5月17日 №102
こんにちは。
姫路・加古川を中心に
木にこだわった家づくり
笑顔の家族製作所のカントクです
昨日は丸太梁の事で伝統である
日本建築を守って行きたいと書きました
→昨日のブログ
あれから色々考えてて
いいか、悪いかは別として
日本の建築業界の移り変わりが
大きく影響してると思う・・・
昔は腕利きの大工が町や村におって
「棟梁に任せとけば大丈夫」みたいな
感じで大工さんが材料から全部段取りして
現場を進めてた
ワイが子供の頃はうちの材木屋の
敷地にある作業場に大工さんが
2・3組居て毎日柱や梁を手加工してた
10時と3時の休憩ん時はワイと
キャッチボールしたりして遊んでくれた
でも仕事が始まると汗かきながら
ぶっとい腕で梁を手刻みしていく姿は
子供ながらにカッコ良かった
気は優しくて力持ちみたいな・・・
無骨な雰囲気やけど優しい笑顔の
えーおっちゃんばっかりやった
そんな男たちと第一線で一緒に
仕事してるオトンも尊敬した
22歳、学校を出て実家ではないが
材木屋に就職して営業として工務店や
現場を一生懸命走り回った
当時は分譲系の住宅会社が絶好調
工務店も住宅会社や不動産屋の
下請け工事が主流でした・・・
現場で大工さんと打ち合わせしても
「1番安い奴持ってこい」
「そんな仕事したら損する」
「ちょっとでも手間減らさな
給料無くなる」
そんな会話ばっかりで、昔の気は優しくて
力持ちのカッコ良い大工さんは居ませんでした
時代はハウスメーカー、住宅会社が
主流で大工さん、町の工務店が新築を
請負って工事する事が減って行ってた
大工さんは建築屋さんの下で手間賃で
お金を頂く・・・
なんぼでも手間賃くれる訳ないから
当然、極力楽してお金を確保しようとする。
大工さんだって生活あるからしゃーない・・・
ほんで安い材料、簡単な材料を注文する。
見えへんトコにはそんな材料使っていく・・・
それって
えーんかな
????
20代の若造のワイでさえ
そんな気持ちになった・・・
でもそれは時代の流れやねん・・・
大工さんが悪い訳でもないんやけどね。
現場とお客様の距離が
開いてしまった事は大きいと思う
お施主様
↓
ハウスメーカー
↓
下請け工務店
↓
職人
そら現場はお客様わからんから
気合入らへんわな・・・
前に「職人がかわいそう」と書きました
→そん時のブログ
ワイは時代遅れかも知れんけど・・・
職人が
プライド持って
仕事して、
それが
お客様のために
なるんやったら
最高やね!!
そんな思いでやってんねん
職人が手間を省くんやなくて
手間に誇りを持ってもらえるように
もちろんワイも含めてね
そんな家づくりを目指しております
最後まで読んで頂き
ありがとうございました
モデルハウス「ルクール・メゾン」
姫路市亀山1-32-1
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