時空を超えた仕事 | 新地球時代を生きよう!Dr.恭子の元気が出るブログ

新地球時代を生きよう!Dr.恭子の元気が出るブログ

スキルス胃癌で胃を全摘後も大好きな内視鏡を握っている内視鏡医です。
南米ボリビア に子連れ赴任、フランスで料理修業、現在は神人さん講演会で真実を学びながら、毎日を明るく元気に生きていく秘訣をブログで書いています。

先月から週2日、在宅医療の仕事をしています。


大体は月に2度、具合の悪い方は頻回にご自宅や入所先の施設を訪れて診察をし、その時々の状態に見合った対応をするのが主な仕事で、私にとってのホーム(病院)からアウェイ(患者さんのお家)に出向いて、その方のバックグラウンドを丸ごと感じ取りながら診察をしたりお話を聞きます。


在宅の仕事の日は4時半に起きて、自分と家族のお弁当作り。


8時に職場に着いて、9時からスタッフさんと一緒に三浦半島一帯を夕方までぐるぐる回るため、昼ご飯はコンビニの駐車場でささっと済ませます。



車の中でランチタイム🍙 


1日に10軒余りのお宅を回って夕方職場に戻るのは17時過ぎ…。

休憩時間がほとんどないお仕事事情を内視鏡スタッフに話したら、「それは相当ブラックですねードクロ」とあっさり言われてしまいました。笑


ところが。


現実的にはほぼほぼノンストップで朝から夕方まで仕事しているのですが、患者さんの『ホーム』に伺うことはその人の人生に飛び込んでいくようなもので、どんな家に住んで、どんな家族がいらっしゃって、どんな暮らしをされているのかといったバックグラウンドをその場で丸ごと体感させてもらうことでもあります。


それはまるで長編映画を観ているみたいに、時空を超えてその人の人生を垣間見せてもらっているような、想像を遥かに超えた面白さで一杯で、仮に1日に10人の患者さんに出会うとすると、10本の長編映画を観せてもらっている壮大なスケール✨


何たる贅沢‼️


時空を超えた旅をしているようで、疲れを忘れて恍惚としながら帰途についています。


実は。


時空を超えた仕事、実は他にもしていたことに気がつきましたひらめき電球


それは、私の本職である大腸の内視鏡検査です。


私の特質に『腸の気持ちがわかる』ことがあって、肛門から内視鏡のスコープを入れた後は腸が道案内してくれて、ゴールの盲腸まで挿入していきます。


腸の長さやお腹の中での収まり具合は千差万別で、さらにお腹の手術をされたりひどい炎症を起こされたことのある方は癒着があったりするので、患者さんにとって苦痛が少なく内視鏡カメラを進めていくかが内視鏡医の腕の見せどころでもあります。


私が20代で内視鏡を握り始めた頃から「筋が良い」と褒めて頂くことが多く、それは当初から腸の気持ちが分かって、腸とテレパシーで対話して来たからです。

「こっちに曲がって、ここで患者さんの体位を変えて…」と言った具合に、腸が進み方を教えてくれるので、その通りに進めているだけのことでした。


かつて内視鏡の勉強会で、難易度の高い症例に対して「この場合はどう挿入する?」と質問された時、「腸に聞けばいい。ちゃんと道順を教えてくれますよ。」と答えたら、会場はシラ〜っと…😅


その時に初めて、他の先生たちは腸の声が聞こえていないことに気づきました。


その後外務省に入って海外に出たり、胃癌になって療養して内視鏡をご無沙汰して、7年ぶりに大腸内視鏡を握った時にも、変わらず腸の声が聞こえて来ました。


わずか10分前後の内視鏡検査の間、その人の歴史が詰まっている『腸』が時空を超えたシルクロードのように見えてきて、今も昔もずっと自分が腸の中に居続けていたような懐かしい感覚があります。


検査が終わると同時に、急に現実に引き戻された寂しさが出て来るので、太古の時代、私は腸内細菌だったんじゃないかと密かに思っています。笑


先日。


在宅医療の職場の先生方とみんなで晩ご飯を食べに行きました。


その時に、「在宅医療は時空を超える仕事だ」と話したら、他の先生方も同意の嵐拍手

「先生、この仕事向いてるんだよ❣️」と言って頂きましたが、うん、向いてるかもしれないラブラブ


「自分にとって喜びになることで人に喜んで頂けることが仕事ならば、それはとても幸せなことです」と神人さんの講演会で何度も聞いていますが、それに加えて時空を超えていろんな方の人生を垣間見せて頂けるのだから、人好きの私にとってこれ以上の喜びはないかもしれません💕


もちろん良い場面ばかりではなく、その人や家族の因果を見せられ、ぐっと考えさせられることもありますが、そんな時には「だって人間だもの」という相田みつおさんの言葉が浮かんで来るし、自分自身がいいエネルギーを放ってい続けることしか他に出来ることはないんじゃないかと本気で思ったりもします✨


もしかしたら…。


来世、来来世生まれ変わった時には、地球は完全に無害化されて、人は健康でいるのが当たり前になっているかもしれない。

薬はなくなり、自然治癒力だけで健康を維持できる世界じゃないかなと。


だとしたら、今この時代のこの時だからこそ、出来ること伝えられることをやっていく‼️


時空を超える仕事は、未来への種まきの仕事なのかもしれません🌿



我が家の紫陽花が満開に🤗



   あじさいあじさいあじさいあじさいあじさい  お知らせ  あじさいあじさいあじさいあじさいあじさい


映画『ラストホープ』上映会とコバヤン先生&私のお話し会のご案内


6/30(日)に大田区産業プラザPIOで、『いのちを守る、考える』のテーマで上映会とお話し会を開催します。


お話し会で有名なコバヤン先生とのコラボに少々緊張しておりますが、着々と準備を進めております🍀


私は、『コロナ禍をきっかけに真実に気づいた経緯と、新地球時代に向けて具体的に実践していること』についてお話しします。


ぜひお越し下さい🤗