体重管理という拘り | 不幸を書こうか幸福を書こうか、それが問題だ
よく、口に関する癖は
口唇欲求が満たされなかったからだ、と言われるけど


私の場合もそれに当てはまると思う。



爪噛み、ガム噛み、口を触る、など。





子供頃によく

あなたが静かな時な
なにかを食べている時か
泥遊びをしている時だ、と母親に言われていた。



私の下には弟が二人いる。
私一人の頃、私に向けられていた愛情は
弟に移ったように感じたはずだ。


泣いてわめいて、悪いことをして
こちらを見てもらうことをせずに

いい子として
褒められる存在として愛情を感じる方を選んだ。


自分の意思や心なんてどうだっていいんだ!

母親が私を見てくれるなら。


そういう感じだったんだろう。



弟が生まれた頃から、写真をみる限り肥満だ。

当然、保育園に入る頃も肥満。



産まれて初めて
同年代の子に

デブデブ、と笑われた。




ファーストインプレッションがデブ。




そのイメージのまま生きてきた。



子供の頃の私を知っている人は


あいつは、デブだ、というイメージしたないだろう。



保育園、小学、中学校が同じメンバー。


中学の時、1回痩せた。



40キロくらいになった。



でも、イメージってあるよね。



デブのイメージなんだ。




なので、これじゃだめだ。まだまだ、だめだ、と痩せたがって



1週間全く食べずー、とかやって、


頭が真っ白になった。

脳が、じゃなく、文字どうり頭。





白髪。



中学生で真っ白。



ホルモンの異常で
毛むくじゃらになった。


クマのように顔に産毛が生えていた。



明らかにホルモン異常だろう。





ある日、何気なく食べたカロリーメイトが

やめられず、気がついたら一箱食べてきっていた。




ケロッグコーンフレークが気がついたら一箱なくなっていた。

一気食いだ。



自分では止められなかった。



そんなことを繰り返し



高校に入る頃には


リバウンド。




60キロくらいかな。




高校は、地元から離れた。






保育園から同じで育ってきたメンバーのいない高校。

私のファーストインプレッションは、やはり、60キロのデブ。




思春期もあり、しばらく痩せ続けた。





50キロくらいかな。この辺はあまり記憶がない。



で、浪人。




ただひたすら勉強をする期間。






気がつけば、80キロオーバー。




で、大学に入学。



当然、初めて会う人たちの私のファーストインプレッションは、80キロオーバーのデブ。



大学1年の頃
ホルモンの病気になる。



食べても食べても痩せる病気だ。



それだけ聞くと、いいような感じだけれど、

いつも手が震えていて、喉が渇いていて


座るとそのまま動けずに電車の中から、ほふく前進で下車する、ということも多々あった。





80キロは45キロくらいになった。






その後、薬の影響で太ったり、痩せたり、



20キロくらいの幅で
自分の意思とは関係なく変動した。



で、何が言いたいかって言うと




偶然なのか



入学など、新しい環境になる時に限っていつだってデブ期だ。





いつだって他人の私へのファーストインプレッションはデブの肥満なのだ。




なので、




今でも、他人が私をデブだと思ってると感じるのは仕方なくないかい?

と思う。


他人が自分をデブだと思ってしまう考えグセの言い訳。




認知の歪み。





わかっているが、


これをひとえに、子供の頃の愛情不足が原因だ!

母親が悪い!



と、今更言っても仕方ないし、思ってもいない。



そういうことを言える年齢は、とっくに過ぎてる。




自分のせい。





なので、

今増えている体重、怖いけれど。



ただのデブにはなりたくなく。



なので



無駄に筋トレする。



歯が砕けるんじゃないかっていうほどの重りを持ち上げて



私は、何になりたいのか。



どうなりたいのか。



でもさー、結局




やる理由を探すより、やらない理由を探すほうがよっぽど楽だ。



やってる理由なんてなくなって



やってる自分ってすごくない?


って思う。



これが、自己肯定感ってやつ?




写真の頃が、手術のあと。少し太ってきたころ。



まだまだ細い。



そこから、10キロ増えました!




これが、他人がなんて言ったって関係ない。



自分が良ければね、ってやつだよね。



うん。



自己肯定感ってやつだ。