12月2日 №301
おはようございます。
姫路・加古川を中心に
木にこだわった家づくり
笑顔の家族製作所のカントクです
昨日は和室の真壁、大壁の
話をさせて頂きました
↓昨日の和室のブログ↓
昨日のブログを書いてて
「けっこう皆さん木のコト知らんかも
」
と思って今日は少し木について書きます
昨日は節で価値が変わると書きましたが
実は木には等級があるんです
柱に隠れる節がある柱にも
一等（いっとう）という等級があります
これは材の角がちょいと丸いくらいですね。
建築工事には丸みあっても影響ありません
＊一等の中にも「上一等」など色々あるけどね。
＊まだ下の二等なんてのもある。
次にまさに丸みのないきっちり
四角の材を特一等（とくいっとう）と言います。
ワイらは「トクイチ」とか「キンカク」なんて言います
並べるとこんな感じやね。
左の方が丸みあるんがわかりますよね。
木には株と末があるんで丸みある方が
末の部分になります
当然、株の方が太いので末の方が
丸みが出やすくなる。
という事は丸みが多い材は大きく成長する前に
伐採され、製材された事になりますね
そやから当然、「一等」よりも「特一等」の方が
金額も上がります
丸みの見た目もありますが、その分山に居た
時間も長いので手間ヒマも掛けられてますからね
まぁ、別に問題は無いんですが、
ワイ個人的にはしっかり育った原木から
製材した材を使いたいし、使ってます
もう1つ大きな事があるんよ
木には株と末があると言いましたが
建物も柱を建てる向きがあります
当然木が自然に生えてたように株が床側、
末を天井側で建てるのが常識です
ですんでワイが材木屋で柱を運ぶ時、
株と末を揃えてトラックから担いでおろして
納品するんを注意しました
逆に建てると「逆柱」と言って
家運を衰退させたり、災いを呼ぶと
言われております
今では集成柱が主流なんで
逆柱も無いんかな～
集成柱は文字通り木が集まって
1本の柱にしてる人工的に作られた
柱の事です。
これやったら株も末も関係ないわな・・・
柱だけでも色々ありますね
ワイも木の話になったら
止まらんなってきましたわ
自分の家に使われる材料ののコト
知っておくんは良い事やと思うしね
明日は昨日書いた和室の柱の事を
もう少し詳しく書きたいと思います
最後まで読んで頂き
ありがとうございました
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