【2】より続く。
洞内を抜け、西側坑口に到達。
素晴らしい鉄板の構図ですなあ~。
さて、こちらも同様にネットで封鎖されているようだが、
うーーん?
…。
はい~、
出られました~。
現地到着前には拝めるとは思っていなかった、旧隧道の西側ポータル。嬉しい!のっぺりとはしてるけど、状態めっちゃ良くない?こんなにビジュアルの整った廃隧道ってまあ見ないぞ。
特にこれ!
この扁額あたりとか、ここ数年に竣工したんですか?くらい美麗だ(大げさ?)。
「判読しやすい廃隧道の扁額ランキング」暫定一位だわこれ。ちょっとした奇跡?
そしてこれまた、
踏めるとは思ってなかった西側旧道。
時間が惜しいからちょっとだけだけど、
最初のカーブ手前まで進んでみた。入口で封鎖さえされてなければ、もしかしたらここまで車で来れたかもしれないな。
振り返って引きで見る西側ポータル。
向かって右側、立派な流水工があったんだな。
そしてわたくし、気づいてしまった。
左の斜面上に、平場があることに。状況的に、旧々道では!?
さっそく登りながら、
この角度からポータルを一枚。
ここらへん、厚く堆積した落ち葉で滑りやすく、地味に危険だったな~。何しろ隧道脇の擁壁、スパッと切れ落ちてるし、滑ったら路盤までドスンだ。
で、登ってみたらば…
完全廃道ながら、明らかに道。やはり旧々道か。
正面に開けたV字地形、あそこが峠なんだろうか…って地理院地図をよく見たら、あそこにr103が通ってるんだ。やっぱあそこが峠ですな。
この後にr103を走ったんだが、なぜかあの場所にあった峠の素晴らしい切り通しを写真に収めてなかった。なのでストビューからその景を拝借して…
素晴らしかろ?これ~。なんで写真撮らんかった?寝とったんかワシ?(笑)
さて旧々道(たぶん)、
今度は西側を。こちらはより鮮明に「道」の姿をしていた。いうまでもなく、左下に見えてるのが旧道。
興味は非常~にあったんだが、
今日が遠征の最終日、まだまだ行きたい場所がたくさん残ってたので、雰囲気だけ味わって撤収。
これ、なんだろう?
なにかを載せる台?ごく簡単なものなので、最近誰かが設置したのか?謎。
旧道との絡みがどうなっていたのか…
いつかまた、来たいな。
戻りの時も、
ここらへん、滑落注意。
さて、次回最終回は、
隧道の様子の補足と、オプションを。
【4】に続く。