相馬 最高のバースデー | 浦和三昧 序章

相馬 最高のバースデー

[スポニチ]
 試合後の取材エリアでまで、ガッツポーズを繰り出した。
とにかく、うれしかった。
10日が26回目の誕生日。
 「きょうはC・ロナウド(マンチェスターU)のプレーを見てから(会場に)来た。
絶対負けられないと思っていた。
(勝利は)ぶっちゃけ、オレにささげます」。どこまでも冗舌だった。
 浦和が誇るドリブラーが、セパハンの右サイドをズタズタに切り裂いた。
前半32分、得意のまたぎフェイント「シザーズ」を入れてDFをかわし、
DF2人の背後を抜ける絶妙の低空クロスで永井の先制点をアシスト。
後半25分には左から好クロスを永井に合わせ、オウンゴールを誘った。
「終わりよければすべてよしです」と笑ったドリブラーが、ついに夢のミラン戦を迎える。
「世界に(自分を)発信したい」。
胸を借りるつもりなどない。
得意のドリブルで世界をアッと言わせてみせる。

 ここのところ、攻撃面に変な躊躇があった相馬だが、
昨日は、気持ちいいほど攻めていた。
素晴らしかったと思う。
あれくらいの切れ味があると、浦和のサッカーに幅が出来る。
アレックス、平川、そして相馬。
来季の「左」は激戦区だ。

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