実力を考えると大健闘
今年の中3組は非常に雰囲気もよく、そしてよく勉強するようになって来ている。まぁ、結果はH組がミス多発で落とさなくていい点を落としているのが問題なのだが、B組はかなり健闘している。
そして何より斑鳩の国語が非常に効果的で、国語が安定して高得点が取れるようになりつつある。まじ、マリアの再来。
正直、今年を入れて後3年間、うちの中3国語は相当に強いです。
後ねぇ、H組はやっぱり全教科9割超えるようでないと。テスト対策の勉強しているわけなのだから。私のようにノー勉ぶっつけ本番でワークそのまま出されて答えられない😅っていうのとは違うんだから。
H組の名誉のために言っておくと、まぁ、実力以上の高校へ行きたいと言っている以上、そりゃそれなりの結果を出せよと言ってるだけの話なんです。
実力考えれば、今回はよく頑張ってきています。
いよいよ模試ラッシュ
7月から、みや模試とぜんけん模試をダブルでやって、基本的にそれを全部解説して力をつけていくのがうちの基本方針。
模試を1年通してやると、3年間の勉強が全てできるように作ってあるので、後はこの「教材」をどう調理するかが教える側の腕の見せ所。
模試解説って、答えが出ればいいんじゃないんですよ。その問題を通して、どれだけのことを学ばせることができるか。話をどこまで広げることができるのか。生徒がどこまで理解をしていて、どこが理解できていないのか。そうやって穴を埋めていく作業を、模試解説を通してうちはやります。
模試を二つやるのは、単純にどちらも一長一短であると同時に、2週復習させるという意味合いもあるんです。
今年のテーマの一つは「頭をつかえ」
先日、本当にわかっていないのにコピー能力に長けているので定期テストは450を超えるという事例を見てしまって、内申点頼りで受験をすると詰むよなぁと改めて思った次第。
これまでも何人かテクニック頼り・内申点頼りで高校に合格した後、完全に落ちこぼれてから来られて、大変な目にあったことが何度もあるので。そして、本当に落ちこぼれてしまうと、立て直しすらできずに赤点をなんとか回避しようが精一杯になってしまうんです。身の丈に合わない高校に進学をすると、本当に人生詰みます。
うちとしてはそういう子は作りたくないので、まずはきちんと本質を理解することを指導のメインに据えています。所詮高校入試なので、ある程度以上の高校に入れば大学受験でひっくり返せばいいので。目先の点数だけを追い求めてナンバーに入っても、東北学院や宮城学院がやっとという落ちこぼれになってしまっては意味がないわけです。
それなら向山とか南から、あるいは二華からきちんと実力をつけて自分の将来あった大学に行った方がはるかに良いわけで。まぁ、国立行きたければ、二華には合格してほしいなぁというのは本音ですけど。
そのためには、目先の答えがあっているか否かよりも、解答プロセスや思考の鍛錬の方がはるかに重要なのであって、点数はそれらが定着した証だと考えています。
そんなわけで頭を使っていない答案が出てくると、私の雷が落ちるという日々が最近続いています。
そして先日の講師会議でも中3の問題点の共有が図れたので、この先、とにかく中3の尻を引っ叩いて鍛えていく予定なんです。
夏休みは三平方の定理も片付けるし、結局他所の夏期講習とほぼ同等レベルの授業料は確保しているので、うちは講習会をやらないんです。