか充実した旅だったのでそれについて書きます



早速書いていきます

まずは1日目ですね

とは言っても1日目はほぼないようなものです

1日目の出発時刻が夜10時すぎなので(笑)
今回最初に乗る列車は今回の旅の目玉その1

タイトルにもある通り、サンライズ出雲号です



サンライズに乗るのは2度目ですが、なんと22年ぶり

かなり久々の乗車となりました

前回乗ったのはサンライズ瀬戸号で横浜〜岡山間でした

今回は前回とは違うサンライズ出雲号で、東京〜出雲市間の全区間を乗車します






サンライズ瀬戸・サンライズ出雲に用いられるサンライズエクスプレスこと285系は7両編成が5本存在します

サンライズは毎日運転の定期列車なので基本的には、東京発で2編成、高松・出雲市発で2編成を使用し1編成は予備として車両基地にいます

しかし年末年始、GWなどの繁忙期のみ、予備の1編成を使用した臨時列車、サンライズ出雲91号・92号が走ります



285系はサンライズ瀬戸・サンライズ出雲号として2本連結した14両編成としての運用がメインなので7両編成単独での運用は貴重です



単独運用好きとしては乗りたい列車だったので、今回、サンライズ出雲91号に乗ることにしました




普段サンライズが発着するのは9番線なので8番線にはサンライズの乗車位置案内等はありません

それでも、停止位置表記はありました

めったに使われない貴重な表記ですね

そして22時頃、接近放送と共に、7両編成の285系が入線してきました




285系0番代I3編成サンライズ出雲91号です



カッコいいですね

懐かしさもありつつ古さを感じさせない顔です

285系は全部で5編成作られましたが、所有しているのはJR西日本とJR東海で、JR西日本が3編成、JR東海が2編成持っています

所属は、西日本車は後藤総合車両所出雲支所で、東海車は大垣車両区ですが、運用に関してはJR西日本が主体で行っている部分もあるため、東海車も後藤総合車両所出雲支所に常駐しています

西日本車は0番代、東海車は3000番代を名乗っていますが、ほとんど違いはありません

番代区分に関しては新幹線と逆になっているのが面白いですね

今回来たのは前述の通り、西日本車である0番代のI3編成



西日本車のラストナンバーで全体でも最後に製造された編成です

前回乗ったのが東海車のI4編成だったので、今回の乗車で初めて西日本車に乗ることになりました


先頭車両の側面に大きく描かれているサンライズエクスプレスのロゴマーク



よく見ると貼り付けてありますね


前面の運転台下にも大きくロゴマークがあります



サンライズの名の通り、日の出をイメージしたロゴマークはこの車両にぴったりですね


行き先はもちろん、サンライズ出雲、出雲市行き



伯備線経由の表記はかつて並行して走っていた寝台特急出雲号が山陰本線経由だったのでその名残でしょうか

サンライズ出雲号は東京から東海道本線、山陽本線、伯備線、山陰本線を走行し出雲市に向かいます


今回乗るのは7号車のB個室、シングル

本当は違う部屋が良かったのですが、1ヶ月の争奪戦で苦戦しまして(笑)
シングルを取るのがやっとでした…
ですが、先頭車両(最後尾)に乗ることができたので結果オーライですね(笑)

乗る車両は東京方の先頭車両、クハネ285-5



車番の書体がJR西日本の車両でよく見られるゴナとなっています

ちなみに東海車の車番は国鉄型で用いられているスミ丸ゴシックとなっており、そこが西日本車と東海車の違いです

クハネ285-5は今回のサンライズ出雲91号では最後尾となる車両です




287系等と同様に先頭車両のスカートにも285-5の表記があります



西日本車特有の表記を東京駅で見るのも新鮮ですね

それではいよいよ乗車します



乗車してデッキを抜けるとこのように上下への階段があります


285系は普通列車グリーン車と似たような構造になっていますが、デッキがある分、階段はらせん階段ではないですね


私の部屋は1階なので階段を降りていきます

1階につくとこんな感じの通路があります


寝台客車の個室車両では通路側、個室側があるのに対し、サンライズでは4(11)号車を除き、中央に通路があり左右に個室がある珍しいタイプとなっています

寝台特急あけぼの号のソロ個室の車両と同じタイプですね

この方式は、個室数を多く確保できるというメリットがあります

その分、一部屋あたりの広さは狭くなりますが…(笑)
部屋はこんな感じ




翌朝撮ったものですみません…
ドアを開けたらすぐベッドです(笑)
狭い部屋ではありますが、1人で過ごす分には問題はなさそうです


部屋には小型のテーブルも備え付けられています



このテーブルは便利でした


部屋の入口付近には小型の鏡もあります

コンセントも設置されています


車内の案内もあります

サンライズ瀬戸号もサンライズ出雲号も使っている車両は同じなので車内設備も同じです

恒例の乗車は…

サンライズのカププラ



こちらは近年発売されたものですね

後尾車に乗っているので後尾車側から撮りました


こちらは初期のものです



窓まわりの処理や塗装の色合いが違います

ロゴマークの印刷技術の進歩も分かります


これはトレーンのダイキャスト製Nゲージのサンライズ



子供の頃買ったものです(笑)

チョコエッグのサンライズも



小さいながらよくできてます

個室なので色々乗車できますね(笑)
シングルの個室ですが、思った以上に快適でした

個室という空間は長時間の旅にぴったりですし、落ち着けるのでとてもいい空間ですね

東京〜熱海間は地元を走るのでいつも見ている景色ですが、サンライズの中から見るのは格別でした

横浜駅を発車すると次に停まるのはなんと大阪

定期便のサンライズは横浜を出たあと、熱海、沼津、富士、静岡、浜松と停まりますが、サンライズ出雲91号は(途中、運転停車はありますが)大阪までノンストップ

さらに大阪は下りの定期便は停まらないため、臨時列車ならではの特殊な運行スケジュールとなっています

熱海ではJR東日本からJR東海へ乗務員交代、ここからJR東海の管内に入ります

静岡では貨物列車の待避のため、運転停車

スーパーレールカーゴの通過を見送ったところで、寝台特急なので多少は寝ておきたいのもあり、寝ることにしました(笑)
目覚めると大阪到着前

そしてしばらくすると大阪駅に到着しました


大阪駅で1枚

大阪駅は下り定期サンライズでは停まらない駅なので貴重なカットです



乗ったところが最後尾なので写真も撮りやすく良かったです

寝ている間に乗務員もJR西日本に交代していました(笑)
大阪を出ると日が出てきました

三ノ宮、姫路を過ぎると岡山駅に到着です




定期便ではサンライズ瀬戸とサンライズ出雲の切り離しが行われますが、サンライズ出雲91号は7両編成単独運用なので特に作業もなく3分停車となっています

また、発着番線も1番線です

サンライズ出雲91号は臨時列車なので様々な列車の合間をぬって走ります

そのため運転停車時間等も多く、東京駅発車は定期便より30分遅い程度ですが、岡山発車は2時間以上遅くなっています

その分、長くサンライズを満喫できる点が魅力です

岡山の次は倉敷に停車

倉敷からは山陽本線を離れ、伯備線に入ります

やくもと同じルートですね

伯備線内でも様々な列車の待避等で停車します

途中、EF64の貨物列車も見れました

倉敷の次の停車駅は備中高梁


ここではサンライズ出雲91号では最長の14分停車です


写真もじっくり撮れます


サンライズのロゴマーク

反対側は窓があるため少し小さめです


ヘッドライトもきれいに光ってます

備中高梁の次は新見に停車


ここでも5分停車です


朝日が当たるとより一層綺麗ですね

流石サンライズエクスプレスです

伯備線内では雪も見え始めました

ここでサンライズでは唯一の共用スペースである3号車のミニラウンジへ




前回乗ったときは行った記憶がないので行ってきました

たまには部屋を出てここで景色を楽しむのもいいですね

部屋に戻ると列車は伯耆大山を通過し山陰本線に合流

伯耆大山では再びEF64牽引の伯備線貨物列車が見れました

そして米子駅に到着

ここから先は個人的に初めて乗車する区間です

安来、松江を過ぎると車窓には宍道湖が

