12月1日 №300
こんばんは。
姫路・加古川を中心に
木にこだわった家づくり
笑顔の家族製作所のカントクです
先日、お客様のご自宅で
商談してました
間取りや色々な想いや仕様を
話している中で「和室」の話になった
ワイが簡単に「真壁(しんかべ)ですか」
「大壁(おおかべ)ですか」って
聞いてみると・・・
お客様の頭の上にマークが
そうなんです。
和室には「真壁(しんかべ)和室」と
「大壁(おおかべ)和室」があるんです
ワイは普通に聞いてしもたけど
「真壁」「大壁」は専門用語なんやね
お客様を戸惑わせて少し反省しました
家づくり考えてワイのブログ読んでる方も
知らん人おったら困ると思って、今日は
2つの和室の違いを書きたいと思います
簡単に言うと・・・
洋風です!!
大きな違い柱が見えてない事です
どちらも和室なんでタタミはありますね
真壁は柱が見えると言いましたがその他の
木の造作材も色々ありますよ
写真のように長押(なげし)や落とし掛け(おとしがけ)、
その他の材料は写真見てもわかるようにキレイでしょ
それは選び抜いた銘木を使用してるんです
真壁の造作材は節がありません
当然見えてくるんやから節が無く、
表面もキレイに仕上げて施工します
大壁は柱も壁の中に隠れるので
節のある柱を使用してもOKです
今回は桧を例にしましたが、真壁の造作材には
杉、ヒバ、赤松などさまざまでどれも節の無い
材木を選びます
皆さん頭ン中で単純にホームセンター
なんかで見る木を思い浮かべて下さい。
↓おそらくこんな感じですよね↓
はい、木には節があって当たり前なんです
そやから節の無い材木を製材によって
木取りしたんを「銘木」と呼び、
希少価値が上がり材木の金額もUPします
だから真壁和室の方が建築コストが
かかってしまうんですよね
もちろん大工さんの手間も違います
別に節があるから「悪い」「安い」材木と
言ってる訳ではないですよ
節があって当たり前、無ければ価値が上がる
木とはそういうもんなんです
最近では大壁和室の家が価格も抑えれるし、
オシャレな雰囲気を演出できるんで
増えてきましたね・・・
それはそれでワイはえーと思うねん
でも純和風の材木の良さを知った
仕事もワイは大好きやねん
昔は後輩の家建てんのに市場まで
柱を選びに行ってた事もあったな~
真壁も大壁もどちらもそれぞれ
良いモン持った和室やけどね
2種類ある事は覚えときましょう
最後まで読んで頂き
ありがとうございます
モデルハウス「ルクール・メゾン」
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