ほら、うち場末のニッチ産業なので
今、高2でボロボロになってからうちに来て、やっぱり高1の春季講習から来ればよかったと後悔している子がいる。
うちの春季講習は正直超格安なので(当社比、他所の無料講習とかは知らない)、そしてあそこで勉強をする癖つけなきゃいけないんだと叩き込むことも目的にしている。
逆に、それが嫌で春季講習出てもうちに残らない子もいるので、それはそれでそれぞれの選択なので仕方がないかなと。
やっぱり、高1からきてくれるのと、高2になってボロボロの状態でこられるのとではかなり差が出るのは事実。
センター試験の時代と違って、ボロボロの高2から立て直して国立大って相当に大変になっている。
宣伝とかもっとすればいいのかもしれないけれども、正直、生徒教える方が忙しいし、宣伝に惹かれた人が来たとしてもうまくいくかもわからないし、ブログ見つけてくれた人に来てもらうのが結局一番うまくいっているので、場末のニッチ産業を目指す立場としてはあんまり有名にはなりたくないという願望があったりする。
お金より時間を優先するべき
何度も言っているけれども、お金払ってしまったからといって◯月までは前のところにいて、そのあとで移籍をしようという考えは絶対にやめた方がいいわけで。
時間はお金では買えないので、その目先のお金を惜しんだ結果貴重な時間を失って事態が悪化するのはまったくもって意味がない。場合によっては、取り返すのにその惜しんだお金以上の費用がかかれば本末転倒甚だしい事態になる。
例えばうちの中3コースは、前期中間が終わったのでこの夏休みの間に中2までの穴を埋めて全期末試験に臨めるようにと考えて動き出している。
夏休みからと考えていると、この1ヶ月でやったことの差は非常に大きいし、今のところ中3コースは7月中には募集を締め切るつもりでいる。その後に来られても、ついて来るのが非常に大変になるので。
高校生もやばいと思えば、今すぐ動くべき
この7月って実はいろいろと時間のある月なので、ここを有効に使えるか否かは夏休み明けにもろに反映される。
高1も今立て直しを図れば挽回をして国立大を目指せるかもしれなくても、前期末、あるいは後期中間が終わってようやく危機感持って動いたのでは、すでに厳しいという展開も十分に考えられる。
一度落ちこぼれると、落ちこぼれた分を取り戻す労力が加速度的に増すので、どんなにやっても間に合わないということにもなる。
さらに諦めグセがついてしまうと、さらに厳しくなる。
そうなる前に動かないと、結局ナンバーに入っても全てを失うということになってしまう。
高校入試を内申点とテクニックだけで乗り切って、その結果落ちこぼれて常に留年の危機や、挙げ句の果てには本当に留年をするという事例をいくつもみてきているので、手遅れになる前に動いて欲しいなぁと切実に思うのである。
正直、赤点対策とか留年回避のためだけに使うお金って、背に腹はかえられないとはいえ完全に死に金なので。
同じお金を使うのならば、意味のあるうちに使って欲しいなぁというのがうちの立場。