【4】より続く。
9時18分。ついにその姿を捉えた。
ああ、ついにその実在をこの目で確認できた瞬間だった。ビシビシ感じていた謎の高揚感、クライマックス(笑)。
素掘り隧道から39分、進軍開始からは1時間47分が経過していた。逆に言えば、この程度歩けば誰でも来れるんだよ。なのに情報皆無とか。
そうそう。この隧道の存在に半信半疑だったわたくしにビンタするがごとく確信させてくれたのが、(これ三度目のリンクとなるが)この記事公開から4年3ヶ月の2021年11月にいただいた、tellさんからのこのコメント。
この前ちょっとした用事で行って参りました
もう行かれてるかもしれませんが、2つ目の隧道確認しました
コンクリポータルの素掘りでした
さすがtellさん、おそらく白川発電所関連の壮大な「ちょっとした用事」だと思うが、これは完全なる確定情報。ついに、その姿を見たという証言を得た!
まさにその情報どおりの、
コンクリポータル!ついにこの場所へ至ることができた!うわ~嬉しい!
4年10ヶ月ごしですがtellさん、改めてありがとうございました!久々にどっか行きましょう!
そして、初めて全貌を捉えたこの写真が、とってもお気に入り。
山深さを感じさせる空気感と、絶妙なくたびれ具合の道。そしてそこに在る、控えめな隧道。同好の士には伝わると信じてる。
接近だけで何枚写真使うのよ、って感じだが、
なにしろ、これまでまったく情報のなかった本邦初公開、「幻の隧道」なんだから、このくらい勿体ぶってもいいと思うんだよ。いいよね?(誰に聞いとんねん
そして正対!
まさに、コンクリポータルの素掘り隧道。それ以上でも以下でもない。
特別なことは何もないが、それでいい。むしろ、確認済みだった「下の隧道」のような完全素掘りでなくてコンクリポータル、っていうのが、時代を追って延伸された感があって、実にイイ。
ただ残念ながら、(ほのかに期待していた)扁額や銘板の類いは一切なかった。よって、来歴は一切不明なんだけれども。
おそらくはネット初物件なんだから、個人的に命名(仮称)させてもらおう。
ここはやっぱり、「白川又2号隧道」ですか。それがしっくりくるよね。
コンクリポータルには、謎の書き込み。
これ、いわゆる健全度点検の書き込みではなさそうな気が。「1m、2m…」って意味だろうか?
洞内素掘り部分にも、
書き込みがあちこちに。
内容がどうであれ、そのマボロシぶりとはうらはらに、しっかりと管理されていることが伺えた。
振り返りの、鉄板の構図。
さらに、
わたくしの大好きな、斜め射しこみパターン。めっちゃイイ~。
そして向き直って、
奥地側の鉄板の構図。これまた美しい~。
そしてこの写真。めっちゃ気に入ってる。
誰か共感していただけます?ただ、現場はこの5倍はイイ感じだったと言いたい。
あまりにもいい雰囲気だったので、隧道の写真は後にして、もう少し進んでみた。
「本来の道路利用者」たちも、そう高い頻度では入ってきてなさそう。
…ん?なにかある。
ちょっと動機が早まりながらズームしてみたら…
うおっ!
【6】に続く。














