浦和三昧 序章 -6ページ目

ワシントン フルミネンセ決定

[日刊スポーツ]
 ブラジルの強豪クラブ、フルミネンセのブランコ会長は11日、
4人の新加入選手を発表、
浦和のFWワシントンと契約を結んだことを明らかにした。
 ワシントンは2005年に東京V入りし、浦和に移籍した昨季はJ1で得点王。
今季もクラブのアジア制覇に貢献した。
日本で開催中のクラブW杯でも10日のセパハン戦でゴールを決めた。

 既定路線とは言え、実際に発表されると、寂しさは否めない。
でも、少なくとも、あと2試合は浦和レッズの一員だ。
いつものように熱いハートで戦って欲しい。

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浦和が「赤」! ミランが譲歩

[サンスポ]
 ベスト4入りした浦和は13日、準決勝(横浜)でACミランと対戦する。
両者のチームカラーはともに「赤」だが、
この試合では浦和が赤のユニホームを身につけることが11日、分かった。
セパハンを倒して勢いに乗るアジア王者が、強豪相手に赤い旋風を巻き起こす。
 ACミランといえば、赤と黒がチームカラー。
浦和とは赤が同じ。
果たしてどちらが赤いユニホームを着るのか。
誰もが抱いていた素朴な疑問に、
国際サッカー連盟(FIFA)のジム・ブラウン競技部長が明快に答えた。
「準決勝は浦和が赤。ミランは、セカンドユニホームの白となります」
通常、同じ色の場合は重複を避けるため、チーム同士の話し合いが必要となるが、
「ミランはセカンドでいいといっている」と同部長。
ミランが譲歩したことで、前哨戦の赤争奪戦は不戦勝で浦和に軍配が上がった。

 実は、強烈なプレッシャーの中にあると思われるACミラン。
ここは、とりあえず「余裕」を示したというところか。
この試合のビデオは、浦和サポーターには永久保存版になる。
やっぱり赤のほうが画になるから、好都合だ。

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ワシントンが芸術的ゴール

[日刊スポーツ]
 元ブラジル代表の超絶テクが、浦和の勝利を決定づけた。
後半9分、FWワシントンはMF阿部のスルーパスを受けた。
右足でボールを浮かしセパハンDFを縦に抜くと、GKも巧みにかわした。
ほとんど角度のないところから右足シュート。
「あそこしか可能性はなかった」という相手DFとポストのすき間を通ったボールは、
浦和サポーターの大歓声を浴びて逆サイドネットに転がった。
「今日はセンターFWとして、ようやく勝利に貢献できた」。
11月11日の川崎戦以来1カ月、6戦ぶりのゴールに笑顔を見せた。
 楽しみにしていたミランとの対戦が実現した。
相手のエースMFカカは、ブラジル代表でともに戦った仲。
カカが代表デビューした02年1月のボリビア戦でも一緒にプレーしている。
それだけに恐さも分かる。
「彼をフリーにしてはだめ」と、決戦に向けて警戒した。
ゴール後、ユニホームの胸に輝くクラブのエンブレムを誇らしげにつかんだワシントン。
「ミランの方がプレッシャーがあるはず。楽しむよ」。エースは浦和を勝利に導くつもりだ。



 ワシントンのゴールは芸術的だった。
昨夜はサッカーの醍醐味を堪能することが出来た。

そして、ミランとの勝負が実現した。

 我々はチャレンジャーである。
だから、失うものなんて何もない。
たしかにミランのほうが、プレッシャーを感じていると思う。
木曜日の試合は、我々サポーターの出番なのではないだろうか。
完全にスタジアムをジャックし、最高のムードをつくる。
浦和の選手たちが、気持ちよくプレーできる環境を整える。
最大限、浦和レッズを楽しんで、
当たって砕けてやろうではないか。

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日本人第1号は永井だ!

[サンスポ]
 大舞台に強い男が、またもやってのけた。
永井が値千金の先制弾だ。
豊田スタジアムのスタンドを占拠した赤い悪魔が激しく揺れる。
選手たちが駆け寄る。
その中心で、永井が誇らしげに人さし指を立てた。
「相馬がいいボールをくれた。つっこんでいけば、何かが起こるだろうと思っていた」と
興奮気味に振り返る。
前半32分、MF相馬の左クロスに勢いよく飛び込み左足で決めた。
クラブW杯の日本人初ゴールだ。

 

 この男の勝負運の強さには驚いた。
とにかく大舞台でしか活躍しない(?)のだから、凄い。
これからは、普通の試合でも貪欲にプレーして欲しいが、
永井に限っては期待を裏切りそうな気がする。
まぁ、いいか。
次のサプライズまで気長に待ってるぜ。

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相馬 最高のバースデー

[スポニチ]
 試合後の取材エリアでまで、ガッツポーズを繰り出した。
とにかく、うれしかった。
10日が26回目の誕生日。
 「きょうはC・ロナウド(マンチェスターU)のプレーを見てから(会場に)来た。
絶対負けられないと思っていた。
(勝利は)ぶっちゃけ、オレにささげます」。どこまでも冗舌だった。
 浦和が誇るドリブラーが、セパハンの右サイドをズタズタに切り裂いた。
前半32分、得意のまたぎフェイント「シザーズ」を入れてDFをかわし、
DF2人の背後を抜ける絶妙の低空クロスで永井の先制点をアシスト。
後半25分には左から好クロスを永井に合わせ、オウンゴールを誘った。
「終わりよければすべてよしです」と笑ったドリブラーが、ついに夢のミラン戦を迎える。
「世界に(自分を)発信したい」。
胸を借りるつもりなどない。
得意のドリブルで世界をアッと言わせてみせる。

 ここのところ、攻撃面に変な躊躇があった相馬だが、
昨日は、気持ちいいほど攻めていた。
素晴らしかったと思う。
あれくらいの切れ味があると、浦和のサッカーに幅が出来る。
アレックス、平川、そして相馬。
来季の「左」は激戦区だ。

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