1月13日 №343
こんにちは。
姫路・加古川を中心に
木にこだわった家づくり
笑顔の家族製作所のカントクです
昨日はブログで木の柱には本物と
人工があると書きましたね
ではでは今日は昨日の宣言通り
その2つをもう少し詳しくお話しますね
まず「本物」と言うか
天然木の柱ですね
まさしく天然の木材を削ったりして
長い四角の形状にしただけなんで
正直に言いますとまだ生きてます
ですんで乾燥すると痩せるし、
水分を多く吸収すると太ります
そういった自然環境の変化で
反ったり、ねじれたりの変形もあります
もちろん割れる事もあります
昔は家の壁の中で「パン」と柱が
割れる音が聞こえてたくらいですよ
木の水分の影響で不具合が起こるんですね。
木の水分量を含水率と言って一般的な
無垢の柱は20%くらいです。
そういった反り、曲り、割れなどを
抑えるために昔は柱に「芯引き」(しんびき)
または「背割れ」(せわれ)と」言って
わざと柱に割れを入れてました
これは割れたんやなくてわざと
割れを入れてるんです
木はは芯から割れる性質を持ってます。
それを予め芯引きをわざと入れる事で
割れを抑える事ができます
でもね芯引きしてても若干の変形は
どうしても起こります。
→方向に若干反ってるように見えませんか
大げさに言えばこんな感じに変形してます。
これが壁の中で起こると
壁が曲がったり、壁紙が切れたりして
建物がガタガタになってしまいます
それはエライこっちゃで天然木の柱は
良い物やけど使いづらい所がありました
また天然木ですので「木の目が荒い、細かい」
節が多い、節が大きい、小さいなど自然独自が
あるために強度を均一する事が難しかったんです
でもね、今は乾燥技術も良くなってきて、
含水率を15%以下にする事が可能に
なりました
そうすると背割れを入れなくても
割れも反りもない柱にできるんです
背割れがなくてもキレイな四角でしょ
そういった技術で変形はクリアしたけど
木の目や節の強度の問題があります。
安心して下さい
製造された工場でしっかり検品、
強度試験をクリアされて出荷されるように
なりましたJAS(日本農林規格)をクリア
→当社が使用してる「天然木の桧柱、乾太郎」
これで安心して天然木の柱を
使用する事ができますね
すみません、天然木の柱で
長くなっちゃったんで集成柱は
明日に書かせて頂きます。
最後まで読んで頂き
ありがとうございます
モデルハウス「ルクール・メゾン」
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