最近ハプニング続きの在宅医療の仕事
立て続けに救急車で患者さんを搬送したり、末期癌の患者さんのあれこれで毎回“東奔西走”しています💨
勤め始めてもうすぐ2ヶ月。ここへ来て急にハプニングに見舞われるのは“慣れ始めの云々”で、全然あり得ること。
出来事をしっかりと味わって自分自身の体験にしているせいか、ちゃ〜んと1つ1つ『足跡』として残しているような気がします。
なのでハプニングと言えどハプニングじゃなくて、知らなかったことを知ったり、分からなかったことが分かるのが何より嬉しい☺️
そして、休みの日でもふと患者さんのことが脳裏に浮かんで来ることがあります。
「今日は少しラクに過ごせてるかな?そうだといいな。」と、誰かを思えることがまた嬉しい☺️
かつて、内視鏡のバイトをしていたある病院で、「腕がいいから」と難しい腸の患者さんを沢山担当しました。
そのこと自体は全然イヤじゃなくて、むしろ楽しかった。
腸と語らいながら大腸の終点の盲腸まで辿り着くプロセスや、「こんなに痛くない検査は初めて❗️」と患者さんに喜んで貰えるのが嬉しかったから。
そんなふうに自分が出来ることで喜んで貰える仕事をしながら、その病院でバイトし続けていくんだろうなと思ってた。
ところがある日、「難しい症例は、あの先生にやらせとけばいいんだよ。どうせ自分たちは無理なんだし」と話す若手Dr達の話し声を耳にして、ハッと気づきました。「私がここにいる限り、若手の先生達は本気で上手くなろうとしないんだな」と。
自分の気持ちがプツンと切れたと同時に、あれよあれよという間に縁がなくなって辞めてしまいましたが、その後何度か風の便りで、「あの先生の検査をもう一度受けたかった」と言って下さる患者さんが後を絶たなかったと聞きました。
内視鏡検査という一期一会の仕事の中で、検査に携わっている短い時間に「どうかこの方が元気で、幸せな人生を送れますように✨」と願う気持ちは、ちゃんと患者さんに伝わっていたんだなと。
内視鏡を握り続けて、私が辿り着いた境地は『願い』だったんだなと✨
先日音読した大日月地神示(後巻)の中に、このような言葉がありました。
「愛するもの増えれば、真の喜びでありますぞ。ゆえに、ひとつでも多く愛するもの心に生むのぞ。人の真の生き方でありますぞ。」と。
昨夜のこと。
鎌倉で蛍が出る地域に暮らす友人宅に、蛍を見がてら遊びに行きました。
その家には推定18歳の柴犬がいますが、足腰弱って身体を斜めにヨタヨタしながらも、グルグル延々と歩き続けるワンコと、その子を見守る彼女の優しい眼差しはずっと前から変わることがありません。
今まで何度かそのワンコに会って来たけれど、昨日初めて気づいたことがありました
それは、「見かけはヨボヨボしてるけど、気持ちはしっかりしてるのよ💪 私はまだまだ生きるわよ」という強い意志でした。
おむつを替えたりマメにお世話する友人の深〜い愛情を真っ直ぐに受け止め、2人(いや、1人と1匹)はガチで対等なんだなと。
「愛するもの増えれば、真の喜びでありますぞ」そのまんまの彼女の心境をワンコは感じ取って、この関係性は出来上がっているんだなと。
いや〜、ワンコから学ばせてもらった
そして蛍も綺麗だった🤩
人は誰かや何かのお世話をするのが喜びであったり、「幸せになってほしい」と願う本能が、生まれながらに備わっているんだと思う。
なのでその本能が満たされるとすごく嬉しいし、もっと多くの人を幸せにしたいと望むんじゃないかなと。
私にとって「より多くの人と関わりたい」ために飛び込んだ在宅医療の世界で得た答えは、巡り巡って自分の幸せに繋がっていたことに気づいた『今』なのでした。
開催告知
いよいよ今月になりました❣️
『いのちを守る、考える』のテーマでの『LAST HOPE』上映会とお話し会🍀
お話し会で有名な“コバヤン先生”とのダブルお話し会です。
各地でデモが行われ、真実が明らかになりつつある現在、誰にとっても必要なのは『己の立て直し』。
私は『新地球時代に向けて実践していること』をテーマにお話しします。
ぜひ沢山の方に聞いて頂きたい内容です。
会場で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています🤗