ケイトさんの入院当日の朝が来ました。

(予約を取っては逃げ出し・・・を繰り返して三度目の正直でやっと実現😅)

 

これまでとはきっと違う未来が待っているはずで、私たちはそこに向かっていくのだという期待と不安の朝でした。

トーストとバナナだけの軽食だけど、coffeeは心を込めて淹れて☕️。

二人で食べる朝食はやっぱり美味しくて照れ

私は午前中、有給を貰って入院に付き添いました。通勤ラッシュの時間だったので超満員電車滝汗  

でもケイトさんがさり気なく私を誘導してくれているのが嬉しかったです。シラフのケイトさんは本当に優しいニコニコ

 

病院に着いてから入院するまで、結構時間がかかりました。

医師の問診では「途中で退院したくなると思いますが、3カ月間最後までプログラムを頑張ってください」との念押しがあり、ケイトさんは素直に「はい」と答えていました。

その後ソーシャルワーカーとの面接。書類にサインして病棟に向かいます。ケイトさんは健康チェック、私は別の看護師さんから問診を受けました。そこでケイトさんが医療者に言わなかったあれこれも伝えることができて、私は「やっと医療者と共有できた」という思いで安堵していました。

 

その後、不足の物品を買い揃えてから再び病棟へ。(隠れてお酒を持ち込む場合があるため)荷物は全てチェックが入り、ケイトさんへ直接の手渡しはできないとのことで看護師さんへお渡し。ケイトさんと顔を合わせることなく、私はそのまま帰路につきました。

 

 

*コートさんへのメール*

 

 

先程、無事に入院しました。

 

入院前の確認で、「お見舞いに来た方に(アルコールの)病棟などをお伝えしますか? どうしますか?」と書面での確認があったのですが、ケイトさんは「知らせても良い」にチェックを入れていました。

「(従姉妹で看護師の)○○ちゃんが来るかもしれないし」と言っていたので、回復のために頑張ってる姿を見て欲しいという思いもあるのかなと思ったりしました。

 

ここから長い道のりが始まるのですよね。

スリップもあるかもしれないし、再入院もあるかもしれません。

でも、先のことは心配しすぎないで、少し先にある明るい光を目指して行きたいです。

夫が居ない3か月の間に、私も出来る限りのスキルを身に付けたいと思います。

 

では、これから最後の勤務に向かいます。また改めてご連絡致しますね。 蒼いぶらうす

 

*コートさんからの返信*

 

 

よかったです!

とても嬉しいですね。

 

|ここから長い道のりが始まるのですよね。

|スリップもあるかもしれないし、再入院もあるかもしれません。

|でも、先のことは心配しすぎないで、少し先にある明るい光を目指して行きたいです。

|夫が居ない3か月の間に、私も出来る限りのスキルを身に付けたいと思います。

 

仰る通り、楽なことばかりではない道のりですが、一緒に都度考えていきましょう

先のことは心配しすぎず、一歩一歩、ですよね。

もしお役に立てる部分(退院後の継続的なリハビリ・通所など)がございましたら、いつでもご連絡くださいませ。コート

 

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もし興味があれば、ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてくださいね。

専門病院の受診か回復施設の入所かの選択で、迷った私はコートさんからのメールを何度も読み返していました。

その中に「離脱症状があれば病院、なければ施設」という一文に照らし合わせて考えてみると

・離脱症状は見られないが、身体の衰弱がひどい(嘔吐・下痢により食事が摂れていない)

・本人は入院する覚悟で戻ってきた(多分・・)

なので、まずは一旦病院で解毒と3ヶ月間の断酒かなぁと思っていたところにコートさんが思いがけない言葉を。

「入院ってすぐできるのかな」

おー!!びっくり飛び出すハート これはチャンスだ!と思った私は、事前に連絡すれば即入院が可能であることを伝えました。

じゃぁ、(病院に)電話して

・・・出ました、ケイトさんの他力本願。面倒臭いことは私に放り投げる。(なにせ私たちはこの時お互いに共依存だったので)

いやいや、入院するのは私ではないし、あなたは電話できないほどに体力がないわけではない

これまでの私なら入院して欲しい一心で引き受けてしまっていたと思いますが、バウンダリー(境界線)を学んだ今は断る選択をしていました。

 

でも、いざ電話しても自分の状況を適切に伝えられないケイトさん・・・

たまらず「ねぇ、俺に代わって説明してくれない?」と依頼されたので「いいよ」と電話を代わり、明後日の入院が決まりました。本当は病院側からは明日でもよいと言われたのですが、ケイトさんが明後日にしたいと言い、一日延ばしになったのです。

 

翌日、ケイトさんは自分で入院の支度を整えていました。私は少しケイトさんと離れてる方がいいのかもと思い、ハローワークへ。私が帰宅したのは15時頃でした。

帰ると・・・、自転車がありません目。あぁ、やっぱり・・・ショボーンという思い。

と同時に今回もバックレるのでは? もしや泥酔して帰ってくるのでは!?ネガティブ と一気に不安が押し寄せます。ケイトさんの財布には4・5万入っていたから(多分義母からもらってる)、パチンコで全部使ってしまうのか!?ガーン 

様々な思いに支配されてしまった私は、たまらずコートさんに初めて電話をしました。

 

コートさんはCRAFTを基に対応の仕方を教えてくれました

それは「事実と感情を分けて考える」ということでした。

・今日は今日であって、明日になったわけじゃない。入院は明日。今は今日。

・そしてケイトさんは出かけているだけで、飲酒しているかどうかはわからないこと。(無駄に不安にならない)

・仮に飲酒していてもコートさんの自由(責任)であって、明日入院できなくても私のせいじゃない

 

コートさんと話せたことで少し落ち着きを取り戻した私は、コートさんのアドバイスに従って「私は悪くない。私のせいじゃない。」と声に出して自分に言い聞かせました。

 

間もなくケイトさんはお菓子とアイスをたんまり買って帰ってきましたニコニコ

荷物にはパチンコ屋のティッシュも入っていたけど聞きませんでした。(聞きたかったけど、ぐっと我慢)

お酒の臭いはしなかった・・ような。一瞬、缶チューハイ飲んだのかな?と思いましたが、目は座ってなかったから飲んだにしても1本でやめたのでしょう。

二人で鍋を食べてお風呂に入って。相変わらず会話はほとんどありませんが、数ヶ月ぶりに穏やかな時間に私の心も緩んでいるのがわかりました。

ケイトさんは酔っていなければ私は安全でいられるからです。その余裕がCRFTやバウンダリーを意識して活用することを手助けしてくれていました。

 

入院の不安でいっぱいなのだろうな、自分のことでいっぱいなのだと弱々しいケイトさんを見ているだけの私。

ケイトさんは眠り薬を飲んでいましたが、寝付けないようでした。ケイトさんが心の中を占めている不安と闘っているのを感じ、私もなかなか眠りにつけない入院前夜でした。

 

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興味を持ち始めていたCRAFTを学べる場として、コートさんが運営する施設の家族会でも学ぶことができる(しかも無料!爆  笑飛び出すハート)と知り、私はすぐに申し込みをしました。

 

学べることのワクワクした気持ちを抱え、その足でやりたい作業があったのでアパートへ向かいました。夜も遅くなってしまったので、今夜はこのままアパートで寝ようかなと思っていたところに「ガチャ」とドアが開く音が・・・びっくり

ケイトさんが帰って来たのです目 

すごく驚きました。

 

でも彼の身体からはお酒の臭いは勿論、煙草の臭いもしなくて。

そして口数は少ないものの、何より目が穏やかだったのです。

ドギマギしながらも「お帰りなさい」と意識して明るめに声を掛けたけど、反応はなし。

「寒い~!!」「布団敷いて」

そう言うなりケイトさんはトイレに直行し、吐いている様子でした。何度か繰り返した後、布団に潜り込んでいたケイトさんは落ち着いて来たのか今度は「風呂入れて」。

 

お風呂から上がって一息ついたケイトさんは

「あ~、さっきはめちゃくちゃ寒かった」

「ねぇ、寂しかった?」

 

はぁ・・ポーン!?

何? この脈略のなさ。

え? 離婚の話などなかったことになってる!?

訳がわからず私は呆気にとられていました。

しかも!!

ケイトさんは私の荷物がなくなってることに全く気づいてない!!

 

「あれ?なんで俺のパジャマ来てんの?」なんて笑いながら普通に言う・・・(それは、私の荷物は全て避難用のアパートに持って行ってしまったからだよ!と言う勇気はこの時の私にはなく・・ショボーン

結局私は、避難用のアパートのことを告げることができず、なるべく穏便にこの場をやり過ごすということを選択しました。下手にケイトさんを刺激して気持ちを下げるより、普通にしていた方が彼の心が落ち着いて、事態が良い方向に傾く気がしていたからです。

逃げる支度だけはこっそり整えて、飽くまでも日常のように振る舞いました。もちろん、にわか覚えのCRAFTも活用して。

 

ケイトさんの地元の警察署から電話があり、その内容を横で聞いていたら

3か月くらい入院するんで、(なくしたスマホを)受け取りに行けないんですよ。」とケイトさんが話していて。

あー、ケイトさんは入院の覚悟を決めて帰ってきたんだなと思いました。だからお酒も飲んでなかったんだと。私の中で安心感が芽生えていました。

 

その後、ケイトさんはお風呂に入りそのまま床に就き、私も遅れて休んだのですが、何時ごろだったのか、深夜に出かけるのがわかりました。

あぁ、やっぱりお酒が要るんだなと思いましたが、それはケイトさんが決めること。私は境界線を越えないことを意識して寝たふりをしていました。

ケイトさんはコンビニで買って来たお弁当とポカリのようなものを食べている様子だったので、「お腹空いたの?」と聞くと「うん。でもこれ以上食べると吐くからもう要らない。食べる?食べていいよ」と、少しつまんだ程度で殆どを残していました。

 

翌日。

共依存症の症状だとわかっていても、私はやっぱりケイトさんの動向が気になり、避難用のアパートには戻らずにケイトさんと一緒にいることを決めていました。

午後になってケイトさんに「買い物に行かなくていいの?」と聞かれたので「何か食べられそう?何か食べたいのある?」と聞いても答えは帰って来ず反応なし。

でもこの日ケイトさんは身支度を整え買い物に行き、鍋を作ってくれたのです。

(調理人である)ケイトさんが作る鍋は変わらず絶品で、あまり食べないケイトさんに対して私はモリモリ食べていました。

そして私は鍋を食べながらあることを考え、迷っていました。

 

*コートさんへのメール*

 

 

取り急ぎお伝えしたいことがありまして、メールしました。

 

昨夜 突然、夫が戻って来ました。

詳細は割愛しますが、今のところ飲酒はしておらず、眼も穏やかであり、私の身の安全は大丈夫です。

年末に救急車で運ばれてから体調がおかしくなり、お酒が飲めなくなったと言っており、本当にお酒の匂いがしませんでした。食欲も低下しており、よく吐いてしまうと言っています。

これはCRAFTで言うところの「治療を勧めるチャンス」ですよね?

 

単刀直入にお伺いします。

専門病院での治療を勧めるのか良いでしょうか。それともケイトさんの施設への相談を勧めるのが良いでしょうか。

判断に迷いましたので、ご意見伺いたくメールしました。  蒼いぶらうす

 

*コートさんからの返信*

 

よかったです!

まさに、治療をすすめるチャンス、です。

その際、(改めていう必要ないかもしれませんが)「行きなよ」という感じではなく「すごく心配だから、行ってもらえると嬉しい」という、自分を主語にした言い方にするととても良いです。

 

>>専門院での治療を勧めるのが良いでしょうか。

>>それともケイトさんの施設への相談を勧めるのが良いでしょうか。

 

ご主人は、離脱症状(幻聴幻覚、手の震えなど)は出ていますか?

もし離脱症状があるなら専門病院が良いと思いますが、離脱症状がないのであれば断酒を継続的に辞めていく段階だと思いますので、施設への相談を勧めてもらえると、ご主人にとってよいかと思いました。   コート

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もし興味があれば、ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてくださいね。

 

前回のコートさんからの質問「境界線を越えない自信があるかどうか」の問いについて考えました。

 

私は、「ないな・・」と思いました。

でも淋しさを紛らわしたいが故に「いや、大丈夫なんじゃない?」ともう1人の自分の声があったのもまた事実で。

 

その後、身体がリラックスしているときにゆっくり考えてみました。

私はまだアルコール依存症と共依存症を知ったばかり。それも少しの知識を得ただけで、夫に対して実際に対処しているわけでもない。

また、もしケイトさんと連絡を取り合ったとして、再び暴言を吐かれたら恐らく私の心はまた大きなダメージを受けるだろうし、そしてその時の準備がまだできていません

 

ここで一つの気づきがありました。

私は、自分に都合の良い反応だけをケイトさんに求めていたのです。ケイトさんはそんなことができる状態ではないのに

 

だから、私の準備が整うまで連絡は取り合わない方が良いなと判断しました。

コートさんからのアドバイスがなければ、私は淋しさに負けて自ら連絡し、きっとまた傷ついていたと思います。

 

そして、コートさんからのもう一つの問い。

寂しいという負の感情をどうするか。」

 

考えた末、寂しさに支配されそうになったら「克服した私達」の姿を想像してみよう!と思いました。未来はこんな夫婦になっている…という楽しいことのイメージを持つこと。

それにフルタイムの仕事を始めたら、ケイトさんのことを考える時間は自然と減っていくかもしれないし・・。

 

私は気づきの報告と新しい知識を求めてコートさんにメールしました。

実はこの頃、私はCRFTというものに関心を寄せていたのです。

CRAFTは、飲酒問題や薬物問題に悩む家族のためにアメリカで開発されたプログラム。対立を招かずに、治療を勧める方法を学んでいきます。アメリカでは、このプログラムを受けた家族の場合、70%前後が治療を開始したという研究結果が出ています。

CRAFTは「Community Reinforcement And Family Training」(コミュニティ強化法と家族トレーニング)の略称です。ここで言う「コミュニティ」とは、本人を取り巻く環境のこと。つまり治療を受け入れやすい環境を作ることによって、自ら治療を選んでもらうのです。大きなポイントはコミュニケーションを変えることですが、それだけではなく、CRAFTでは家族自身が今より楽になれることも目指していきます。  (引用:「アルコール依存症ナビ」

 

 

 

*コートさんへのメール*

 

最近、CRAFTというのを知りました。色々調べてみて、夫への対応だけではなく、様々な場面で応用できるスキルなのではないかと思いました。

そこで、私もCRAFTを学んでみたいのですが、調べましたらセミナーなどは有料で、今の私にはとても払える金額ではありません…。

CRAFTは図書などで勉強する以外に手段はないのでしょうか?

CRAFTのスキルを身につけるには1人ではなく、練習が必要とのことでしたし、CRAFTについてご存知でしたら教えていただけないでしょうか。

またCRAFTだけでなく、他におすすめのものがありましたら、併せてご紹介いただきたいです。 蒼いぶらうす

 

*コートさんからの返信*

 

的確な自己分析されていて、とっても素敵です。

 

|そして、寂しいという負の感情をどうするか、ですが。

|寂しさに支配されそうになったら、「克服した私達」の姿を想像することにしました。

こちらもとてもいいと思います!

お互いにとって望ましい未来を想像することは、何よりも強い原動力になると思います。

 

 |CRAFTについてご存知でしたら教えていただけないでしょうか。

  |またCRAFTだけでなく、他におすすめのものがありましたら、併せてご紹介いただきたいです。

 

CRAFT、まさに仰るとおり、様々な場面で、応用できるスキルだと思います。

勉強する機会として、まさに僕の施設では家族会を通じて、定期的に勉強していく機会を設けております。もし通える範囲でしたら、ぜひご参加ください。 コート

相変わらずケイトさんからの連絡はなく、私はパートの退職の日が近づいてきていました。

ケイトさんのいない安心感と寂しさが混在していましたが、そん中でもコートさんからのメールを何度も読み返して自分の心を見つめるという作業をし始めていました。

 

*コートさんへのメール*

 

コートさん、いつも励ましのお言葉をありがとうございます。

 

やっと…ですが、自分自身のことを見つめるという作業を、日々少しずつ行えるようになってきました。

そのなかで、将来 どういう自分になっていたいか、自分の願いは何なのかも見えてきました。

すると、今までの私は夫の嫌なことばかりに目が行き、夫の良い面が見えなくなっていたということに気がつきました。

夫の嫌なこと…それは勿論 お酒です。楽しく飲めず、飲めばとことんまで飲み、聞かされるのは恨み言ばかり。そして数々の失態と暴言。

あの時、私が正しい対処の仕方を知っていたなら、違う道に進んでいたかもしれませんね。でも、私は当時は分からなかったし、日々目の前のことにしか目が向いていませんでした。だから夫のことも見えなくなったのだと思います。

 

以前 コートさんからのメールに『境界線を引きつつ、治療を促すために声掛けをする』とありました。

毎日のように着信があった電話も、もう1週間以上連絡がありません。

私が冷たく突き放したからなのか、戻っても暮らしていけないと思って実家に身を寄せたままなのか、体調が悪くて動けないのか…   理由はわかりませんが、正直、とても気になっています。

夫は所謂『底つき』の状態を待っている状態なのでしょうか。だとしたら、私から連絡はしない方が良いのでしょうか?

 

看護師をしている夫の従姉妹からは「連絡を絶ってください。」と言われています。

その通りに夫からの電話にも応じませんでした。

でも、コートさんのメールには、あまり急に冷たくすると驚くかもしれないので、柔らかいコミュニケーションが必要、とありました。

もし、私が夫と逆の立場だったとすると、確かにそうかもしれないと思います。

一方で、底つきまで行かないと治療には向かわない底つきを迎えるには共依存者は不要…という考え方もわかります。

私は夫と全く連絡を取らない方が良いのでしょうか?

それとも日常会話的なこと、例えば「元気にしている?」などのたわいもないことをLINEすることは良いのでしょうか。

 

どちらが夫にとってより良いのか、ご意見を伺いたくメールしました。

(後者は、私の淋しさの表れでもあります。ただ単に夫と繋がって居たいという…。共依存ですね。連絡を取り合えば私の寂しさは確かに紛れますが、私の真の願いは夫がお酒や自分と向き合ってくれることです。それを考えたときに、今、私が夫を突き離すことが夫のためになるのか、それとも夫に連絡を取ることで夫の心に多少なりとも灯りが灯るのか、わからなくなりました。共依存症であるがゆえに、混乱してしまっているだけなのかもしれませんが…。)

コートさんのご意見をお聞かせいただけると幸いです。 蒼いぶらうす

 

*コートさんからのメール*

 

 

着実に前進されていますね、嬉しいです。

前回と同様、今回も「絶対の正解はない」という前提で、一緒に考えていきましょう。

 

①|夫は所謂『底つき』の状態を待っている状態なのでしょうか。だとしたら、私から連絡はしない方が良いのでしょうか?

 

ご主人は、底付きを待っている状態なのかもしれません。(正確なところはご主人しかわかりません)

ただ、底付きか否かに限らず、一概に「絶対に連絡してはいけない」というものでもありません。

大事なのは、ご主人に、「自分を心から心配してくれている人がいる」という実感を持ってもらうこと、です。

それがあれば、最終的に、依存症者は回復につながります

 

②|以前にお伝えしたように、看護師をしている夫の従姉妹からは「連絡を絶ってください。」と言われています。

こちらに関しても、一概に「何があっても連絡はしてはいけない」というものではないと思います。

ただ、共依存状態にある場合は、軽々と境界線を超えてしまう可能性が高いので、それを防ぐために、「連絡を絶って」と仰っているのかと思います。

 

③|私は夫と全く連絡を取らない方が良いのでしょうか?

回答する前に。

まず、ご自身を冷静に見られている点、素敵だと思います。

なかなか自分のことは目を背けたくなるものですが、そこから逃げずに向き合われていて、とても素敵です。

安全策で言えば、連絡を取らない方が良いです。

※安全策というのは、ぶらうすさんが自信がない(共依存状態のため、ご主人との境界線を超えて接してしまうかもしれないと思っている)場合、連絡を取らずに見守り続けるほうが、最終的にご主人が自分の病気を向き合うタイミングが早まるかもしれません。

ただ、ぶらうすさんが境界線を超えない自信がある場合は、「元気にしている?なにかできることがあればいってね。」という優しい声かけをしてみてもいいかもしれません。

「気遣ってくれる人がいる」という実感は、ご主人の回復にとても寄与するはずです。

 

また一方で、ぶらうすさん自身の「淋しい」という気持ちにもやはり目を向けなければいけません

ご自身の「淋しい・辛い・悲しい・イライラする」といった負の感情は、放っておくと宜しくない結果を招いてしまいます

 

一緒に考えていきたいのですが、その「淋しい」という感情は、ご主人以外で、なにか別の方法で埋められないでしょうか?

(無理のない範囲で、ちょっと考えてみてください。もし難しければ私も一緒に考えて、提案していきます)

 

|連絡を取り合えば私の寂しさは確かに紛れますが、私の真の願いは夫がお酒や自分と向き合ってくれることです。

こちらのぶらうすさんの気付きが改めて、非常に貴重なものです。

ぶらうすさんの真の願いと、今この瞬間の気持(淋しい、という気持ち)への対処、両睨みで対応していきましょう。

 

まとめると、今回の件は、【 ぶらうすさんが、共依存の境界線を超えない自信があるか否か 】によって、対応が決まってきます。

気持ちが落ち着いているときに考えてみてください。

それでも、よくわからない場合は遠慮なくご連絡ください。 コート

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