病気だらけでも結局幸せなんだろなって思った話 | 不幸を書こうか幸福を書こうか、それが問題だ

今どき、機能不全の家庭なんて、当たり前すぎて病気とは言えないだろうけど

実家って、立派な機能不全家族だと思う。



わがまま放題で
パチンコ、競馬、競艇狂いで暴力男の父と

自分のことは、何一つ決められない母。



子供だって産みたくはなかったけど
それが、女の役目だから仕方なく産んだ、とはっきり言う。

父とも結婚もしたくなかった。


でも、父がしたがったから仕方なくした。


子供は産みたくなかったっだけど、産めって言われたから産んだ。


そう言うけどさ



結局、そうしてるのは自分だから

ほんとは、したかったんだよ、って思っちゃう。



そんな親なので

親よりも子供の方がが大人で、


親の機嫌を伺い、気を使いすぎる性分になっていった。




ありがちな機能不全だと思う。


よく自分もここまで、普通に育ったもんだ、と自分で思ったりしたけど、



まー、普通とは言えないなーって考え直した。



そもそも、

自分がずーっと肥満だと思ってる。


というか

実際太って見える。



認知の歪み、だ。


おそらく、一般的な普通体型だと思う。




溶連菌で手術して、退院して

ガリガリになったとき、

あー、痩せてるって、初めて思った。



そこで見た自分の姿が頭から離れず


戻った体重の体型が恐ろしくデカく見える。


痩せようとすればいいんだろうけど、

もう病気は、本当にこりごりだ。



これでいい。言い聞かせる。



でも本心はいやだ。ブヨブヨで気持ち悪い。

走ると揺れる腹、腕を上げるとたなびく二の腕。




これ、やばいっしょ。




うん。
仕方ない。
ムキムキになろう。




なんか、急にそう決めた。




目的が欲しい。


ということで、
肉体づくりに燃えている。



とはいえ、

いったい、この筋トレをやって
自分はなにになりたいんだ?

って立ち止まりそうになることはある。



でも、ずっと続けていれば、何か変わるんじゃいか、


そこに目的はなくてもいいじゃないか、って思ったりする。



父も母もやりたくない人生を送っていると言う。



私から見たら、自分で選んだ道を間違いなく、想定どうりに進んでいるように見えるけどね。



それを、幸せっていうんじゃないかい?




わたしも、そうだな。


なんのためかわからなくても
自分で選んでやっている。


やりたいことを。




たとえ、どんな病気でも。




これを幸せっていうんだろう。





そう思うことにしている。